ドラマ【刑事コロンボ第六話 二枚のドガの絵】
これはコロンボ警部ベスト20の第二位に位置する名作。
今回のはめ方は、スマートだった。
犯人、焦りすぎ。
充分な計画を練っているようで、しだいにその場その場での思いつきで行動していく。
最初から元妻に嫌疑をかけさすつもりなら、部屋をあんなに無茶苦茶に荒らすのは不自然。
容疑者の一人が女性だと聞いてからの思いつきだ。
一番の誤算は、コロンボの上司はコロンボを信頼していて、圧力をかけても屈しないこと。
これが、今読んでいる堂場瞬一の岩村シリーズとの大きな違いだ。
遺言状で執事が年金を貰うが、その額が少ないのではと息子が言う。
1ドル360円で計算すると、日本円で72万円ほどか。たしかに少ないが、当時の物価との兼ね合いはどうだったろう?
二番目の被害者の声優さんが、杉山加寿子さんだった。
「アルプスの少女ハイジ」のハイジを吹き替えていた方。
この頃からしばらくして、娘は再放送のたびに観ていた。
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