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2020.06.30

「銭形平次」と、6月の検索語

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「銭形平次」は、ラジオ放送で知った。冒頭、出演者が自身の声で配役を名乗る。
銭形平次は滝沢修、女房お静は市川水仙で、後に改名して市川紅梅となった。八五郎は誰だったか?

また、大川橋蔵でテレビ放映され、永く人気番組だった。

「メモ帳」が保存できなくなって焦る(15.04.02)

マクベイン【キングの身代金】(07.09.10)

夏目漱石と新語・造語(09.07.31)
東海林明【高校生活100のアドバイス】(17.07.24)
車谷長吉【人生の救い】(13.08.13)

西村京太郎【寝台特急あかつき殺人事件】(17.11.23)
長尾幹也さんの歌(04.08.02)
変しい変しい……(08.12.13)

大原照子【55㎡の暮らし替え】(06.05.10)
重松清【小学五年生】(17.09.13)
笑わない数学者 ビリヤード解答(05.08.24)

北海道 星の和名 鼓(つづみ)星(17.03.07)
大沢在昌【ザ・ジョーカー】(05.08.07)久原本家の段ボール箱(17.12.03)
連城三紀彦【恋文・私の叔父さん】(12.02.12)

ひらパー再開と、5月の検索語(20.05.31)

 

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2020.06.29

野村胡堂【流行作家の死】

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全集に入っている中の一つらしい。

野村胡堂と言えば、銭形平次。時代物作家だとばかり思っていたが、現代物(?)もあったんだ。
とは言っても、明治時代の話かな?

探偵役は、新聞記者。古橋信孝【ミステリーで読む戦後史】(20.06.24)によると、刑事も探偵と呼ばれていたようだが。

編集部長と、フットワークの軽い記者が、被害者の周りをあれこれ探って真相を突き止める。
密室と見えた場所も、なるほど鍵があれば容易に入れるわけで、動機はちょっと同情できる。

書き方は、遠い昔に呼んだ「銭形平次」ものと同じ、丁寧なものだ。

「銭形平次」の原作は、本書と同じように丁寧な敬体で書かれていたっけ。これは母の雑誌で読んだのだったか?

 

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2020.06.28

iPhoneアプリ【接触確認アプリ】

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厚生労働省の「接触確認アプリ」を入れてみた。

登録すると、↑の左のような画面が現れる。

金曜・土曜と病院へ行ったので、気になって確認。

一番上の「陽性者との接触を確認する(14日間)」というのをクリックすると、 ↑右 のような画面になる。
ま、それで「やれやれ」となるのだ。

この最初の起動画面だが、使い始めてからではなく、使った日から遡って14日間分を検索(?)してくれるようだ。

出かけた時は、必ずチェックしよう!

 

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2020.06.27

谷崎潤一郎【陰翳礼讃】

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著者:谷崎潤一郎
価格:524円(中公文庫)
カテゴリ:一般
発行年月:1995.9
出版社: 中央公論社
レーベル: 中公文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-12-202413-7

日本の美学の底には「暗がり」と「翳り」がある−。日本人の暮らしの美学について、さまざまな方向から論究したもの。

これは昭和の初め頃だろうか?

障子紙越しの光のやわらかさ。長い庇を通ってくる風を受ける縁側。ちょっと暗いトイレ、いや厠。
土間の台所。

本書が書かれた頃は、まだ完全には洋風化していない住居が多く、それらが喪われていくのを嘆くような記述も見える。

そう言えば子どもの頃の家は、京都のも大阪に越してからも、トイレが住居部分から言えば外にあったな。わざわざ外へ行くのではなく(母の実家の郡上の家はそうだったが)、縁側から廊下伝いに行く。
手水があって、水は吊した容れ物(なんと言ったっけ?)に入っていた。

この廊下部分が、一人遊びに格好の場所だった。

しかし、それなりに便利さと明るさに慣れた今、たまに行ったお寺のたたずまいはいいなと思うけど、住まいとしてはもう戻れない。

 

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2020.06.26

御朱印ならぬ「鉄印」

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御朱印ならぬ「鉄印」 40鉄道集めてマイスターカード

「読売旅行」が提案したのか、40社ある第三セクターのどこかが言い出したのか?
この40社の鉄道に乗って、指定された駅で御朱印帳じゃない「鉄印帳」にスタンプを押して貰おうという企画。

40全部、廻ってみたいな。

 

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2020.06.25

古橋信孝【ミステリーで読む戦後史】

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著者:古橋信孝
価格:1,034円
カテゴリ:一般
発売日:2019/01/17
出版社: 平凡社
レーベル: 平凡社新書
利用対象:一般
ISBN:978-4-582-85901-0

敗戦後の復興と公害問題、安保闘争、少年犯罪など、日本が時代ごとに抱えていた社会問題を、ミステリーを通じて浮き彫りにしていく。【本の内容】

確かにネタバレ満載だが、読んだ本はそれによって思い出すことが出来るし、未読本は「あーそういう本なんだ」と思える。この紹介で読んでみたいと思った時には、多分きれいさっぱり忘れているから、大丈夫だ(苦笑)。

戦前の探偵小説時代の本。あまりなじみのものはないなぁ。

戦後色々なものが創作されるようになって、時代を背景に紹介されていく。

中で【大誘拐】が面白かった。
これは映画だったかドラマだったかで見て、北林谷江さんと緒形拳さんがよかった。
その後、本で読んだのだった。そのあと天童真ものは幾つか読んでいる。

そのあとしばらくは、ネタバレ満載というかほぼストーリーをダラダラ語るものが続く。少々うんざりな面もある。

著者が気に入っている本とそうでないのが、何となく解るような気もするが。

結局、読んだものは(詳細は忘れていても)何となく思い出し、読んでない本にはあまり興味を惹かれるものはなかったかな。

 

 

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2020.06.24

ドラマ【刑事コロンボ 第十二話 アリバイのダイヤル】

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犯人役は「指輪の爪あと」と同じ方だというが、凄みは増している。悪党ずれしてきた??

コロンボが、何度も何度も録音を聞いても解らない。
何かあるはずなのにということだが、「ない」というのも非常に重要なのだった。

 

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2020.06.23

iPhoneアプリ【NHK日本語アクセント新辞典】

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いつの間にか、アプリが出ていた。
しかし高い。5,500円もした。セールがあったらしいのだが、まったく気づいていなかった。

記号の打ち方も、これまでとはまったく違うやり方を取っている。

 

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2020.06.22

ドラマ【刑事コロンボ 第十一話 悪の温室】

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寝室から温室へ直接行けるのって、素敵だな。ま、「悪」を企んだ温室だけど。

今回の犯人役は、【指輪の爪痕】で被害者の夫を演じていた方。
あの時は感じのいい方だと思ったのだが、今回は目つきがよくない(笑)。


そして、声が臼井正明さん。ラジオの「君の名は」で後宮春樹を演じた方ですよ。共演した七尾伶子さんのおつれあいでもあります。

被害者トニーは、何とも頼りない。
その妻キャシーは犯人に陥れられかけるのだけど、こちらはしっかりした女性だ。

蘭は素敵だけど、随分とお金もかかっているのだろうな。

なんかちょっと大泉洋に似た張り切り刑事が登場していた。
コロンボが坂道を転げ落ちるのがおかしかった。「オーッットットト」って感じ。

 

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2020.06.21

PHPくらしラク~る♪2020年7月号

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スッキリ片づいたリビング、清潔で広々とした床、窓から吹き抜ける風――。
気持ちのよい部屋は、身も心も軽やかにしてくれます。
この夏、本当に必要なもの、使うものだけを持つ、清々しいくらしを始めてみませんか?

<目次>
◆近藤幸子・関田四季・森下敦子:暮らし上手さんが選んだ「私のお気に入り」
◆筆子:ミニマリスト筆子さんに聞きました! ”これ”にドキッと来たら、持ちすぎ注意報!
◆筆子:今日からスタート! 「1週間で8割捨てる」プログラム
◆マキ:シンプルライフの達人 マキさんの わが家は“これだけ”あれば十分です
◆大嶋信頼:「無意識」にお任せで 勝手に“片づく人”になる!
◆井出留美:食品のムダ買いで 年6万円も捨てている!
◆脇田尚揮:手放して運気アップ! 夏に捨てるべきもの
◆西山美紀:マネーの“常識”を捨てれば 貯まる家計になる!
◆御手洗直子:めんどくさがりでも! ハードルを下げれば、掃除は楽しい!

 

一時はたくさん見ていた「断捨離」「ミニマリスト」系のブログも、今は一つだけになった。
独特の視点が面白く、残ったのだ。

その筆者が書かれている記事が掲載されている本書を、何となく読んでみる。

基本の基本ばかりで目新しいことはあまりないが、時々こうして活を入れる(?)ため。

さて新しい週。『「1週間で8割捨てる」プログラム』の実行にとりかかりますかな。

 

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2020.06.20

山本巧次【留萌本線、最後の事件】

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著者:山本巧次
価格:792円
カテゴリ:一般
発売日:2020/04/16
出版社: 早川書房
レーベル: ハヤカワ文庫 JA
利用対象:一般
ISBN:978-4-15-031430-9

廃線前の撮りおさめのため、北海道・留萌本線に乗車した鉄道ファンの浦本。だが発車後まもなくハイジャック事件に巻き込まれ、車内に閉じ込められてしまう。犯人はなぜか道議員を交渉役に指名し、半端な身代金を要求するが…。【「TRC MARC」の商品解説】

サブタイトルに「トンネルの向こうは真っ白」とある。
川端康成【雪国】のように、トンネルを出たら雪が積もっていたのかというと、そうではなかった。
これが本書のメインテーマで、その「真っ白」を実感できたかどうかが人生の分かれ道だったというような話になるか。

序章でフリーターの「鉄ちゃん」を登場させ、ハイジャック実行犯との関連性を提示。
同時に、過去の炭鉱町とそこに住んでいた子どもたち。こちらは、現在との関連性を暗示。

あとは驚くべきハイジャックの真相。

実際には、留萌本線はまだ廃線にはなったいない。だが、予定には入っている。
本書のような光景が見られるのだろう。

 

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2020.06.19

『ドン・キー』リニューアルオープン!

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今日は「ドンキー」のせいでひどい目に遭った。
当地でドンキーが、リニューアルオープンしたというのだ。

どの道も、渋滞・じゅうたい・ジュータイで、随分と時間をロスした。

「ドン・キホーテ」って、そんなにいいのかなぁ。

 

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新しいパソコン

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これまでずっと、12、1型を使ってきた。
持ち運ぶことが多いからである。

しかし、マルチ的に使うには画面が小さいのは辛い。

思い切って、14型を購入することにした。
直販でプレミアムだから、かなり勇気が要ったが.……。

先日届いていたのが、所用があってなかなか手を付けられず、ようやくセットアップした。

まずは元々入っているセキュリティソフトをインストール。

そのあと「Dropbox」のダウンロード。
ログインしておくと、その内(前回は全部同期するのに三日間くらいかかったかな)徐々に降りてくるだろう。

そして次にしたのが、「検索窓」を小さくすること(苦笑)。

そして、「マイクロソフトエッジ」しかないから、「Chrome」と「IE」、それに「Opera」と「おきつねさま」もインストールしておく。

どうしてこんなにブラウザを取り込むかというと、何かと便利だから。

一日目は、ここまで。

 

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2020.06.18

LINEの文字小さすぎ

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昨日何故か突然、LINEパソコン版の文字が小さくなった。
もう殆ど読めないレベル。

いつの間にか(断りもなく)バージョンアップしてて、それがウィンドウズの幅と関係あるとかないとか。

とりあえずの対処として、「トーク」の文字だけ大きくしておいた。

クレームが行って、適切な処理をしてくれればいいのだけど、と他人頼み。
もう最近は、一生懸命対応しようとか思わなくなった。

付随した考えとして、LINEPayを考えていたんだけれど、やーめた!

 

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2020.06.17

切れる年寄り

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昨日、病院で順番待ちをしている時のこと。

担当医師によっては、大幅に遅れていることがある。
それでも、この病院はどれくらい遅れているのか掲示してくれている。

みんな、(あきらめて?)静かに待っている。

とそこへ、一人の婦人の連れ合いらしきじいさんが現れた。
そして口を極めて「何のための予約じゃ、1時間半も待っとるのだぞ」みたいなことを言い出した。

困るご婦人。

ま、病人も辛いが、それを待っているものも辛い。それに、駐車料金は上がっていくし。

それにしてもよく言われる「年寄りはすぐ切れる」を目の前で見たのだった。

 

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2020.06.16

【准教授・高槻彰良の推察4】extra

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【准教授・高槻彰良の推察4】は中編二つとextraから成っている。

その【extra】としての【それはかつての日の話 Ⅱ】がよかった。

尚哉が渉から聞いた話の内容だ。

父親によって、母の弟高槻渉に預けられた彰良のイギリス時代の話。

渉自身、自分の父親(彰良の祖父)から通帳とカードだけ渡されて捨てられたという過去を持つ。
彼が欲していたのは、「家族」。
そのために、自身が経営するアパートメントの住人には、「夕食は必ず一緒に摂ること」というルールを課している。

 

彰良は新しい学校にも慣れていくが、クラスのいじめられっ子と仲良くなったことで、いじめグループに目を付けられる。
そしてそのことで彼らに怪我をさせてしまう。

学校から呼び出しを喰らった渉は、すっ飛んでいく。
しかめ面をした教師と、恐縮している彰良。

だが、事情を聞いた渉が、彰良は悪くない、説教するなら彼らの方にと言って連れ帰ろうとした時の教師の言葉。

 そのとき、教員が言った。
「いえ、すでに彼らにはきつく説教をした後です」
「……何ですって?」
 思わず足を止め、渉は振り返る。
 教員は相変わらずしかめっ面のまま、こう続けた。
「本日は、これまで彼らの悪質な行為を見逃していたことについて謝罪させていただきたく思い、ご足労いただきました。相手に怪我をさせたミスター・タカツキの行動については少々やりすぎかもしれませんが、一対多の状況での自衛ならばやむを得なかったと判断いたしました。今後はこのようなことが起こらぬよう努めるつもりです」

こういうことを言える、日本の教師がいるだろうか?

 

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2020.06.15

澤村御影【准教授・高槻彰良の推察4】

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著者:澤村御影
価格:704円
カテゴリ:一般
発売日:2020/05/22
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-109264-4

春。尚哉は変わらず高槻の助手をしている。ある建築事務所で起こった「4」にまつわる事件の真相は!? また、高槻の叔父・渉から、尚哉は高槻の悲痛な過去を聞き…。凸凹コンビの怪異譚。【「TRC MARC」の商品解説】

久しぶりの高槻先生。サブタイトルは「そして異界の扉がひらく」とある。

何故か、過去に読んだものも多少覚えていた。

尚哉が2年生になったところから始まった【四時四十四分の怪】は、高槻のサイトへの相談事だが、むしろ周囲の話の方が興味深い。

相談者の勤める事務所の所長遠山とは?

尚哉は少しずつ気持ちが前向きになっている。

【人魚のいる海】も、話の発端は江ノ島近辺で目撃されているという人魚の話だが、その人魚には根拠があった。

しかし本編は、スッキリしない終わり方だった。

尚哉はさらに周りの人たちとのコミュニケーションも少しずつ取っていく。

【extra それはかつての日の】については、別記事で。

 

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2020.06.14

トロッコ王国、出発進行

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トロッコ王国、出発進行 コロナで1カ月半遅れて開始
という記事があった。

このトロッコに乗ったのは、何年前だったろう?

2007年の10月だった。

トロッコ王国

 

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2020.06.13

ドラマ【刑事コロンボ第十話 黒のエチュード】

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今回は少々粗っぽい感じがした.矛盾が多い。

まずアレックスの愛人ピアニスト。天才だということだが、まったくそうは見えない。

次に修理工場。お客の大切な車を預かっているのだ。閉店時にはしっかり戸締まりをするだろう。

妻がアレックスが愛人の電話番号を即言えたことで疑念を持ったのは、予定通り。

それから、殺人を犯して家を出る時、隣家の子が犬と遊んでいるシーンを見せているが、これはやはりあとで使うためだ。

と色々文句を並べてきたが、今回の翻訳は額田やえ子さんだし、ペーター・フォークと犯人役の俳優とは仲良しだというし、甘い点は目をつぶろう。

それにしても、タバコ吸いすぎ。立派な今の絨毯の上でも、平気で吸っている。もっとも主も同じように吸っていたが。

 

「黒のエチュード」には、「白のデンドロ」を。

 

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2020.06.12

ふぐ看板で有名、大阪の老舗が閉店へ 「づぼらや」2店

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ふぐ看板で有名、大阪の老舗が閉店へ 「づぼらや」2店

こんな老舗でもつぶれるんや。
あの看板のふぐの行き先は決まっていないとか。

 

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作曲家 服部克久さん死去

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作曲家 服部克久さん死去 テレビ番組や映画などのテーマ曲多数

中でも谷村新司の「昴」は、大好きな曲だ。
作詞作曲は谷村自身だが、編曲を手がけたのが服部さんだった。
元の曲の感じがどうだったのかは知らないが、この編曲で曲にグッと厚みが出たと信じている。

 

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2020.06.11

浅海ユウ【お悩み相談室の社内事件簿】

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著者:浅海ユウ
価格:712円
カテゴリ:一般
発売日:2019/02/20
出版社: マイナビ出版
レーベル: マイナビ出版ファン文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-8399-6896-0

 

大企業の営業課長としてバリバリ働いていた松坂は、部下の裏切りによって社内で最も窓際と言われる「お悩み相談室」に追いやられる。個性的なメンバーとともに社員の悩みを解決していくうちに自分自身も再生し、成長して−。【「TRC MARC」の商品解説】

各章事に「事件(悩み)」は起きるのだが、それよりも松坂の復讐譚のような感がある。その気持ちが、全編を貫いている。

第一章 眠り猫

松坂が配置された「お悩み相談室」も面々の紹介も兼ねた第一章。
また、松坂の家庭の様子も少し描かれる。

どうしても眠気を防ぐことの出来ない「睡眠障害」を、その本人は解っていながら認めようとしない。

第二章 風鈴の恋

第三章 バラ色の人生

第四章 トイレの奈々子さん

 

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2020.06.10

ブログは生存証明

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「ブログは生存証明」だと、ずっと前に書いたような気がする。

いつも拝見しているブログの更新が途絶えた時、「どうなさったのだろう」と気になる。
コメントやメールのやりとりがある場合は、確認することも可能だ。

いつだったか、桜桃さんからメールを頂いたことがある。
その後、(内容はともかく)出来るだけ毎日書くようにしてきた。

アップした内容や画像から、何かを推察することが可能な場合もある。

といったことを、しみじみと感じたことだった。
ありがたい話である。

 

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2020.06.09

本日のランチ

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少し慣れました


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2020.06.08

本日の ランチ

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思いがけない 成り行きで


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2020.06.07

佐光紀子【「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす】

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著者:佐光紀子
価格:836円
カテゴリ:一般
発売日:2017/11/16
出版社: 光文社
レーベル: 光文社新書
利用対象:一般
ISBN:978-4-334-04323-0

ナチュラルクリーニングのプロが、日本人の完璧家事の傾向や、シンプルな暮らしの流行にまったをかけ、家事というものを相対化する【本の内容】

「手づくりの食卓」「片付いた部屋」…。「きちんと家事」への憧れと呪縛が日本人を苦しめる−。多くの聞き取りや国際比較を参照しながら、気楽な家事とのつきあい方を提案する。【「TRC MARC」の商品解説】

今回の騒動で、多くの女性から悲鳴が上がっている。
中には離婚騒動にまでいった方もあるらしい。

そんな中、「3食つくるのは僕でもしんどい コウケンテツさんの発見」という記事を見つけた。

最近、「場合によってはコンビニ食でもいいのでは」という声も聞かれる。

 

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2020.06.06

ドラマ【刑事コロンボ 第九話 パイルD-3の壁】

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死体が出たら、計画していた事業が進められない(死者の財産を自由に出来ない)設計技師。
被害者の妻と仲良くなり、うまく口説いていたのだが。
その妻と前妻とが同じ部屋で仲良く話をしているのが、ちょっと不思議だった。

死体の隠し場所については、これが「パイルD-3の壁」ではないだろうと予想できた時点で、「もしかしたら」と想像できる。
併せて、これがコロンボの罠だろうということも。

しかし、ブレーキの故障はかなり危ない罠だったのではないか?
いや、これは偶然かな?

 

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2020.06.05

宮脇俊三【私の途中下車人生】

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著者:宮脇俊三
価格:572円
カテゴリ:一般
発売日:2010/02/25
出版社: 角川学芸出版
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-159813-9

終戦の日も時刻表通り走り続けていた汽車の記憶、月曜朝に夜行列車で帰っては出社した会社員時代、車窓から見たフィヨルドの絶景――。紀行作家・宮脇俊三が語る、鉄道人生と旅への尽きぬ想いにふれる。【商品解説】

関川夏央の【寝台急行「昭和」行】に度々登場する、宮脇俊三。

この本を読んでいて、何となく刺激されて読んでみた。
いやー、目次を見ただけでワクワクする。

子どもの頃の、近所で遊びの途中でも貨物列車を眺めていたこと。
戦争に負けた時でも汽車が走っているということへの感懐。

また、関西の私鉄はきめ細やかだと書かれていたことは、嬉しかった。
京阪三条駅での、停まっている電車を通り抜けて向こう側のホームへ行けること。同じく京阪電車でラッシュ時の車両のドアが増えること(ラッシュアワーが終わると天井から座席が降りてくる)。特急料金なしでテレビカーに乗れること。
など、自分も経験しているのでうなずける。(今はもうこういうサービスはなくなった)

蒸気機関車は見るもので、乗るのは電車に限るというのもうなずける。
いまSLが人気だが、あれしかない時代を知っていると、蒸気機関車でなくなってホッとしたのも事実だからだ。

本書の刊行は1986年10月だというから、今とは随分鉄道事情は違う。
しかしそれが却って、懐かしいというか共感を抱く。

 

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2020.06.04

クラウド家計簿「kakei+」つづき

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使い出してそろそろ半月。

保存期間は5年間とのことで、あとは自分でバックアップを取れと!
それもCSVのようで、入力したものそのままでは無理みたい。

また、年間使用量が、2,640円かかる。 
それなら、いっそ紙版をもう止めるか。

毎年の家計簿はずっと取ってあるが、これらも整理する必要があるし。
保存期間5年を過ぎたら消えていくのも、ある意味いいかもしれない。

「マネーフォワード」有料版も考えたが、以前にも書いたように、手書き家計簿部分がカスタマイズ出来ないみたいだ。
あくまでも、口座管理(自動でしてくれてこれは便利)として使うことにしよう。

 

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2020.06.03

朝倉かすみ【たそがれどきに見つけたもの】

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著者:朝倉かすみ
価格:682円
カテゴリ:一般
発売日:2019/10/16
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-517273-5

夫は高校の同級生。卒業後十数年ぶりに再会し、結婚した。けれどある日、高校時代の友人の口から、かつて好きだった卯月くんの名前が出て−。人生の「秋」をむかえた大人たちの、ほろ苦く、そして甘やかな6編の物語。【「TRC MARC」の商品解説】

いずれも50歳をすぎたおばさんたちのお話し。

共通しているのは、それぞれの短編での主人公がどんな人物か、かなり読まないと判らないということ。

表題作【たそがれどきに見つけたもの】は「わたし」という一人称で語られているのだが、何故かこれが男性かと思い込んでいた。
1ページ目に出てくる、女性と別れて駅を出たのも、夜道を歩くときのことも。

人生を勝手に80年と決めて、4つの季節に割り振ってみる。
50歳過ぎは、中秋にあたるのか。

【その日、その夜】

タバコはよくないと、あらためて思う。

【未成り】

ここで出てくるのは、全員小太りのおばさんパートタイマー。その中で、ゼンコ姐さんと呼ばれている女性だけが、ひとりやや派手な過去を持つ。服装やスタイルも、他のおばさんたちとは違う。

【ホール・ニュー・ワールド】

平凡な家庭の主婦がコンビニでパートをして、そこで出逢った年下イケメン男子とのちょっとドキドキ物語。

【王子と温泉】

地方局のアナウンサーを王子と呼ぶ主婦たちが、一種のファンサービスでの温泉旅行。
【ホール・ニュー・ワールド】と同じく平凡な家庭の主婦が、つかの間浸った夢の世界。

【さようなら、妻】

唯一、男性が主人公。これが一番よかったかな、と思ったのだが、ちょっと肩透かしの感あり。
タイトルからして、男の妻はいないようだ。

帰宅途中にある、男が開店当初から気にしていた居酒屋に、フラッと入ってみる。
開店のチラシを一緒に配っていた店主の妻はいない。どうやら自分とご同様なのかと、男は勘違いする。
男の妻が体調不良を訴えていた回想などもあって、ミスリードを誘っている。

この妻が最初のデートで着てきた服がよかった。
アジサイが水玉のようにちりばめられた袖なしのワンピースと、紫陽花色のサマーカーディガン。

紫陽花の季節になったなあ。

 

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2020.06.02

ダンボーノート

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ダンボーとマルマンがコラボで作ったリングノート。

何げなく買ったまま放置していた。

ふと取り出して使ってみたら、これが使いやすい。
縦長ではなく、ダンボーの向きのママ、横置きで使っている。

何に使っているかというと、雑記帳。
上に日付を書いて、ざっと三分割して使う。左端は方眼のマス目を囲って「TODOリスト」に。
その日にすべきことを書き出している。

あとは、その日のメモ書きだとか、忘れてはいけないこととか、ZOOMミーティングの予定メモとか。
「○○のZOOMミーティング」のような場合は、別ページに専用のページを用意することもある。
電話受信時のメモは別に取るので、それを整理したものとか。

とにかく「何を書く」というより、片っ端から書き付けているという感じ。

これまでノートはキチンとという思い込みがあったが、これはまさに「雑記帳」としてピッタリだ。

紙質も書きやすいし、表からめくりながら最後まで行ったら裏返して使える。
80枚、ほぼ160日分(独立したページもあるからもう少し少なめ)書ける。

最初と最後のページはインデックスにしてもいいかも。

 

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2020.06.01

5月の読書メーター

5月の読書メーター
読んだ本の数:16
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寝台急行「昭和」行 (中公文庫)寝台急行「昭和」行 (中公文庫)感想
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もっともっと知りたい無印良品の収納もっともっと知りたい無印良品の収納感想
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読了日:05月25日 著者:本多 さおり
2020感想
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読了日:05月21日 著者:堂場 瞬一
バーナード嬢曰く。: 1 (REXコミックス)バーナード嬢曰く。: 1 (REXコミックス)感想
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読了日:05月18日 著者:施川 ユウキ
「もたない暮らし」の始め方「もたない暮らし」の始め方感想
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読了日:05月17日 著者:riamo*
しつけ屋美月の事件手帖 ~その飼い主、取扱い注意!?~ (マイナビ出版ファン文庫)しつけ屋美月の事件手帖 ~その飼い主、取扱い注意!?~ (マイナビ出版ファン文庫)感想
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読了日:05月14日 著者:相戸 結衣
迷路の始まり ラストライン 3 (文春文庫)迷路の始まり ラストライン 3 (文春文庫)感想
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読了日:05月12日 著者:堂場 瞬一
路地裏わがまま眼鏡店 ~メガネ男子のおもてなし~ (マイナビ出版ファン文庫)路地裏わがまま眼鏡店 ~メガネ男子のおもてなし~ (マイナビ出版ファン文庫)感想
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読了日:05月10日 著者:相戸 結衣
娘の味: 残るは食欲 (新潮文庫)娘の味: 残るは食欲 (新潮文庫)感想
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割れた誇り ラストライン 2 (文春文庫)割れた誇り ラストライン 2 (文春文庫)感想
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読了日:05月06日 著者:堂場 瞬一
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黒猫の刹那あるいは卒論指導 (ハヤカワ文庫JA)黒猫の刹那あるいは卒論指導 (ハヤカワ文庫JA)感想
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読了日:05月01日 著者:土井 善晴

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関川夏央【寝台急行「昭和」行】つづき

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著者:関川夏央
価格:924円
カテゴリ:一般
発売日:2015/12/20
出版社: 中央公論新社
レーベル: 中公文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-12-206207-8

鶴見線、寝台急行「銀河」、三岐鉄道、只見線、岩泉線…。寝台列車やローカル線、路面電車に揺られて、懐かしい場所、過ぎ去ったあの頃へ。日本の近代化とともにあった鉄路の風景に思いを馳せ、含羞を帯びつつ鉄道趣味を語る。昭和の記憶を辿る、大人の旅行記。

いくつかは、自分にとっても懐かしい列車や風景がある。

「はやぶさ」は、その一つだ。

あとは、昭和を求めた旅とか、「鉄」に関する雑学とか。
著者は特急よりローカル線がお好きで、貫徹とまではいかなくても機会があれば乗りにいってらっしゃる。

そこで頻繁に登場するのが、宮脇俊三の名だ。
これは一つ、宮脇俊三についてもう少し読んでみようかな。

自分の子どもの頃は、特急など縁がなかったし、祖父母の家へ行く時の高山線や越美南線(現長良川鉄道)が好きだった。

 

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