2020.07.31
新書のカラーパターンと、7月の検索語
「分かる人は即答!?新書のカラーパターン画像が話題」というのが面白い。
◆森博嗣【幻惑の死と使徒】(05.02.01)
森博嗣「今はもうない」に寄せて(04.12.04)
村井理子【村井さんちのぎゅうぎゅう焼き】(15.12.28)
シャンプーの点字(07.09.21)
連城三紀彦【白光】(09.06.23)
ゆるりまい【なんにもない部屋のもの選び】(14.08.03)
三浦しをん【天上の飲み物】(16.08.20)
長崎快宏【仕事で差がつく手帳の技術】(05.09.15)
食洗機をやめた(18.04.10)
伊坂幸太郎【陽気なギャングが地球を回す】(06.10.30)
大蔵流狂言師の2世茂山千之丞さん死去(10.12.05)
曽野綾子【天上の青】(05.03.13)
【ある機関助士 「常磐線 急行みちのく」】(14.07.20)
ねこあつめ攻略法(16.08.30)
こんなことをしていた日もあったなぁ
銭形平次」と、6月の検索語(6月30日)
2020.07.30
2020.07.29
今野敏【果断】
著者:今野敏
価格:737円
カテゴリ:一般
発行年月:2010.2
出版社: 新潮社
レーベル: 新潮文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-10-132156-1
長男の不祥事により所轄へ左遷された竜崎伸也警視長は、着任早々、立てこもり事件に直面する。警視庁第二方面大森署署長・竜崎の新たな闘いが始まる。【「BOOK」データベースの商品解説】
竜崎が降格されて、大森署の署長になったところから。
警察組織の「常識」をことごとく変えていく。副所長とは、何故かそりが合わない。と、竜崎は感じる。
そんな中事件が起き、緊急配備がしかれるも、管内をすり抜けた犯人が警視庁の刑事に確保され、方面本部の管理官が乗り込んでくる。
竜崎は伊丹を利用して管理官を退けるが、この後も方面本部との確執は続くことになる。
竜崎のやりかたにいちいちビックリしていた署員たちも、その公正さと判断力に信頼を寄せるようになる。
一方、管内の料理店で立てこもり事件が起こり、SITとSATのぶつかり合いもある。
一応の決着を見た後で、署員の一人ひねくれ者戸高の示した疑問をすくい上げ、真実に持って行くことが出来た。
こんな署長はいないだろうし、戸高のような刑事もいないだろう。
だが、読んでいて面白いのは確かだ。
この巻では、妻冴子の病気についても描かれる。
息子のことも認めることが出来るようになったのは、竜崎の人間としての成長(?)か。
シリーズ2巻目なのに未読だったかと読み始めたのだったが、ところどころマークがある。ということは既読書だ。
やはり電書は忘れやすい。
2020.07.28
2020.07.27
内田康夫【北の街物語】
著者:内田康夫
価格:704円
カテゴリ:一般
発売日:2016/08/19
出版社: 中央公論新社
レーベル: 中公文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-12-206276-4
「妖精像」の盗難と河川敷の他殺体。二つの事件には、ある共通する4桁の数字が絡んでいた――。浅見光彦が、地元・北区を駆けめぐる!【本の内容】
冒頭、『末次瑞恵が「風呂屋の娘」であることを、浅見光彦はつい最近、彼女と再会するまで知らなかった。』となっている。
見覚えはないが、Kindleに入っていたということは既読本だろう。
一応取材目的の風呂屋で出会ったあたりまでは「新鮮」だったが、そのあとの「盗まれた妖精」で思い出した。
内容ではなく、読んだということを。
物語は、彫刻家の家からブロンズ像が盗まれたことが、関係者の殺人事件に発展。
像のモデルだったらしい女性の一族とも関わってくる。
今回は浅見光彦の住んでいる界隈の話だ。事件の経緯そのものよりも、そうした周辺事情が興味深かった。
最初に読んだときは、そんなこと思わなかったような気がするが。
これまでも出てきた「平塚亭」を始め、いくつかのお店が実在することが再確認できた。
著者の作品には、地方でも実際の人物(高知県知事なども登場)や建物が登場する。
また、取材で出会った人の名前を登場人物に据えたりしている。
どのあたりまで大丈夫なのかなぁと、余計な心配をするときもあるが。
蕎麦屋の「清水庵」はおいしい店だったようだが、店主が亡くなって閉店した。
「パティスリー・トロンコーニ」は、三島市で再出発。
そして浅見の母校滝野川小学校は、名門校だ。
その近くには、「旧古河庭園」もある。是非とも訪れたい場所の一つである。
2020.07.26
2020.07.25
内田康夫【追分殺人事件】
著者:内田康夫
価格:528円
カテゴリ:一般
販売開始日:2014/07/15
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
ISBN:978-4-04-160729-9
信濃追分と、かつて本郷追分といわれた東京本郷での男の変死体。この二つの〈追分〉の事件に、信濃のコロンボこと竹村警部と警視庁の切れ者・岡部警部の二人が挑む! 謎の解明のため二人は北海道へ……。
著者の作品で、未読本があったとは。
追分というと、どちらかといえば「江差追分」の方を思い出す。
今回は「信濃追分」が起点で事件が起こり、それが北海道夕張と関係してくる。
夕張の話は、単に報道だけでしか知らなかったことが分かって辛かった。
さてプロローグで一枝が見た「家」と「すれ違った男」がキーワードになるのだが。
「信濃のコロンボ」竹村と警視庁の岡部警部は、【死者の木霊】で協力していたのだ。
【死者の木霊】(17.06.17)
2020.07.24
2020.07.23
2020.07.22
田山花袋【蒲団】
著者:田山花袋
価格:528円(岩波文庫)
カテゴリ:一般
発行年月:2002.10
出版社: 岩波書店
レーベル: 岩波文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-00-310211-4
主人公の内面を赤裸々に暴き立て,作者自身の懺悔録として文壇に大きな衝撃を与えた,日本自然主義文学の代表作.
中学に入って年に何冊か雑誌以外の本を買って貰えるようになり、最初に読んだのが武者小路実篤の【友情】と田山花袋の【田舎教師】だったか。
どうしてそんな選択をしたのか不明だが、駅までの道筋にあった本屋さんで購入した。
この本屋さんの書店員が実に本のことをご存じで、色々教えていただいた。
本書もその続きで読んだような気がするのだが、今思い出したのは、
(古典百名山:83)田山花袋「蒲団」 平田オリザが読む を読んだからである。
本書は、私小説という日本独特の文学スタイルを確立したとある。
最後の部分は、やっぱりよく解らなかった。「ふーん」と思ったような……。
このあとも中学時代は、いわゆる自然主義文学というのをよく読んでいたと思う。
2020.07.21
2020.07.20
植原翠【喫茶『猫の木』物語】
著者:植原翠
価格:712円
カテゴリ:一般
発売日:2016/12/20
出版社: マイナビ出版
レーベル: マイナビ出版ファン文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-8399-6105-3
突然の辞令で海辺の田舎町に飛ばされてしまったOL・夏梅。人間関係に悩み、会社を辞めようとした矢先に出会ったのは、とある喫茶店の優しいマスター。【「TRC MARC」の商品解説】
最後まで、マスターはかぶり物を取らなかった。
従って、続きがある。
そして後半、夏梅が本社に帰れそうになるが、そうはならないだろうと思えた。
同僚に若干振り回されるのが、うっとうしい。
しかしそれでも、邪険に出来ないというか。それどころか、彼女のために本社行きを譲ってあげた夏梅。
この地がよほど気に入ったのか、マスターの存在が気になるのか?
2020.07.19
名機PC-98いまだ現役
懐かしいなぁ。
最初に買ったパソコンが、「98(キューハチ)」だった。
出入りの電気屋さんが、NECも扱っていたから。
ガラケー並みに(?)、日本独自の進化を遂げていった。
応援していたのだが、使う必要のあるソフトがDOS-V機でしか動かず、富士通のパソコンに乗り換えたんだった。
2020.07.18
2020.07.17
大崎梢【サイン会はいかが?】
著者:大崎梢
価格:726円
カテゴリ:一般
発行年月:2010.3
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-488-48703-4
「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」—若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に名乗りを上げた成風堂だが…。駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に持ち込まれるさまざまな謎に取り組んでいく。表題作を含む五編を収録した人気の本格書店ミステリ、シリーズ第三弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
どうも一度読んだような。しかし中身は初めてのような?
探偵役の多絵が頼りにされているところを見ると、シリーズの2なのだろうか?
【取り寄せトラップ】
お取り寄せした本について、いずれも依頼者に心当たりがないという。
実はその裏には、1年前に事故死した祖父を持つ娘の事情があった。 多絵の解説を聞くと、なるほど少ない材料ではあっても、しっかり情報提供されていたなときづく。
【君と語る永遠】
これは少し切なかった。「君」とは、まだ小学生のこと。
亡父と約束した「広辞苑を片手で持てる」ようになったとき、自分へのご褒美に自分で買えばいいという杏子のアドバイスは適切だ。
【バイト金森くんの告白】
これはイマイチだった。気が弱くて鈍い学生の話、というだけ?
【サイン会はいかが?】
表題作
やはり、本書は既読作だった。犯人とおぼしき人物登場のところで、それに気づく。
多絵はこの作家に嫌悪感を抱いているようだが……。
「小さい秋見つけた」は、しみじみいい歌だと思う。
【ヤギさんの忘れもの】
こちらは、「ヤギさん郵便」だったかな?
常連客の忘れもの(写真の入った封筒)を、この歌を頼りに探し出すというもの。
この多絵という女子大生は、頭はいいらしい。
しかしかなりの粗忽者で、手は不器用。という設定。
彼女が解く謎は、丁寧にデータを見ればそんなに難しいものではない。
データから読み解くという、ちょっと変わった安楽椅子探偵かな。
ミミズクシリーズの奥さんを思い出した。
2020.07.16
【重要】ココログフリーサービス内容変更のお知らせ
というのが来た。1年更新がないと、管理ページにアクセス出来なくなるらしい。
それも、閲覧だけは出来るということで、だとすると退会も出来ないのかな?
ここは有料版を使っているから関係ないのだが、フリーのココログも持っている。
今のところ毎日更新しているが、それを止めようと思ったところだった。
さて、どうするか……?
2020.07.15
kyoan【これが人生最後の片づけ】あなたの心のもやもやをスッキリしませんか?
ミニマリストでもなく、断捨離の整理アドバイザーでもない普通の著者が、そんな心のもやもやを「この最後の片づけ」によりスッキリする方法を本書ではお伝えしています。
終活本かと思ったのだが、そうではなかった。
レビューにモチベーションアップになるとあったので、unlimitedでもあり、読んでみただけ。
他の断捨離・ミニマリスト本から自身が採用した方法を「伝授」。
必ずしもその通りにする必要はないと、しつこいほど強調している。
書いてあることは参考にした本にあることばかりで、目新しいことは何もなかった。
それから、ところどころ文章がおかしい(単に下手ということ)。
このサブタイトルにしても、「あなたの心のもやもやをスッキリしませんか?」というのは変だ。「スッキリさせませんか?」だろう。
ただ、本書とは直接関係ない(いや、多少影響を受けた?)が、「無駄なことに時間を使うのを止めよう」と、突如思い至った。
これが唯一収穫だったかな。
2020.07.14
ドラマ【刑事コロンボ 第十四話 偶像のレクイエム】
今回のは少し話が込み入っていて、いつものパターンとは違った。
とはいえ、女優の夫については想像が付く。そして、それが新たな犯罪の原因になっていることも。
主演は、アン・バクスター。
そして何とも鼻持ちならないイヤな役柄のライターに、メル・ファーラー。
メル・ファーラーは、ヘプバーンと結婚した頃までは応援していたが……。
【戦争と平和】で、オードリーがダンスをしながらメルの方を見る場面。
「もう一度こちらを向いたら結婚しよう」というメルのセリフ(だったと思う)。
この映画では主演はヘンリー・フォンダだったのだが、メルの方を贔屓にしていた。
その後監督なんかをしている内に、歯車が狂ったのだろうか?
さて次はいよいよ【溶ける糸】だ。楽しみだなぁ。
2020.07.13
(みちのものがたり)俊徳道
(みちのものがたり)俊徳道 大阪府 救済求め、聖地・四天王寺へ
元記事には、『大阪市内の鶴橋駅から約6分。3駅目のホームで、駅名標に「俊徳道」の文字を見て、驚いた』とあって、こちらが驚いた。
俊徳道駅は、子どもの頃から馴染みの駅だったから。といっても自宅は近鉄奈良線小阪駅が最寄りだったから、実際に利用したことは恐らくなかったのでは。
しかし小学校の学区内であり、近くには友だちもいた。もっとも6年生になる時に学校が分離して、隣りの校区になったが。
『駅から約500メートル東、東大阪市菱屋西付近で、大阪・玉造が起点の十三街道と合流。南東の八尾市高安地区に至るという』
ここはまさに、中学への通学路と重なる。
「俊徳」が「俊徳丸」や「身毒丸」と関係あることを知ったのは、長じてからだ。すでにこの地を離れていた。
2020.07.12
【去就】
著者:今野敏
価格:737円
カテゴリ:一般
発売日:2018/11/28
出版社: 新潮社
レーベル: 新潮文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-10-132162-2
大森署管内で女性の連れ去り事件、さらに殺人が勃発。ストーカーによる犯行が濃厚になる中、捜査の過程で署長・竜崎は新任の上役と対立。【「TRC MARC」の商品解説
職場だけでなく、娘にもストーカーが……。
久しぶりの今野敏で、いやー、単純に面白かった。
まさに「解説」の川上弘美氏の仰るとおり。
忖度しない竜崎、潔い!
部下に恵まれているというのも幸せなことだ。
色々物議を醸した時の中身は完全に忘れているが、戸高は今回もいい仕事をしている。
それに女性刑事の根岸が、いい感じに描かれている。
また、上司の梶が真っ当な人でよかった。
それに比べて、方面部長の弓削の汚さよ。
2020.07.11
2020.07.10
食洗機復活
2年前、食洗機を止めたと書いた。
しかし最近とみにしんどいので、結局2年ちょっとで復活させることに。
元々スペースが欲しかったということもあって小さいタイプに↓のだが、ホントに容量が少ない。
以前のとほぼ同じ大きさだが、二段式になっていないので洗える食器は少量だ。
それでも、随分と楽になった。
そうそう、洗剤が粉末からジェルに変わっていた。たった2年間での進歩だ。
皮肉なことに、設置した日に、食洗機をやめた(18.04.10)が検索で引っかかってきていた。
2020.07.09
まはら三桃【伝説のエンドーくん】
著者:まはら三桃
価格:693円
カテゴリ:一般
発売日:2018/06/06
出版社: 小学館
レーベル: 小学館文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-09-406520-6
市立緑山中学校で語りつがれる伝説のヒーロー「エンドーくん」。彼にまつわる落書きが、皆に勇気と希望を与えてくれた…。【「TRC MARC」の商品解説】
1.エンドーくんは、体育祭の星
体育教師清水勇気は、緑山中学校に着任そうそう大失敗をした。
校歌にある「清爽」という言葉を、単純に「清掃」と間違えて力説。
全校に、微妙な空気を作る。
しかしこれが、大きな伏線になっていたのだった。
以下、同学年(二年生)の担任の、一人ずつの物語となる。
2.エンドーくんの愛はふめつ
赤坂 剛 離婚 元妻:富田愛美子 咲
赤坂 剛:数学 学年主任 1組 52歳
3.エンドーくんはお金よりつよし
八島美佳:国語 ふくよか 2組 45歳 ぽっちゃり型
山本南
4.エンドーくんは変化をおそれない
石田和子:英語 5組 服装華やか 身長高い 41歳?
5.エンドーくんは、魔王にかつ
北野徳明:美術 4組 少し陰気 48歳 度の強い眼鏡
6.エンドーくん誕生
児玉 豊:理科 6組 59歳 失速 東大出
児玉先生は、婿養子に行って姓が変わった。これもヒントだと、すぐにわかる。
7.百周年にエンドーくんは
文庫版番外 エンドーくんは不滅なり
途中で「エンドーくん」の正体がほぼわかってくるが、まぁまぁ爽やかな小説だったかな。
2020.07.08
2020.07.07
内田康夫【死線上のアリア】
著者:内田康夫
価格:586円
カテゴリ:一般
発行年月:2000.3
出版社: 角川書店
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:4-04-160749-3
著者に珍しい短編集。
最初の二作で同じ警部が出てきたが、全編そのシリーズということではなかった。
【優しい殺人者】
かなり変わり者の、警視庁捜査一課警部。
自分は(ご馳走がある時以外は)動かず、部下が集めてきた資料を読み込んで犯人を当てる、いわば安楽椅子探偵。
【死あわせなカップル】
最初に見事な手際を見せられて、所轄刑事はその警部にぞっこんになっている。
途中交換殺人かと思われたが、そうではなかった。
しかしこの殺人計画、いったい何年かかっているのだろう?
【交歓殺人】
これはまったく面白くなかった。
【飼う女】
【願望の連環】
【死線上のアリア】
「G線上のアリア」をビオラで弾くと、「C線上のアリア」すなわち「死線上のアリア」になるのだった。
【碓氷峠殺人事件】
ここでまた福原警部登場。
軽井沢の事件に赴く際にアクシデントがあって、「横川の釜めし」を調達し損ねた。第一番目の目的、アウト。
それだけでなく、食べることに関してことごとく空振りに終わる警部。
今回も机上で事件を解決。
著者の短編はあまり面白くない。
2020.07.06
ドラマ【刑事コロンボ 第十三話 ロンドンの傘】
「コロンボ」初の海外ロケ作品ということのようで、コロンボがお上りさんよろしく嬉々としてロンドンの風物を見て回るのが何かかわいい。
「マクベス」夫人を演じる女優さん、怖い。
コロンボの案内役を務める、スコットランドヤードの刑事部長が貫禄。
そして、サー・ロジャーの執事タナーは、「これぞイギリス」紳士の典型!
三人とも、イギリスの俳優さんだとか。
タナーが、事件の夜誰も来なかったというところで、「後があるな」と思わされる。したたかなイギリス紳士。
最後、またもコロンボがやったー。いけませんね、証拠ねつ造は。
吹き替えは、俳優夫婦に岸田今日子さんと高橋昌也だったんだ。
こちらもスゴイ俳優を揃えているなあ。
そして、翻訳は額田やえ子さん。
2020.07.05
まはら白桃【白をつなぐ】
著者:まはら白桃
価格:693円
カテゴリ:一般
発売日:2018/11/06
出版社: 小学館
レーベル: 小学館文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-09-406577-0
都道府県対抗男子駅伝に福岡を代表して出場する中学生、高校生、大学生、社会人の選手たち。世代の違う彼らが、悩み、葛藤しながらも走り続ける理由とは…。それぞれの思いを胸に、たすきをつないで走る姿を描く。〔2015年刊の加筆・改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】
タスキの色は赤だから、タイトルの「白をつなぐ」の白とは何か?
全部で13の章に分かれて、それぞれの章で視点を変えている。
まず最初の「合宿」では、監督の熊沢にスポットを当てる。
次の「出発」はコーチの澄川、「アップ」では同じくコーチについて語られる。
そして5章からは順に、各区を走る選手とその周辺について述べられていく。
一区は、高校生。やんちゃだった沢田瞬太は陸上を通してどう変わっていったか。全盲の母への思いなども。
二区は、マイペースの中学生山野海人。彼が合宿中に拾った封筒が、ある意味タスキとなって物語を構成していく。
三区は箱根駅伝でもスターだった水島颯。箱根が終わってすぐ合宿所にやって来た彼の目許には、青あざがあった。果たしてこれは……。
四区の谷山林太郎は、歴史好き武士道好きの高校生。礼儀正しいが、少々神経質な面もある。
五区川原大貴はオシャレな高校生。
六区佐々木和は、中学生離れの礼儀正しさを持った、すでにスターの風格あり。彼のコーチが個性的で……。
七区の吉竹弘一は社会人枠だが、これまでぱっとした成績は上げていない。
その合宿所に現れた一人の老人。彼は福岡陸上界の長老だった。
他にも選手たちの周辺を描きながら、本番は進んでいく。
思いがけない展開になって、最後は涙の懇親会となった。
内容が薄っぺらだというレビューもあったが、なかなか楽しかった。
初めての作家さんだが、もう少し読んでみよう。
2020.07.04
その後の「kakei+」
5月半ばに取り入れた「kakei+」だったが、使っている内に色々と手を入れたいところが出てきた。
ところが一度登録した「口座」は、変更は出来ても削除出来ない模様。
それならと、6月一杯試行錯誤しながら使ってみて、7月になって別のアドレスで再登録した。
今度は、自分好みにカスタマイズ出来たと思う。
一番いいのは、引き落としなどを予定の日に入力しても現在に響かないこと。
他の家計簿アプリは、残高が引き落とし後になってしまったりと、スッキリしないものが多かったから。
iPhoneからは、ブラウザ経由での入力になる。これも、使い勝手は悪くない。
これで、紙の家計簿は止めることにしよう。
但し、アプリとは併用していく予定。
2020.07.03
2020.07.02
2020.07.01
6月の読書メーター
6月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:1532
ナイス数:628「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす (光文社新書)の感想
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読了日:06月29日 著者:佐光 紀子流行作家の死の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/06/post-27ccbe.html
読了日:06月29日 著者:野村 胡堂PHPくらしラク~る♪2020年7月号:“清らかな部屋"で快適に! スッキリ8割捨ての感想
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読了日:06月27日 著者:陰翳礼讃の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/06/post-5b7628.html
読了日:06月27日 著者:谷崎 潤一郎ミステリーで読む戦後史 (平凡社新書)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/06/post-be9513.html
読了日:06月25日 著者:古橋 信孝留萌本線、最後の事件 トンネルの向こうは真っ白 (ハヤカワ文庫JA)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/06/post-bd20bd.html
読了日:06月23日 著者:山本巧次准教授・高槻彰良の推察4 そして異界の扉がひらく (角川文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/06/post-bccc1f.html
読了日:06月20日 著者:澤村 御影お悩み相談室の社内事件簿 ~会社のトラブルすべて解決いたします~ (マイナビ出版ファン文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/06/post-511f13.html
読了日:06月15日 著者:浅海 ユウたそがれどきに見つけたもの (講談社文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/06/post-c90fbc.html
読了日:06月04日 著者:朝倉 かすみ私の途中下車人生 (角川文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/06/post-1e8153.html
読了日:06月04日 著者:宮脇 俊三
読書メーター
吉川英治【折々の記】
著者:吉川英治
価格:
カテゴリ:一般
発行年月:1974
出版社: 六興出版
サイズ:19cm/350p
利用対象:一般
底本は1953年12月25日初版の六興出版社。
また、1942年全国書房の【折々の記】というのがあるが、本書とは無関係だとある。
表題作【折々の記】では、戦後すぐの暮らしについて、日頃の想いを少しずつ綴った、珠玉の文章が並ぶ。
制服を着た新生中学生やサンドイッチ・マンへの思い、など。
老歌人の疎開先から見えた富士山など、目の前に浮かぶようだ。
中で、ご自身の再婚披露宴(?)の模様が面白かった。
また、著者の歴史小説観や歴史上の人物についても言及している。
大衆作家として、こんなに人気のあったかたはないだろうな。
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