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2020.07.07

内田康夫【死線上のアリア】

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著者:内田康夫
価格:586円
カテゴリ:一般
発行年月:2000.3
出版社: 角川書店
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:4-04-160749-3

著者に珍しい短編集。
最初の二作で同じ警部が出てきたが、全編そのシリーズということではなかった。

【優しい殺人者】

かなり変わり者の、警視庁捜査一課警部。
自分は(ご馳走がある時以外は)動かず、部下が集めてきた資料を読み込んで犯人を当てる、いわば安楽椅子探偵。

【死あわせなカップル】

最初に見事な手際を見せられて、所轄刑事はその警部にぞっこんになっている。
途中交換殺人かと思われたが、そうではなかった。

しかしこの殺人計画、いったい何年かかっているのだろう?

【交歓殺人】

これはまったく面白くなかった。

【飼う女】

【願望の連環】

【死線上のアリア】

「G線上のアリア」をビオラで弾くと、「C線上のアリア」すなわち「死線上のアリア」になるのだった。

【碓氷峠殺人事件】

ここでまた福原警部登場。
軽井沢の事件に赴く際にアクシデントがあって、「横川の釜めし」を調達し損ねた。第一番目の目的、アウト。
それだけでなく、食べることに関してことごとく空振りに終わる警部。

今回も机上で事件を解決。

著者の短編はあまり面白くない。

 

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