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2020.08.31

「読書メーター」と、8月の検索語

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読書メーターで【生協の白石さん】に「いいね」がついてから、他の方からの「いいね」が増えてきた。
書いたのはもう15年も前のことなので、今頃発掘(?)されてきてちょっと面白い。

◆森博嗣「黒猫の三角」(04.07.18)
ADOBE ACROBAT が落ちる(19.11.08)
IPHONEアプリ:DAYENTRY(15.05.19)

◆森博嗣【恋恋蓮歩の演習】(04.09.27)
夏目漱石と新語・造語(09.07.31)
重松清【小学五年生】(17.09.30)


小柳ルミ子【わたしの城下町】(12.05.20)
真田広之さんのノート(06.02.10)
内田康夫【倉敷殺人事件】(10.06.02)

料理研究家の大原照子さん死去(15.02.02)


新書のカラーパターンと、7月の検索語(20.07.31)

 

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2020.08.30

近藤史恵【マカロンはマカロン】

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著者:近藤史恵
価格:792円
カテゴリ:一般
発売日:2020/07/30
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-488-42706-1

下町のフレンチレストラン、ビストロ・パ・マルのシェフは謎を鮮やかに解く名探偵。ブーダン・ノワール、豚足料理、マカロン、ベリーのタルト…。絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ!【「TRC MARC」の商品解説】

今回は7つの短編でそれぞれが短いから、さっくり読めた。

前回の【ヴァン・ショーをあなたに】が少し番外編のようなところがあったので、今回正当に戻ったようだ。
そして、前回の出場者(?)がさりげなく登場。説明がくどくなくていい。

【コウノトリが運ぶもの】は、二人で経営しているパン屋さん登場。実家が「昭和のパン屋さん」だったので、おしゃれな店にしたかった女性が向かしながらのパンもいいものだと目覚めたというのが前回の話だった。

【青い果実のタルト】「青い果実」とはブルーベリーのこと。食べ歩き記録をブログやインスタで公開するということは、リスクも伴う。

【共犯のピエ・ド・コション】

離婚して一人息子を育てている女性に、再婚相手が現れた。
この男性と息子とのやりとりが楽しい。新しく父になる人とうまくいってくれることは、女性にとって願ってもない。
ここでは、「豚足」の料理が出てくる。
こういうのは、やはり苦手だなぁ。

【追憶のブータン・ノワール】

ここでは、豚の血がぶちまけられていたという状況が起きる。
本来その血をソーセージにする予定だったようだ。でも、あまり嬉しくないなぁ。

【ムッシュ・パピヨンに伝言を】


【マカロンはマカロン】

表題作

【タルタルステーキの罠】

そんな中、【ヴィンテージワインと友情】はいただけなかった。何か悪意を感じさせる。

 

 

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2020.08.29

ドラマ【刑事コロンボ 第二十一話 意識の下の映像】

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サブリミナル広告というのを知ったのは、宮部みゆきの【魔術はささやく】だった。
いやその前に、佐野洋の小説でもあった。

今回は、フィルムに細工をするところから始まり、最後にはコロンボが細工をして容疑者に突きつけるという形をとっている。

容疑者は一生懸命被害者の妻に容疑を向けさせようとするが、その妻に対するコロンボの、「犯人ならばもうちょっとましなアリバイを考える」というセリフがいい。

犯人のアリバイ作りにカセットテープが使われて、それがまた証拠の一つになっているのも、時代を感じて面白い。

 

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2020.08.28

高野秀行【ワセダ三畳青春記】

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著者:高野秀行
価格:616円
カテゴリ:一般
発行年月:2003.10
出版社: 集英社
レーベル: 集英社文庫
利用対象:一般
ISBN:4-08-747632-4

 

三畳一間、家賃月12000円。ワセダのぼろアパート野々村荘に入居した私はケッタイ極まる住人たちと、アイドル性豊かな大家のおばちゃんに翻弄される。

エピソードの一つ一つが、楽しかった。

高田馬場駅から近いようだが、このアパート今もあるのかな?

29日(土)に、著者のオンラインLIVE「辺境チャンネル」というのがあって、本書が取り上げられるらしい。
午後2時~午後4時半

チケット代が2,200円で、ZOOMでの参加らしい。見逃し視聴にも対応しているという。

あいにく土曜日は予定があるし、どうしようかな?

 

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2020.08.27

映画【陽のあたる坂道】

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何かのきっかけで、見つけてしまった。

石原裕次郎主演の映画。
封切られたときに観ている。

北原三枝が、若い。学生の役。
小高雄二と川地民雄のデビュー作でもある。

芦川いずみが可愛い。

石坂洋次郎の原作を買ってしまった。

 

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2020.08.26

彩瀬まる【神様のケーキを頬ばるまで】

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著者:彩瀬まる
価格:616円
カテゴリ:一般
発売日:2016/10/12
出版社: 光文社
レーベル: 光文社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-334-77366-3

シングルマザーのマッサージ師が踏み出す一歩、喘息持ちのカフェバー店長の恋、理想の男から逃れられないOLの決意…。雑居ビルを舞台に、もがき、傷つき、それでも前を向く人々を描く。明日に向かうための短編集。【「TRC MARC」の商品解説】

【泥雪】

はじめて自分の店(マッサージ)を持ったとき買った「雪が降っている絵」。
店の場所は変わっても、この絵はいつも壁に掛かっている。

その作家は後年映画監督になり、そこそこ有名人に。
だが、初めて作品として書いた画とは、ずいぶんイメージが違ってしまった。

【七番目の神様】

呼吸器が弱く、「走り」が苦手。徒競走ではいつもビリ、七番目。
そんな僕も、とあるチェーン店の店長になっている。
いつしか接客も得意になり、恋人(らしき彼女)も出来た。

その彼女が進めてくれた映画の監督が、【泥雪】で出てきた画家だったとは。
また、この店は【泥雪】の鍼灸院と同じビルの同じ階にある。
そしてマッサージ師は、僕からは「さえないおばさん」と思われている。

どうやら、単独の短編を集めたのかと思っていたが、それぞれの話につながりがあるようだ。

【龍を見送る】

これまた、同じビルの同じ階にある古書店のアルバイト店員の話。
「龍」とは、彼女朝海が意気投合してバンドを組んでいるボーカル「きつね」こと哲平のこと。

いつか恋人同士になっていた二人だったが……。

【光る背中】

「光る背中」とは、本編の語り手十和子が好きなプロレスラーの背中。
イケメンの彼に翻弄された日々から解放され、それまで生で見ることのなかった試合を目の前で見ての感想。

ここでも、映画「深海魚」が出てきた。

【塔は崩れ、食事は止まず】

おいしいパンケーキを提供して繁盛していた店の共同経営者だった語り手。

その共同経営者とけんか別れの形で店を辞める。
相手は違う場所で店を出し、かなりの人気店になっている。
それを見て傷つきながら、ダラダラと過ごす日々。

向かいにある建物が壊されると知り、その2階にあったマッサージの店で施術を受けて、少し気持ちが変わる。

ようやく量販店のアルバイトを始め、そこの同僚(先輩の正社員)の子どもを預かったりするようになる。
その子を喜ばせようと、封印していたパンケーキのレシピを使う。

ここへ来て、ようやく本のタイトル【神様のケーキを頬ばるまで】の意味が解った。

 

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2020.08.25

ひらパー、コロナ対策

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ひらパー、コロナ対策 プールにテントの持ち込みOK

入場者数を制限して営業中とはいえ、マスクをして泳ぐわけにはいかず、当然プールサイドでもマスクなし。


小型テントは、飛沫感染防止とソーシャルディスタンスの効果もあるという。

 

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2020.08.24

今野敏他【警官の貌】

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著者:今野敏・誉田哲也・福田和代・貫井徳郎
価格:692円
カテゴリ:一般
取扱開始日:2014/03/06
出版社: 双葉社
レーベル: 双葉文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-575-51658-6

 今野敏「常習犯」、誉田哲也「三十九番」など4編を収めた警察小説アンソロジー。【「TRC MARC」の商品解説】

今野敏【常習犯】

警視庁第三課盗犯のプロと、空き巣のプロの、奇妙な信頼感。
結局はその信頼(?)が、えん罪を防ぐのだが。

一警察官の描き方に著者の神髄が……。

誉田哲也【三十九番】

同僚からコニさんと呼ばれている小西は、留置担当官。三十九番というのは、留置所に入っている容疑者の番号だ。
途中、この小西が何かしたらしいというのは判るが、最後に思いがけないオチがあった。

信じたくない、気持ちの悪い話だった。

福田和代【シザーズ】は、「通訳刑事」の話。

上月と城は、官舎の隣どおしに住んでいる。
城は美人の妻に出て行かれ、幼い娘を一人で育てるために日勤できる通訳になった。
上月とは1年違い。ため口をきき合う仲だ。

その二人も含め、偽ブランド品を扱っている犯人を粘り強く追い込んでいく。
城の警官らしくない「貌」は、これまでに無いタイプ。

 

貫井徳郎【見ざる、書かざる、言わざる ハーシュソサエティ】

これは途中で気持ち悪くなって、読むのをやめた。

 

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2020.08.23

【珈琲店タレーランの事件簿】

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著者:岡崎琢磨
価格:713円
カテゴリ:一般
取扱開始日:2012/07/31
出版社: 宝島社
レーベル: 宝島社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-8002-0072-3

6月の京都。恋人と喧嘩したアオヤマは、珈琲店タレーランで、長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ切間美星に出会う。【「TRC MARC」の商品解説】

「魅惑的な女性バリスタ」と表紙絵の少女とのイメージの違いに違和感あり。

事件というほどのものが起きるわけではなく、喫茶店の老人にしても今ひとつの感あり。

二件目での「珈琲」に関する蘊蓄は面白かった。

途中、京都の行事についてもさりげなく盛り込んである。
今年は、祇園祭も大文字の送り火も、規模がうんと小さくなってしまったが。

 

語り手の「アオヤマ」については、これまた今ひとつ個性無し。

それでも6巻ものシリーズになっているということは、よく売れているのだろう。

まぁ、こんな本物(?)の喫茶店は少なくなったから、実際にあったら行ってみたいな。

と、途中まで文句を言いながら読んでいたのが、何だかおかしな展開になった。
バリスタの過去に関係した事件が絡み、さらにアオヤマの正体は?

この結末で、このあとどうシリーズ化していくのだろう?
もう一冊くらい読んでみるか。

時々おかしな言葉遣いが、気になった。

『お連れしていただけませんか』
『青山さんがご来店したとき』
『解かれてみてはいかがでしょう』


↓ は、意識的なようだが……。
『投げられてみてはどうですか』

 

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2020.08.22

猛暑日つづく

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21日の当地の最高気温は38.7度で、西脇市や京田辺市と並んで全国6位だった。
豊中が39.9度で3位、京都市が39.7度で5位と、西日本の暑さが際立っていた。

午前中からもう息苦しいほどの暑さだった。

それにしても、降らないなぁ。

 

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2020.08.21

今野敏【棲月】

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著者:今野敏
価格:781円
カテゴリ:一般
発売日:2020/07/29
出版社: 新潮社
レーベル: 新潮文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-10-132163-9

私鉄と銀行のシステムが次々にダウン。不審に思った大森署署長・竜崎はいち早く署員を向かわせるが、警視庁生安部長から横槍が入る。【「TRC MARC」の商品解説】

大森署管内を走っている私鉄がシステムダウンした。
銀座に本店のある銀行のシステムも落ちた。

これらはハッキングか?

一方、管内で殺人事件発生。
被害者は、町の札付きの不良。

一見関係なさそうな事件だが、ことは次第に大きくなってくる。

ハッキング・SNSといった現代の便利である意味闇を描いて秀逸。

ITに強い署員の言動が面白い。
戸高も根岸も健在だ。
副署長は、竜崎に心酔している。

相変わらず外部の嫌がらせはあるが、そんなことでめげる竜崎ではない。
また、妻の冴子も周りを落ち着かせる。

そんな中、竜崎の移動が近づいてきた。

事件は移動日までに解決できるか!

 

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2020.08.20

ドラマ【刑事コロンボ 第二十話 野望の果て】

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今回の犯人は、まったく同情の余地無し。身勝手で傲慢で。
もっとも、被害者もまた、傲慢で押しが強い。

上院議員選挙に出馬している犯人は、自分のプライベートまでも支配しようとする選挙参謀を殺すつもりだった。
身代わり殺人ということでうまく行ったように見えたのだが。
この服を交換については、二人の体格が違いすぎるし、同じような俳優さんを持ってきた方がよかったのでは?

時間のこと、車が冷えていたこと、照明が切れていたこと、時計のことなど、いくつかの矛盾点をコロンボが結構早い時期から突いていく。

「野望」とは、上院議員になることか?
とすれば、彼は「当選」という絶頂から「逮捕」という奈落へ落ちたことになる。

 

犯人の声は、あの「風車の弥七」だった。
もっとも、「水戸黄門」を観たことはなかったのだが。

 

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2020.08.19

近藤史恵【ヴァン・ショーをあなたに】

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著者:近藤史恵
価格:770円
カテゴリ:一般
発売日:2015/02/27
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-488-42705-4

下町のフレンチレストラン、ビストロ・パ・マル。気取らない料理で客の舌と心をつかむ変わり者のシェフは、客たちの持ち込む不可解な謎をあざやかに解く名探偵。絶品料理の数々とともに贈る、極上のミステリ。【「TRC MARC」の商品解説】


今回もおいしい料理の数々がもてなされるが、ちょっと視点を変えてある。

 

意外や、三舟は猫好きだった。【錆びないスキレット】
道具は、時には凶器になる。
もう両親とはあまり行動を共にしなくなった中学生だが、優しい心は持ち続けている。
猫にハンカチでくるんだ煮干しを持たせるなんて、なんと可愛い発想だろう。

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【プーランジュリーのメロンパン】

娘を思う昭和のパン屋である両親。
そう言えば、これに近いパン屋があった。いや、今も営業中かもしれない。
息子たち二人とその店の娘さん二人が同学年だったということとは関係なく、よく買いに行った。

メロンパンって、おいしいもの。

 

【マドモアゼル・ブイヤベースにご用心】

どうやら、三舟にも恋心というのはあったようだ。


【氷姫】

どの短編も面白いのに、これはいただけなかった。
語り手はいつもの僕ではなく、客の一人。
その彼の経験なのだが、まさに「氷」のような女の勝手な振る舞いに腹立たしくなってくる。

【天空の泉】

これも、ヨーロッパへ渡った女性の語り。
そこへ修行でヨーロッパを渡り歩いている三舟がちょっと登場する。

そして表題作【ヴァン・ショーをあなたに】
ヴァン・ショーは、ビストロの隠れた人気メニューだ。
そのヴァン・ショー誕生秘話。

 

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2020.08.18

ドラマ【刑事コロンボ 第十八話 毒のある花】

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美の研究家という、美しい犯人。

ところがコロンボと犯人は、同じ原因で湿疹に悩むことになる。

どうしようもないいやな被害者の声は、伊武雅刀さんだった。

いつの時代も、またどこの国でも、「美しさ」に対する女性の欲求は果てしない。

変に欲をかいたために殺されるライバル会社の秘書哀れ。
彼女のバッグをわざと落として拾い上げる犯人。でも普通、こんな時は自分で拾わないかなぁ。
ここでタバコを拾わないのが、大きなポイント。でもうまくいくとは限らないのに。

 

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2020.08.17

近藤史恵【サクリファイス】

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著者:近藤史恵
価格:605円
カテゴリ:一般
発売日:2010/02/01
出版社: 新潮社
レーベル: 新潮文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-10-131261-3

ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと—。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。【「BOOK」データベースの商品解説】

物語は一カ所を除いて、「僕」白石 誓の視点で進む。

高校時代優秀なスプリンターだった白石は、常に「より速く」走ることを求められ、ちょうど失恋したこともあって陸上をやめてしまう。
この時の失恋相手の受け止め方が、(後に判るのだが)実に勝手だ。それが彼女の最近の恋人の悪意を誘っているから尚更そう思うのだが。

自転車競技を始めた白石は、大学を出て職業人チームに入る。
同期の伊庭は実力があり、上昇志向が強い。
チームのエース、石尾。彼を支える、最年長の赤城。

監督の斎木や元恋人の香乃など、多彩な人物が彩る。
そして、石尾が「潰した」とされている袴田も。

 

「ツール・ド・フランス」というのはニュースになったときは「すごいことするなぁ」程度のことでは知っていたが、ロードレースについては全く無知だ。
最初、そのロードレースの仕組み等についても記述されており、この競技が団体で勝ちを取りに行くということや、ずっと黒子に徹する役割もあることを知った。

白石にはエース石尾の「アシスト」としての位置づけがあり、一方の伊庭はエースを狙っている。

と、スポーツ小説かと思って読み進めるうちに、ミステリの要素を醸し出してくる。

 

果たして、石尾と袴田の衝突は事故だったのか、噂のように石尾が袴田を潰すためにしたことなのか?

 

恨みも、ここまで来ると邪悪だ。

「サクリファイス」(生贄)とは、だれのだれに対する、あるいは何の何に対するものなのか?

 

続編もあるらしい。

 

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2020.08.16

猛暑日

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猛暑日が続いている。
それでも病院内は快適で過ごしやすかった。
↑ は、退院の朝病院から眺めた、摂津の山と淀川。

ところが11日に退院したものの、この猛暑の中に放り出されて暑さに参ってしまった。
退院当日は嬉しくて張り切っていたが、次の日から調子を崩した。

食欲が無くなり(自分にとって食欲は一番のバロメーター)、一日中ウトウトして過ごす。
このままでは熱中症になりかねないと、ちょうど生協から来た甘酒を飲む。

それでも二日ほどすると身体も慣れたのか、かなり回復した。
しかし、自分で何か作って食べたいとは思わない。

 

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2020.08.15

近藤史恵【タルト・タタンの夢】

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著者:近藤史恵
価格:770円
カテゴリ:一般
発売日:2014/04/27
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
サイズ:15cm/253p
利用対象:一般
ISBN:978-4-488-42704-7

ビストロ・パ・マルへようこそ。絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ! 客たちの巻き込まれた不思議な事件や不可解な出来事。その謎を解くのは、シェフ三舟。傑作連作短編集。【商品解説】

 

何やら難しい名前の料理名がならぶが、フランス郊外の家庭料理のようだ。

ここ「ビストロ・パ・マル」は、スタッフ4名、テーブル席とカウンターが七つという小さなビストロ。

そこで起きる料理を巡る謎を、シェフの三舟が解決するという仕掛け。
三舟はフランスでの修行中、「MIFUNE」という名札で勘違いされて、「三船敏郎の子孫だとか、サムライ」だとか言われてきたらしい。
その彼が東京で開店する時、ぜひ雇ってほしいと言ってきたのが、スーシェフの志村。
あと、ワイン好きが高じて、OLを止めてソムリエになった金子。そして語り手のギャルソン

冒頭は表題作【タルト・タタンの夢】
舞台女優を応援するあまり、彼女が結婚すると効いて嫉妬のあまり相手を困らせるファン。
自分のことしか考えていないと、応援している人にも迷惑がかかる。


ひどい偏食家が愛人と訪れるが、その彼さえもおいしいと言わせるシェフの料理。【ロニョン・ド・ヴォーの決意】
一方、愛人は妻の料理がひどいからと、自分がその位置に座ろうとする。
愛があれば手間暇かけた料理を出して尽くすべしと言うこの女性は、まだ若いのに。
一方の妻は、本当に夫のためを思った料理を作っている。

それにしても、男の身勝手なこと。

【ガレット・デ・ロワの秘密】
スーシェフの奥さんは、シャンソン歌手だという。
クリスマスディナーショーに出演の予定が、ホテルがボヤを出してキャンセルに。
それならと、三舟が交渉して店で歌って貰うことに。

終わった後供されたガレット・デ・ロワについて、志村の妻が12年前のパリでの不思議な出来事を話し出す。
ケーキに入れたはずの陶器が、切り分けられた誰の一片からも出てこなかったのだ。
さすがに目の前で起きたことではないので判らないだろうと思うが、三舟はそれも解決する。

【オッソ・イラティをめぐる不和】

何とも不器用というか、鈍いというか。
妻の話をろくに聞いていない男というのはいるものだ。

 

【理不尽な酔っぱらい】
不良高校生が考えた、スイカにアルコールを注ぎ込んで食べるという方法。
その不祥事がなければ、甲子園に行ってたかもしれない、この商店街の甘味処の主。
おいしい和スイーツが供されるのは、最高!

【ぬけがらのカスレ】
カスレをめぐっての一組の男女の愛の行方。
まるでシャンソンみたい。


【割り切れないチョコレート】
素数ばかりの個数でパッケージされたチョコレート。
この男性は母のことを思い、一生懸命修行して、日本へ帰って店を出した。
だがその時には母はもう、チョコレートを食べる力がなくなっていた。

これまた、不器用な男の話。


どれもおいしいそうな料理が並ぶが、家庭料理とは言っても、やはりレストランでの手が込んだものばかりだ。

それにしても、脂分が多いような気がする。脂はおいしいものね。

 

 

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2020.08.14

ドラマ【刑事コロンボ 第十七話 二つの顔】

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若い娘と再婚しようとしている伯父。
結婚式の前日、彼は浴室で感電死する。

彼には、甥が二人いる。
一卵性双生児だが、二人の仲は悪い。

だが、この二人は共犯ではないかというのは、お約束ではないか。

感電させたのがブレンダーということで、料理家の弟の方が犯人の有力候補のようだ。それに兄の方は銀行マンで金に不自由していないから、動機がなさそうだ。

というコロンボに、弟は兄がギャンブラーであることを見せる。
つまり、兄にも動機はあるということ。

お互いに相手を疑わせるように仕向けている。

そこへ、遺言書の登場。

遺産はすべて結婚相手に渡ることになるようだが、弁護士が一枚噛んでくる。

と、あまり目新しくはなかった。

だが、声が滝田祐介さんだった。
なつかしい。
【事件記者】で、キャップの永井智雄から「伊那の勘太郎」と呼ばれていた伊那ちゃん。

 

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2020.08.13

【運命の八分休符】

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著者:連城三紀彦
価格:858円
カテゴリ:一般
発売日:2020/05/29
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-488-49813-9

心優しき落ちこぼれ青年・軍平は、度々事件にまきこまれては、素人探偵として奔走する羽目に…。殺人の容疑をかけられたモデルを救うためアリバイ崩しに挑む表題作など、5人の女性をめぐる5つの短編を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】

 

えっ?これ、連城三紀彦?

というくらい、これまでのイメージとは違った。
しかし【私の叔父さん】のような著作もあるし、単に自分が未知だっただけの話だ。

探偵役は、冴えない20代の男、軍平。よくもここまでおとしめたというような、コロンボも真っ青な「かわいそう」な風貌をしている。

それが何と、本書5篇に出てくる、いずれも美女のヒロインにモテるモテる。

表題作【運命の八分休符】は、お馴染みベートーベンの交響曲第5番「運命」にちなむもの。「運命」の出だしは「8分休符」から始まっているというのが大きなヒントだ。
このトリック、どこか覚えがあったのだが、山村美紗が使っていたらしい。ただし著者はそのことをご存じなく、あとで謝罪なさっていると「あとがき」にあった。


【邪悪な羊】は、ヒロインは面白いのだが、話はまさに邪悪な犯人のせいで後味はよくなかった。母親が、実の娘を……。いや、現在実際に事件が起きている。

ここでは祥子が「粗忽者」というのがキーワードになっている。

【観客はただ一人】は、ヒロイン宵子の絶望がよくわかる。そしてそのことに、読者も気づいているだろう。

【紙の鳥は青ざめて】
晶子の工作が、ちょっと興ざめ。

【濡れた衣裳】
弟の病気のためにホステスになった梢子の話だが、軍平はその真意を見抜く。
これが一番よかったかな。

そして、学生時代に空手の試合で対戦相手の運命を奪ってしまった軍平が、自分が幸せになったらダメだという「人生観」も悲しい。

 

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2020.08.12

フリーノ つづき

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先日来使っているフリーノだが、その使い勝手をば。

紙のように「手書き」出来るデジタルツールという売りだが、書き心地は悪くない。

一番の難点は、動作がイマイチ速くないということ(とにかくイラチなのだ)。
例えば電話メモなどするにも、今開いているのを閉じて(保存して)、メモ用のノートを起動させる必要がある。
これが少々時間がかかるのだ。

ノートは一覧表示されるので、あまり多いと何を作ったのか忘れそうだ。
一覧に出てくるだけにしておいた方が無難だろう。

ノートの中に複数の項目が書けるし、ある項目に追記したい(ページを増やしたい)時には該当箇所のすぐ後ろに挿入される。
これは、なかなかいい。
一つの項目が、まとめて保存出来るからだ。

これに特化すると、手帳が要らなくなるかな?
それはそれで、寂しいものがある。

 

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2020.08.11

定点観測?

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大山誠一郎【赤い博物館】

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著者:大山誠一郎
価格:836円
カテゴリ:一般
発売日:2018/09/04
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-791137-9

超ハイレベルで奇想天外、予測不能なトリック駆使の本格ミステリ!

捜査一課刑事だった聡は、手ひどい失敗をして懲罰人事を喰らい、「赤い博物館」へ移動してくる。
「赤い博物館」とは、捜査の資料をすべて保存しておく所。

そこでは資料の整理という、なんとも単調な仕事が待っていた。

しかしその中から、館長の冴子は独自の再操作をはじめる。
冴子はキャリなのに、ここへ移動してきてから8年になるという。

【パンの身代金】は、一見グリコ森永事件のようなものだったが、ターゲットにされた企業の社長が殺されて15年経過していた。
その真相は、何と現職の捜査員が関係していた。
しかもそれを知った聡の元上司は、その捜査員と仲がいいこともあって、聡を逆恨みする。

という、これまた絶対にあってはならない、だがあり得る話し。


二つ目の【復習日記】は、「僕」が元恋人を殺されてその復習をするという話しで、「赤い博物館」とは関係ないのかなと思いながら読んでいたが、その復習日記も資料の一つで、それを読んだ冴子が真相にたどり着くという話し。


【死が共犯者を別つまで】

交換殺人という、小説ではよくあるが実際にはないだろう話し。


【炎】

この冒頭部分は、今はそこそこ有名な写真家になった女性の幼児時代の思い出。
父母と母の妹が、無残な死に方をしてお泊まり保育に行っていた彼女一人が助かったというもの。

ところがこれが、この事件の重要な資料となるのだった。


【死に至る問い】

この冒頭部分は、この犯人が書いたものか、あるいは冴子自身が書いたものかも?

シリーズになったら面白いのに、著者は寡作だという。

 

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2020.08.10

猛暑日の空と河

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定点観測?

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ドラマ【刑事コロンボ 第十六話 絶たれた音】

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クイーンの「最後の悲劇」をちょっと想起させられる。
縦から見ても横から見ても、ですか。コロンボも味なことを言うね。

今回の犯人は陰湿。
それは被害者の人柄が大らかなことと対照的だ。
今回も、犯人は被害者を貶めようとしたのだが……。

 

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2020.08.09

定点観測?

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今日も暑くなりそうです

 

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西村京太郎【呉・広島ダブル殺人事件】

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著者:西村京太郎
価格:990円
カテゴリ:一般
発売日:2020/05/14
出版社: 双葉社
レーベル: FUTABA NOVELS(フタバノベルズ)
利用対象:一般
ISBN:978-4-575-00808-1

警視庁捜査一課の市橋刑事は、祖父・勝之介の頼みで呉を訪れ、宿泊先で殺人事件に巻き込まれた。【「TRC MARC」の商品解説】

この本は、編集者が校正をしているのだろうか?

名前の不統一とかその場にいない人物が突然発言したり……。

話自体にも、矛盾点が多い。

それに、やたら句点が多く、読みづらい。
また、いちいち「祖父、勝之介」と何度も出てくるのも煩わしい。

戦争を引きずった話ということだが、その必然性もあまりない。

現役の警視庁刑事が関係している事件という視点は面白いのに……。

 

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2020.08.08

ドラマ【刑事コロンボ 第十五話 溶けた糸】

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そう、これは大逆転のラストだった。

珍しく、コロンボがポットを叩きつけて激怒する場面もある。
しかしこれは怒ったからというより、犯人をたきつけていたのだろう。
実際、博士が死ぬようなことになったら困るから、必ず再手術をすると見越して。

それにしてもこの犯人、チョロチョロと動き回りすぎ。
偶然が見方をして目撃者がなかったが。

薬物中毒から被害者のおかげで抜け出せた青年は、ひどいとばっちりをうけたものだ。
また、犯人が被害者を貶めるような細工をするのもひどい話だ。

ラスト、これはスカッとするなぁ。

 

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定点観測?

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今日は少し曇っています

 

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2020.08.07

定点観測?

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内田康夫【三州吉良殺人事件】

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著者:内田康夫
価格:550円
カテゴリ:一般
販売開始日:2014/07/15
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
ISBN:978-4-04-160730-5

浅見光彦は、母雪江の三州への旅のお供を命じられた。道中出会った愛国老人が蒲郡の海岸で発見される。嫌疑をかけられた浅見母子が活躍する異色作。

珍しく母雪江と旅行に出かけた浅見光彦。
二人仲良く嫌疑をかけられるのか。雪江はどういう対応をするのだろう?

という好奇心も相まっての本書。

この二人仲良く嫌疑をかけられた話は、雪江の受け答えも相まって無事通過する。
雪江は、もちろん陽一郎のことはおくびにも出さない。

本書での雪江は、いつもと違う。
やけに浅見をおだてたり、好奇心丸出しで口を出してくる。

しかし田舎の刑事の愚鈍さが、しつこいくらい表現されている。
著者にその気はないだろうが、失礼に当たらないかと少々気になる。

物語は、過去に遡っての罪が犯した犯罪というか。
やるせない部分も大きい。

 

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2020.08.06

定点観測?

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もう散歩している人がいますが(6時少し前)、今日も暑くなりそうです。

 

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フリーノ

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7月31日発売の「フリーノ」を購入した。
予約制だったのだが、当初予約しなくても当日買えるかと高をくくっていたのが、一時的に品切れになっていた。

ようやく届いたので、触ってみる。

筆圧を色々変えて実験。
ノートはたくさん作れるが、あまり作ってもそのことを忘れてしまいそうなので絞り込む。
一つのノートで何ページも作れるから、大きな枠で作ったものに1ページ目をインデックスとしておくのもいいかもしれない。

「TO DO リスト」も作成。
これは結構使えそう。

ノートの一つを「ボギーボード」のようにも出来そうだ。
ボギーボードは一括消去しか出来ないが、こちらは一つずつ消せるので便利だ。

Dropboxとの連携だが、何故かアカウントが「Gメール」の必要がありそうなのでもう少し勉強する必要あり。

それと、↑のようなカレンダーがあるのはいいのだが、字が小さくてあまり実用的ではないなぁ。

画像は、キングジムのサイトから拝借しました。

 

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2020.08.05

定点観測?

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大山誠一郎【アリバイ崩し承ります】

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著者:大山誠一郎
価格:748円
カテゴリ:一般
発売日:2019/11/25
出版社: 実業之日本社
レーベル: 実業之日本社文庫
サイズ:16cm/306p
利用対象:一般
ISBN:978-4-408-55548-5

時計屋店主の美谷時乃は、時計の修理はもちろん、アリバイ崩しを行う。刑事が依頼すると…。本格ミステリーベスト10、第1位!【商品解説】

 

【アリバイ崩し承ります】

こんなこと、絶対にないだろう。いや、あっては困る。

現職の捜査一課刑事が、時計屋にアリバイ崩しを頼み込む。
時計屋はごく普通に「時計修理」を仕事にしているのだが、時間に関すること、つまり「アリバイ崩し」も仕事にしているという設定。

一つ一つ刑事から話を聞いて、話しの内容から矛盾を見いだして解決してくれる。

途中、アリバイ崩しではなくアリバイ探しの話しや時計屋の先代、彼女の祖父の話も織り込みながら、面白い7篇だった。


第6話【時計屋探偵と山荘のアリバイ】では、警察官を目指しているしっかりした中学生が容疑者となる。
彼の祖母は、詐欺の犠牲となって自殺していたから、動機はある。

しかし真犯人も殺意はなかったのだから、自分から名乗り出てほしかった。


最終話【時計や探偵とダウンロードのアリバイ】では、刑事が店を尋ねたら「本日休業」になっていた。
これまでの経緯から、もしかしたら店はなくなっているのではと思ったが、単純に休業日だった。店も店主も、あまり現実的でないからつかの間この世に現れてまた姿を消したのかと思ったのだったが。

そしてこの話しは、容疑者がかわいそうすぎる。


著者の作品、もう少し読んでみよう。

 

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2020.08.04

定点観測?

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ラジオ【黒い魔物】江戸川乱歩

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「らじるらじる」の「聞き逃し放送」で、【少年探偵団】を見つけた。
江戸川乱歩原作のもので、明智探偵と少年探偵団が活躍するシリーズものである。
その中の【黒い魔物】が放送されていたので、聞いてみる。
朗読は、渡辺徹だ。

むかーしテレビが始まって間もない頃、「少年探偵団」が放映されていた。
いつも後手後手に廻る警察官やくは、たしか田口計さんだった。
割合悪役が多かった方だ。


さて【黒い魔物】だが、東京のあちこちに前身真っ黒で白い歯をむき出して「ケタケタ」と笑う魔物が現れるという噂が立つ。

その内だんだん、その黒い魔物のターゲットが絞られていく。

少年探偵団の一員である篠崎君。
彼の妹が狙われているようなのだ。
そして、その理由を父親が語る。

妹を守るため、少年探偵団の小林団長はある策を弄するのだが……。

現在も放送中のまだまだ続く冒険もので、本書では明智探偵は遠くへ出張中だ。

 

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2020.08.03

定点観測?

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【どうかこの声が、あなたに届きますように】

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著者:浅葉なつ
価格:748円
カテゴリ:一般
発売日:2019/09/03
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-791349-6

地下アイドルを辞め、マスクを手放せない奈々子が、ラジオのパーソナリティに!? 初収録の日、とんでもない事態が…。絶望を抱える中学生、子どものいない夫婦、切実な日々を生きるリスナーに、奈々子の声は響くだろうか。【「TRC MARC」の商品解説】

1.伊澤春菜 31歳

2.小松奈々子 20歳

毎回違うリスナーが登場するが、それぞれが繋がっている。

「TALK#06 真崎悠一」が、泣ける。

大人になるって、どういうこと?
中学時代、教師に不信感を抱いて以来、ずっと一人を享受してきた。
そんな彼にも、高校時代には成り行きから「友だち」になった二人がいた。

その内の一人が大阪へ転校し、それ以来彼とは連絡を取っていない。
転校することを公にするまで自分たちに黙っていた事への恨みからだ。
だが実は、「ともだち」だから「寂しい」のだった。

終盤、夏海の番組へのリクエスト。
そして彼は、もう一人の友だちと大阪へ行こうと思う。

最初に出てきた伊澤春菜が後で出てきたのに、最初気づかなかった。
そういえば、転職しようかなと言ってたな。

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2020.08.02

定点観測?

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今日も暑くなるのかな

 

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ラジオ「古典講読」【更級日記】

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「聞き逃し放送」で【更級日記】を聞く。
実際には52歳になった作者が若い頃の事を記述したもの


その第7回『源氏物語を読み耽る』

ここはこの日記の中で、多分一番好きなところだ。高校時代の教科書にあった


第8回の『お姫さまの生まれ変わりの猫』は、「愛は永遠か」について言及していて面白かった。


高校での古典はつまみ食い的な要素が強く、一冊を全部読むことはない。
受験対策的なものもあって、物語を楽しむ要素は少なかったような気がする。

深めたければその後自分で読めばいいのだが、なかなかそういう機会は少ない。
しかしその頃これを習ったと言うことは、この年になってフッとアンテナに引っかかってきたのだ。

どなたの言葉だったか、中学時代に「枕草子」を習うことに意味について言及されていたことがあった。
それに触れたことが大切だといった内容だったと思うが……。

今まさに、それを実感している。
この講座は、まだ続く。

加賀美幸子アナの朗読がさすがだ。

 

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2020.08.01

7月の読書メーターまとめ

7月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:2425
ナイス数:938

果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/07/post-8aa247.html
読了日:07月29日 著者:今野 敏
追分殺人事件 (角川文庫)追分殺人事件 (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/07/post-9e1e55.html
読了日:07月24日 著者:内田 康夫
蒲団蒲団感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/07/post-8d8372.html
読了日:07月22日 著者:田山 花袋
喫茶『猫の木』物語。~不思議な猫マスターの癒しの一杯~ (マイナビ出版ファン文庫)喫茶『猫の木』物語。~不思議な猫マスターの癒しの一杯~ (マイナビ出版ファン文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/07/post-a86779.html
読了日:07月19日 著者:植原 翠
サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/07/post-52a3b4.html
読了日:07月17日 著者:大崎 梢
これが人生最後の片づけ: あなたの心のもやもやをスッキリしませんか?これが人生最後の片づけ: あなたの心のもやもやをスッキリしませんか?感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/07/post-57b7dc.html
読了日:07月15日 著者:kyoan
去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/07/post-2e9ba4.html
読了日:07月11日 著者:今野敏
伝説のエンドーくん (小学館文庫)伝説のエンドーくん (小学館文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/07/post-98b604.html
読了日:07月08日 著者:まはら 三桃
死線上のアリア (角川文庫)死線上のアリア (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/07/post-4a37d7.html
読了日:07月07日 著者:内田 康夫
白をつなぐ (小学館文庫)白をつなぐ (小学館文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/07/post-21dc82.html
読了日:07月04日 著者:まはら三桃
音波の殺人音波の殺人感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/07/post-eb571a.html
読了日:07月03日 著者:野村 胡堂
折々の記折々の記感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/06/post-63b3e5.html
読了日:07月01日 著者:吉川 英治

読書メーター

 

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定点観測?

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ようやく梅雨が開けたようです

 

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