近藤史恵【マカロンはマカロン】
著者:近藤史恵
価格:792円
カテゴリ:一般
発売日:2020/07/30
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-488-42706-1
下町のフレンチレストラン、ビストロ・パ・マルのシェフは謎を鮮やかに解く名探偵。ブーダン・ノワール、豚足料理、マカロン、ベリーのタルト…。絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ!【「TRC MARC」の商品解説】
今回は7つの短編でそれぞれが短いから、さっくり読めた。
前回の【ヴァン・ショーをあなたに】が少し番外編のようなところがあったので、今回正当に戻ったようだ。
そして、前回の出場者(?)がさりげなく登場。説明がくどくなくていい。
【コウノトリが運ぶもの】は、二人で経営しているパン屋さん登場。実家が「昭和のパン屋さん」だったので、おしゃれな店にしたかった女性が向かしながらのパンもいいものだと目覚めたというのが前回の話だった。
【青い果実のタルト】「青い果実」とはブルーベリーのこと。食べ歩き記録をブログやインスタで公開するということは、リスクも伴う。
【共犯のピエ・ド・コション】
離婚して一人息子を育てている女性に、再婚相手が現れた。
この男性と息子とのやりとりが楽しい。新しく父になる人とうまくいってくれることは、女性にとって願ってもない。
ここでは、「豚足」の料理が出てくる。
こういうのは、やはり苦手だなぁ。
【追憶のブータン・ノワール】
ここでは、豚の血がぶちまけられていたという状況が起きる。
本来その血をソーセージにする予定だったようだ。でも、あまり嬉しくないなぁ。
【ムッシュ・パピヨンに伝言を】
【マカロンはマカロン】
表題作
【タルタルステーキの罠】
そんな中、【ヴィンテージワインと友情】はいただけなかった。何か悪意を感じさせる。
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