ラジオ「古典講読」【更級日記】
「聞き逃し放送」で【更級日記】を聞く。
実際には52歳になった作者が若い頃の事を記述したもの
その第7回『源氏物語を読み耽る』
ここはこの日記の中で、多分一番好きなところだ。高校時代の教科書にあった
第8回の『お姫さまの生まれ変わりの猫』は、「愛は永遠か」について言及していて面白かった。
高校での古典はつまみ食い的な要素が強く、一冊を全部読むことはない。
受験対策的なものもあって、物語を楽しむ要素は少なかったような気がする。
深めたければその後自分で読めばいいのだが、なかなかそういう機会は少ない。
しかしその頃これを習ったと言うことは、この年になってフッとアンテナに引っかかってきたのだ。
どなたの言葉だったか、中学時代に「枕草子」を習うことに意味について言及されていたことがあった。
それに触れたことが大切だといった内容だったと思うが……。
今まさに、それを実感している。
この講座は、まだ続く。
加賀美幸子アナの朗読がさすがだ。
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