ドラマ【刑事コロンボ 第二十四話 白鳥の歌】
本物のカントリー歌手が犯人という、なんとも大胆なドラマ。
でも、妻に頭を押さえられて身動き出来ない犯人は哀れ。
この妻の悪妻ぶりが、犯人への同情を呼ぶのでは?
何回か公演場面が出てくるが、これは実際の公演ではないかな?
また、彼の歌のバックコーラスは若い女性たちだが、その中に妻が入っているのに違和感がある。
可愛いお嬢さんたちの中に意地悪おばさんが混じっているのだから。彼女は、片時も彼を監視しなければ気が済まなかったか。
ま、犯人もおよそ品行方正とは言えないが。
あと、妻の葬儀に(いくら仲が悪かったとは言え)列席せずに馬鹿騒ぎをしているのも、変な感じ。
あげく、コーラスガールの一人を口説くなんて。
飛行機の整備士が楽しかったが、憧れの歌手の前でも平気で「お口モグモグ」というのは、国民性の違いかなぁ。
もうひとり、コーラスガールの衣装の布を用意するおばさんも、個性的で面白かった。
ここの布が盗まれていることが、大きなヒントになっている。
ヒントといえば、飛行機に乗るときに持っていたレンタカーのキーもそうだ。ここは大きい。
そのおかげで犯人の行動が予測でき……。
しかし、サンフランシスコ行きではギターのことに触れていない。
最初の事故(事件)の時にギターをかばって別便にするのもヒントになっているのに。
最後の、「ライトの中に浮かび上がる犯人」が際立つ。
この手法は、たしか【パイルDー3の壁】でも使われていた。
違和感のあったのが、ここでの重要なテーマの「礼拝堂」。『らいはいどう』と発音していたが、キリスト教では「れいはいどう」のはず。
こうした細かいことは、結構大事では?
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