ラジオ【トーキングウィズ松尾堂】
Twitterでフォローしている飯間浩明先生がゲスト出演された【トーキングウィズ松尾堂】を聞いた。色々面白いお話が伺えた。
日本語には「ン」で始まる言葉はないが、アフリカなどではあるということ。
「キリマ・ンジャロ」の例が出ていたが、そう言われれば聞いてことがあるような。
最近平板化している言葉のことも出ていた。
「ディレクター」「デザイナー」など。「ドライバー」は、運転手が「中高」だが、工具の方は「平板」。だが、運転手も「平板」になることが多いとか。
ただ、年代によって言い方も違うので、声を出して本を読む場合、そこまで考えるとなかなか難しい。
番組中に【でーれーガールズ】という本の名前が出てきたが、「でーれー」とは岡山弁で「どえらい」といった意味がとか。名古屋弁の「どえれー」と似ているねというところから、岡山弁と名古屋弁は似ているところがあるという話になった。
言葉は京都を中心にして拡がっていき、そのため出雲で東北弁に似たしゃべり方があるというのは、松本清張【砂の器】の重要なポイントだったが、岡山と名古屋というのも、そうした地理関係にあるのかもしれない。
フランスでも同じように言葉がパリから放射状に拡がっていくという話を聞いたとは、【砂の器】の時に書いた。市内の大学であった「市民講座」で伺った話。NHKで大河ドラマの時代考証をなさっていた先生のお話だった。お名前失念。
当日追記
先の先生のお名前は、「堀井令以知」先生だった。
「新村出記念財団」 の理事長をなさっていて、2013年に亡くなられたとのこと。
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