ドラマ【刑事コロンボ 第二十三話 愛情の計算】
今回コロンボは、メモ帳の代わりに小型録音機を使用していた。ICレコーダーではなく、録音機(だと思う)。
ところが頭出しがうまくいかなかったり、わざわざ探し出して聞かせたりといった作業に時間がかかっている。
一方、「最先端」のロボットも登場するが、こちらも今から見るとねーというところか。
この犯人は、凡ミスをしすぎ。
家の中に被害者を担ぎ込むときも、靴で壁をこする。もっともこれが、犯人特定の一つのヒントになるが。
また、くるまのボンネットの傷も、お粗末ではないか。これを隠そうとして、余計なことをする必要に迫られてしまう。
息子は優秀な科学者というわりには、頼りなくもろそうだ。
彼に比べれば、天才少年の方がよほどしっかりしている。もっとも彼も、少年らしい一面をみせる。そしてそれが、犯行の助けになっているのだが。
この少年の役名が、なんと「スティーブン・スペルバーグ」。第三話【構想の死角】の監督が売り出し始めた「スティーブン・スピルバーグ」だから、相似性に気づいてないはずはないのだが。
父親の愛情を「計算」したコロンボのお芝居。そうくるだろうなという展開だった。
画像は、5年前。青森のベイブリッジから。
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