ドラマ【刑事コロンボ 第二十五話 権力の墓穴】
冒頭、妻を殺した犯人だが、今回はなんというか「犯人オーラ?」がないと思ったら、実は主犯になる人物は別にいた。
その主犯と先の犯人とのボソボソ声での会話が、聞き取りにくかった。
だが、しだいに引き込まれる。
主犯は、なんとコロンボの上司。これは一筋縄ではいかないだろう。
その通り、なんとか近所を荒らしている泥棒の仕業にしたい上司と、その命令に従わざるを得ないコロンボの葛藤。
「(泥棒の)偽のプロフィール」を作るとは、コロンボ窮余の策とはいえ……。
だが、コロンボが上司の命令通りに動いた結果で、罠に陥る犯人。
最後の犯人突き止めが、爽快。
最初の事件でもみ消しを買って出たのも、自分の犯行に利用する気があったのだろう。
しかし、いきなり妻を殺したときは、仰天した。財産はほぼ妻のもので、慈善事業などに使っているのを苦々しく思っているのは示唆されていたが。自分の立場を考えなかったのかなぁ。
全体に夜の場面が多く、暗くてはっきりしないところがあったのが残念。
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