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2020.10.31

iPhone12と、10月の検索語

Iphone12

新しいiPhoneが、23日に販売開始になった。
今年は買換の年(?)なのだが、さて、どれにしようか!

「メモ帳」が保存できなくなって焦る(15.04.02)
のだめバッグなど(07.02.09)
【ヴェネツィア殺人事件】(06.05.19)

田辺聖子【孤独な夜のココア】(10.09.03)
食洗機をやめた(18.04.10)
ごんおばちゃま【すっきり!幸せ簡単片づけ術】(12.09.18)


重松清【小学五年生】(17.09.13)
ウイスキーボンボン(12..02.14)
西村京太郎【寝台特急あかつき殺人事件】(17.11.23)


京阪特急「びわこ号」の魅力語ろう(12.01.14)
松本清張【強き蟻】(14.10.12)
ふくやま美術館(15.08.26)

松本清張【球形の荒野 下】(06.02.02)
【きのう何食べた?】のレシピ(11.10.19)
西村京太郎【宗谷本線殺人事件】(07.10.28)

ほぼ日手帳を断捨離(19.05.03)
「小腹」って、どこ?(06.02.10)

斎藤明美【高峰秀子の捨てられない荷物】(07.04.26)
青山美智子【木曜日にはココアを】(19.12.16)
私本管理の不具合(09.09.16)

 

「半沢直樹」と、9月の検索語(20.09.30)

 

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2020.10.30

カラートリートメント

           Photo_2020102312140161kyqkafarl_ac_sl1323_

いつぞや「ココア」の進化(?)について書いた。
それまで粉が散ったりしていたのが、そういうことがなくなったという内容だったと思う。

この「カラートリートメント」についても、最近同じようなことを思うようになった。

以前は、湿ったままだとタオルに色が付いた。
乾かしておかないと、枕カバーもよごれた。

それが、最近はタオルドライしても殆ど色が付かないのだ。
それだけではなく、ゆすいでいるときも割合早く色水(色のついたお湯?)でなくなる。

外観は変わらないのに、こういうところで企業努力がなされているのかなぁ。

 

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2020.10.29

若竹七海【ヴィラ・マグノリアの殺人】

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著者:若竹七海
価格:770円
カテゴリ:一般
発行年月:2002.9
出版社: 光文社
レーベル: 光文社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-334-73373-5

海に臨む邸宅、十棟が並ぶ「ヴィラ・葉崎マグノリア」の一棟で死体が発見された。所持品もなく、顔と手が潰されて身元の特定は困難。聞き込みに懸ける署員たちだが、ヴィラの住人は皆、癖のある人間ばかり…。

本書は「コージー・ミステリー」だというが、その「コージー・ミステリー」というのは、『日常的な場面でのミステリーで容疑者が極めて狭い範囲のコミュニティに属している』(Wikipedia)ということらしい。

双子が可愛いという人もいたが、あまり好きになれないガキども(いえ、お子さまたち)。

 

ヴィラの空き家で、身元のわからない死体が見つかった。

このヴィラに住む8組の住民たちは皆、なにがしかの秘密を持っている。
脅迫されているもの、あることないこと吹聴してまわるもの。
噂話が、三度のご飯より好きなもの。

と、いずれも嫌な性格の登場人物たち。

古本屋のアルバイトである葉村さんというのは、あの「日本一不運な探偵」ではなかったか。

そして、意外な犯人。と、意外な真相。
「海に臨む邸宅」に住んでいる人気作家角田の「実は……」も含めて。

人間関係は単純なのだが出てくる人たちがたくさんで、そのたびに巻頭の「登場人物」を見に行った。

カバー画には、本書の「キー」が詰まっていて楽しい。

 

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2020.10.28

名探偵ポワロ(30)「猟人荘の怪事件」

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短編集【ポワロ登場】所収

いきなり雪の中の猟風景。
ポワロも、ライチョウの料理本など持って見物している。そのせいで大風邪をひいてしまうのだが、これは原作にはない設定。

この後のディナー風景も、狩り場でのちょっとした事件も、駅員の自転車盗難も原作にはない。

どうもかなり短い一篇なので、膨らませたようだ。

被害者は嫌な人物で犯人は逮捕されるのだが、この人物はヘイスティングズの友人だった。ヘイスティングズとしてはやりきれないだろうが、これまた原作では単なる依頼人で被害者の死によって財産を受け取ったのだった。(決め手がなくて逮捕できなかったから)

狩猟用のワンちゃんで特に鼻のきく子がかわいかった。犯人逮捕にずいぶん貢献した。

 

狩り場風景はいかにも寒々しく、観ているだけで身体が冷えてきた。

 

画像は、東京の冬の夜景。雪が降ったんだったっけ。次の日も、寒かったなぁ。

 

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2020.10.27

高橋拓也【時間をもっと大切にするための小さいノート活用術】

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著者:高橋拓也
価格:1,870円
カテゴリ:一般
発売日:2020/01/31
出版社: 玄光社
利用対象:一般
ISBN:978-4-7683-1293-3

小さいノートを味方につけて、“あなたの時間”を取り戻そう! やることリスト&アイデアメモ、タスク振り分け、記事の下書き、本の記録など、プライベートからビジネスまでの活用術を伝える。17種の小さいノートも紹介。【「TRC MARC」の商品解説】

ふと目にとまってポチった本。

色々かわいい手帳満載。

これが、「手帳とダイアリー熱」を再び起こしたのは確か。

色々なノートが紹介されている。どれも、カラフルでかわいい。

一番目は、「いい手帳」として紹介されることの多い「測量野帳」。
一度手に取ったことはあるが、表紙が堅くて重たい印象だった。名前の通り、外で使うことを想定して、立ったままで書けることを重視しているから。

次の「02」「ロルバーン」というのはリングノート。ミシン目付きで切り離せるというのが魅力だが。

「03」は、「トラベラーズノート」の、もちろんパスポートサイズ。
これも一時好きで使っていたが、開くのが少々面倒な手続き(?)ありで、使わなくなった。
でも、まだ取っている。

「04」が「ロイヒトトゥルム1917」。
カラフルで全色揃えたくなる。いや、実際揃えかけた。今でも何冊かは未使用のままある。パレットジャーナルノートの定番(?)。ページ番号が打ってあるのが嬉しい。

そして「05」が、「EdiT」方眼ノート。
結局、今のところこれに落ち着きそう。
紹介されているのは「A5」だが、今使い始めているのは「A6正寸」。
一冊目はテスト用になってしまった。使い方を精査して(おおげさ)、「なんでもあり」で使うことにした。

余談だが、ダイアリーとして、姉妹版「スケジュール帳 ダイアリー EDiT 1日1ページ」を使い始めて何年になるだろう。違うものを使いかけても、結局これに戻ってくる。
だから、同じEdiTシリーズも相性がいいだろう。

他にも12月からは、「スケジュール帳 ダイアリー EDiT 週間レフト手帳 B6変型」を、仕事用に使う予定。

話が逸れた。

紹介されている「小さいノート」は、ほかに

「06」で「ほぼ日の方眼ノート」。
これもいいのだが、いかんせん、ほぼ日のは方眼のサイズが小さくて、「ほぼ日手帳」を止めたのもそれが原因だった。

このあとも、「すぐログ」という名前通りのものだとか、色々紹介されている。

「11」の「キャンパスノート」は長寿だなぁ。使い終わったらコンビニででも手に入るという気軽さがいい。

最後はこれに回帰するかもしれないなぁ。

LIFEの「ノーブルノートミニ」も表紙がいい。

 

後半は、筆記具や小物の紹介があった。

 

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2020.10.26

手帳とダイアリー

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毎年この時期になると、決めてはいても手帳やダイアリーが気になる。

ダイアリーは、ここのところずっと、EDITを使っている。
B6変形で、一日一ページ。索引代わりのマンスリーもあって、使いやすい。

書き込む内容は時々(いやしょっちゅう)変わるが、日々のログであることは間違いない。

一時「バレットジャーナル」を取り入れようと、「ロイヒトトゥルム ノート A5」を使ったりしていた。
去年春の入院時には、これを持って行った。

しかし半年ほどで使わなくなった。

平行してモレスキンの手帳も持ち歩き用に使っていたが、浮気心が出て持ち歩きは薄い手帳兼ダイアリーを何種類か使ってみた。

過日、文具王の「アクセスノートブック」が面白そうと、購入。何でも帳のように使い始めたが、なんとなく使いづらい。

 

ふと気づいた。

自分にとって、サイズは非常に重要だと。

去年の「ロイヒトトゥルム ノート 」もA5だったし、「アクセスノートブック」もA5だ。
それが、使いづらいと感じるもっとも大きな要因なのだ。

で、今使い始めたノートについては別記事で。
その前に、ある本に影響を受けているのだが……。

 

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2020.10.25

山本巧次【早房希美の謎解き急行】

Photo_20201024104901 著者:山本巧次
価格:704円
カテゴリ:一般
販売開始日:2020/09/09
出版社: 双葉社
レーベル: 双葉文庫
ISBN:978-4-575-52399-7

大手私鉄・武州急行電鉄に勤める早房希美のもとに、社内の各部署からトラブルが持ち込まれる。踏切の障害物検知装置が謎の誤作動を繰り返したり、駅員に階段で突き落とされたと乗客から...

「武州急行電鉄」というのは、架空の鉄道会社のようだ。冒頭に路線図や停車駅案内まであるから、本物かと思った。
1924年(大正13年)から1938年まで実際に存在した「武州鉄道」というのとは、少し違うようだ。
関東の私鉄はややこしい。

その「武州急行鉄道」に務める早房希美の祖父は、埼玉県警で名をはせた名刑事だった。
一種の「退職刑事」ものだが、孫娘は刑事ではなく鉄道会社の社員だ。


「ケース1」から「ケース5」までという案内。

ケース1【遮断機のくぐり抜けは大変危険です】

ケース2【雨の日は御足元に充分ご注意ください】

ケース3【危険物の持ち込みはお断りしております】

ケース4【痴漢は犯罪です】

ケース5の【特急のご乗車には特急券が必要です】がよかった。

希美はたまに、有料の特急に乗る。
短い距離だが、確実に座っていけるからだ。

だがその車両の売られていない座席に座る女性を確認。
二日続けて乗ってきた女性は、誰かを探しているようだった。

一方、もう一つの特急に乗った日、今度は隣の席に来るべき人を待っている男性を見かける。

と、この二人の物語をメインに、特急専門のスリの話など盛り込んである。

普段はいけ好かない野郎だと思っていた布施の思いがけない洒落た行動も、この話に花を添えた。

今回は、喜一郎のアドバイスは必要なかった。

 

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2020.10.24

名探偵ポワロ(29)「戦勝舞踏会事件」

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今回はポワロも出席していた舞踏会会場での事件で、彼は新聞で叩かれる。
一見平静を装うポワロだが、ヘィスティングスとジャップ警部は、彼が相当気にしていることを見破っていた。

外国人の顔はただでさえ覚えにくいのに、仮面をつけているのでなおさらだ。

参加者の中に、劇団の6人がいた。
その中の一人、子爵であるクロンショー卿が殺される。彼の叔父は、無心をしていた。子爵が亡くなれば、その叔父が後を継ぐことになる。
また、途中で退席した女優も薬物のせいで死んでしまった。

新聞での評判を気にしていたポワロは、事件が解決してからラジオで自ら解説をするのだが……。
ポワロの英語がどれくらいひどいか、吹き替えで聴いている限りでは判らない。

しかし聴取者から苦情殺到という結末に、ポワロの自尊心はさらに傷ついたのだった。

これも、【教会で死んだ男】に収録されているようだ。やはり買わなきゃ。

 

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2020.10.23

アガサ・クリスティ【クリスマス・プディングの冒険】

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著者:アガサ・クリスティ
価格:990円
カテゴリ:一般
発行年月:2004.11
出版社: 早川書房
レーベル: クリスティー文庫ー
利用対象:一般
ISBN:4-15-130063-5

英国の楽しい古風なクリスマス。など、短篇の名手クリスティーによる短篇のフルコースを召し上がれ。(本の紹介より)

表題作をはじめ、全部で6つの短編集。テレビドラマの原作もある。

【クリスマス・プディングの冒険】

テレビドラマで、【盗まれたロイヤル・ルビー】として放映されたもの。エジプト王子は、東洋の王子であり、近く結婚するという設定。それでも、殆ど原作通りにドラマ化されていた。

イギリスの田舎の昔ながらのクリスマスというのが、大変楽しい。
それでも、「近頃は」若い者はホテルで過ごす方を選ぶとか。田舎であってもセントラルヒーティングがあるというのが素晴らしい。

【スペイン櫃の秘密】

これも、ドラマの原作。ドラマとは細かい点が違う、いや、ドラマが原作と違うところがある。
一番大きいのが、本作に限ったことではないだろうが、ミスレモンの描き方だというのはちょっとした発見。
ドラマの彼女は、ミーハーなところがある。

【負け犬】

これは、タイトルが全てを物語っている。

結局、直感というのは大切かな。

人間関係がややこしくて、頭の中を整理するのがちょっと大変だった。
最初に相談に来た女性の相手は、兄を陥れた片割れではなかったのか?

これ、ドラマになっているのだろうか?
→ 既に放映済みだった

【二十四羽の黒つぐみ】

【夢】と【グリーンショウ氏の阿房宮】は、よく似た設定。

【夢】はポワロだが、【グリーンショウ氏の阿房宮】はミス・マープルもの。

どちらも相続がらみの殺人。
しかも、犯人のなりすましというのまで似ている。

 

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2020.10.22

ドラマ【刑事コロンボ 第二十九話 歌声の消えた海】

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初っぱなから、コロンボ登場。

実は「かみさん」が福引きを当てて、メキシコまで船の旅行に行くところ。
乗船そうそう、かみさんとはぐれて、探し回っているのだった。

今回は、船の上という密室で、鑑識もいなければ捜査する警察官もいない。
コロンボは一人だ。

しかも、被害者と諍いをしていたピアノ弾きが犯人に違いないと信じている船長からは、いい顔をされない。
しかしこの船長も、終盤しっかり話を聞いてからは、コロンボの説を信じるようになる。
(お声が柳生博さんでよかった!)

鑑識がいない船内で、証拠となる指紋をどうやって識別するか。
コロンボが鉛筆を削り出したあたりで、ハハーンと思ったが……。

こういう超アナログの知識が生きてくることもあるんだ。

最後はまた、かみさんを探して船内をうろつくコロンボで終わっている。

 

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2020.10.21

小湊悠貴【ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人2】

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著者:小湊悠貴
価格:649円
カテゴリ:一般
発売日:2019/12/19
出版社: 集英社
レーベル: 集英社オレンジ文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-08-680290-1

横浜山手のホテル・猫番館で働くパン職人の紗良。
ここに勤めて早3か月、今日も“事情”を抱えたお客様がやって来るーー【商品解説】より

【ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人】の続編。

先の登場人物たちの、それぞれの個人的な事情など。

【ことのはじまり】

冒頭、長期滞在のお客に『パンは要らない』と言われてショックを受ける沙羅。
だが、新しい工夫をする。

【一泊目 黒猫とデニッシュ】

その客は黒猫同伴の人気推理作家。実は新作が書けずに悩んでいる。
彼は昔このホテルでアルバイトをしていたことがあり、当時のパン職人とも親しかった。

【Tea Time 一杯目】

【二泊目 おひとりさまスイートルーム】

今はベルスタッフとして務めている小夏も、悩んだ過去があった。
会社を辞める最後のボーナスを全部投じて、ここのスイートに二泊する。
そこでリフレッシュして、その後ここへ就職することに。

【Tea Time 二杯目】

【三泊目 赤い靴のセレナーデ】

独身主義である沙羅の叔父誠の過去も。
当時婚約して家へ連れてきた女性もいたのだったが……。

その女性が顧客をつれてディナーに来る。

合間には【Tea Time】として、「マダム」こと看板猫の語りが入る。今回は【三杯目】
猫は大好きだが、この猫はあまり好きになれない。
小説家が連れてきた黒猫がもっと登場してくれればよかったのに。

【四拍目 薔薇園で祝宴を】

意地っ張りな父親というのは、始末に悪い。
どうにも素直になれないのだ。

要を始めとしたスタッフたちの心遣いには、この頑固親父も素直に従ったのだった。
まぁ、結婚すれば会う機会は出来るから。

【Check Out ことの終わり】

合間に、沙羅と父親との心温まる和食の夕べががある。

沙羅と要の距離がもう少し縮まるかと思ったが……。
このシリーズ、これで終わりなのかな?

 

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2020.10.20

名探偵ポワロ(28)「盗まれたロイヤル・ルビー」

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原題は【クリスマス・プディングの冒険】というので、これは読んだ覚えがある。これが表題の短編集に収録されているようだ。

なんともわがままなエジプト王子の依頼で、盗まれた王家に伝わるルビーを探す羽目になったポワロ。
ミスレモンもヘイステングスもいないクリスマスを一人で楽しもうとしていたのだが、ルビーのことを知っている大佐の家で過ごすことになる。

大佐の孫娘と、それに取り入っている男性とその妹という女性。骨董を扱う男性も、大佐の依頼で屋敷を訪れている。彼も又、大佐の孫娘と近づきたいと願っている。

英国の家庭のクリスマスイヴが、興味深かった。
クリスマスという行事が、いかに大切かがわかる。

結果はだまし合いのようなことで、ポワロが罠を仕掛けて事件を解決する。

 

画像は6年前。徳島行きのバスの車窓から。

 

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2020.10.19

加納朋子【魔法飛行】

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著者:瀬尾まいこ
価格:616円
カテゴリ:一般
発行年月:2000.2
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
利用対象:一般
ISBN:4-488-42602-6

文章修業を始めた駒子が近況報告のように綴る物語は、謎めいた雰囲気に満ちている。ややあって届く返信には、物語が投げかける謎に対する明快な答えが!【本の内容】

「駒子」という名前に覚えがあったが、【ななつのこ】の語り手だった。

本書は【ななつのこ】とは違って、瀬尾さんという人に物語を書いて手渡す。それに対して、瀬尾さんが謎解きをしてくれるという形で進んでいく。間に、「誰か」からも手紙が届く。

さてどんな謎が飛び出すのか?

【一 秋、りん・りん・りん】

駒子は、ある朝学校の掲示板の前で一人の女の子を見つける。

その子とは、同じ教室で授業を受ける展開となり……。

その時の出席表が前に座った彼女から回ってきたとき、一限目と二限目とでは、違う名前が書かれていた。
これについては、ある程度予測が付くし実際その通りだった。

判ってみれば、不思議でもなんでもないが、なんとなく切なくなる。

【誰かから届いた最初の手紙】

この部分だけ何故か小さい文字で書かれている。瀬尾さんではない、もう一人の読者ということだろうか?

【二 クロス・ロード】

1年前に交通事故で亡くなった子どもの幽霊が出るという話。

ここでは、駒子は中学生二人にうまくあしらわれてしまった。
この子たちは、亡くなった中学生の仲良しだった。

誰かから届いた二番目の手紙

【三 魔法飛行】

今回は、駒子たちの短大の学園祭。
駒子は受付をしている。同じ英文タイプ部に所属している野坂野枝と一緒だ。

最初に風船をもらった子どもたちがかわいい。
この子たちが、うまく「テレパシー」をあやつっている。
駒子たちは、ものの見事にひっかかってしまった。

でも双子にはテレパシーがあるというのは、本当みたいだ。

 

誰かから届いた最後の手紙

これらの手紙は、いったい誰が書いたのだろう?

 

四 ハロー、エンデバー

ここは、3通の「誰かから届いた手紙」がメインの話。

【一 秋、りん・りん・りん】で登場した感じの悪い女の子が再び出てきて、色々な謎が収束する。

瀬尾さんって、【ななつのこ】にも出てきていたっけ?
バス停で出会った人だったかな?

解説が有栖川有栖さんだったのに、電書には収録されてなかったのがとても残念だった。
時々こういうことがある。有栖川さんご自身の本はたくさん電書化されているのに、どうして解説は駄目なのだろう?

 

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2020.10.18

ドラマ【刑事コロンボ 第二十八話 祝砲の挽歌】

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10月7日(水)放映のもの

新しい機運と、滅び行くものと。
この構図は、シリーズでも多いような気がするが。

アメリカの兵隊さんは、国が養成しているのではないのかな?

「幼年学校」という言葉は小説でもよく出てきているが、民間が経営しているのだろうか?

今回の舞台は、入学志望者が減って経営が厳しくなっている幼年学校。
その校長(大佐)が主人公。
理事長である被害者は、ここを男女共学の学校にするという。

その青写真が、コロンボの目をひいた。
決め手は、トイレだった。

話は、開校記念日に祝砲もろとも爆発した理事長の死は、果たして事故だったのかというところ。
これに生徒たちの密造酒造りが絡んで、コロンボは寄宿舎に泊まって調べる。

冒頭、犯人が爆発物を仕込んだ大砲を仕掛けるとき、宿舎の窓の外につるされていた瓶を見る。この瓶も伏線のひとつ。


もう周りは明るくなっているというのがひとつのヒントだが、6時を回っているのだし、6時半の起床時間に近い。
こちら(グラウンド側)から見えるということは、部屋からも見える可能性が大きいのでは。

 

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【本の雑誌】10月号

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価格:734円
発売日:2020/09/11
出版社: 本の雑誌社
ISBN:978-4-86011-510-4

特集:この机がすごい!

なのだが、肝心の机の写真がモノクロで今ひとつはっきりしない。画像も小さいし、ガッカリした。
「作家の書斎」のようなのを期待していたのに。

やはりこういう本は、誌面がきれいでないと楽しくない。
734円は、少々お高くないかな。

 

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2020.10.17

夏目漱石【坊っちゃん】

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著者:夏目漱石
価格:341円
カテゴリ:一般
発行年月:2012.2
出版社: 新潮社
レーベル: 新潮文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-10-101003-8

書影を借りようとして、驚いた。
【坊ちゃん】なんてあちこちから出版されているものだと思っていたが、海王社文庫のものと「21世紀版・少年少女日本文学館」というものしかなかった。「坊ちゃんをどう読むか」といった解説本(?)の類は結構出ているのに。

それはともかく、自分としても【坊ちゃん】を読んだのは中学1年の頃。【三四郎】や【こころ】【吾輩は猫である】などは何度も再読しているのに。

あらためて読んでみて、こんなに色々しつこく書いてあったのかというのが正直なところ。
それから、赴任先を「田舎だ田舎だ」とかなりばかにしている。

それでも、楽しい本であることは間違いない。

最初に読んだときから、「清」のことは印象に残っていた。最後の一行は、さりげないが坊っちゃんの清への愛情を感じる。一説には、坊っちゃんの本当の母親ではというが、それはないだろう。

 

ちょうど今朝の朝日新聞「be」の企画に「今こそ!読みたい 夏目漱石」というのがあって、一位は【坊っちゃん】だった。

二位は【吾輩は猫である】、三位が【こころ】。以下、【三四郎】【それから】【草枕】【門】【夢十夜】【虞美人草】【明暗】と続く。

 

画像が見つかりました。新潮文庫のものをお借りします。

 

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2020.10.16

原寮【それまでの明日】文庫化

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14年ぶりに沢崎が帰ってきて、でも単行本だしと購入ためらっていたが、文庫本が出ていた。
しかもKindle版も!

そして、著者の「あとがき」がKindle版にもあるとか!

これは、買うしかないでしょ!

 

コスモスは、まだ満開ではないたようです。

 

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名探偵ポワロ(27)「スペイン櫃の秘密」

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冒頭のフェンシング試合が、最後にも出てきた。しかも同じ二人の闘い。

妻の不倫を疑って、いいように利用された被害者哀れ!
そしてその殺し方は、なんとも残虐なものだった。

しかし犯人はまた、非常な勘違いをしていたことになる。

不思議なのは、なぜ件の美女は決闘で勝った人物ではなく、まったく違う人と結婚したのだろう。
しかもその結婚は幸せとは言えず、結局上の人物とは親密になっている。

げに恐ろしいのは、女性?

 

画像は、日本橋の麒麟像。2011年、長野へ行った帰途のようだ。

 

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2020.10.15

小湊悠貴【ホテルクラシカル猫番館】

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著者:小湊悠貴
価格:671円
カテゴリ:一般
発売日:2019/05/17
出版社: 集英社
レーベル: 集英社オレンジ文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-08-680251-2

横浜・山手の洋館ホテルを舞台にしたハートウォームストーリー!
焼きたてパンが、お客様を笑顔に変える――。

【Check In ことのはじまり】

沙羅は小さなパン屋で働いている。
それが突然、お師匠様と呼んでいる店主の病気で閉店、すなわち失業に。

この沙羅は、実は鎌倉の旧家の一人娘で、祖父母や母はその路線にふさわしい将来を用意していた。
何不自由なく育てられていた沙羅だったが、パン職人になりたいという夢を実現させてしまったのだった。

【一泊目 パン職人の再就職】

祖父に呼びつけられて、見合いを迫られる沙羅。
同じく独身の叔父誠も、呼びつけられていた。

一月以内になんとかすると祖父と約束したものの……。

折良く誠を送ってくれたその勤め先の要はオーナーの息子で、ちょうど募集中のパン職人への応募をすることに。
運よく採用されて、沙羅の新しい人生がはじまる。

【Tea Time 一杯目】

突然猫が喋りだしてビックリ。
そりゃ、そうかも。何しろホテルの名前は、「猫番館」なのだから。

【二泊目 テディベアと朝食を】

オーナーよりも怖いシェフ天宮隼介は独り身で、従業員寮で暮らしている。
その隼介が何かプレゼントを用意しているようだ。

実は隼介には、別れた妻と娘がいて……。

【Tea Time 二杯目】

【三泊目 父と誓いのショットグラス】

オーナーと、要。父と子が解りあえてよかった。
父の妹夫婦が事故で亡くなって、要は父母に引き取られていたのだった。
自分の将来の望みも伝えられ、一層仕事に励むことだろう。

【Tea Time 三杯目】

【四泊目 師匠と弟子の三日間】

沙羅は、お師匠様と奥様をホテルに招待する。
ずっと手紙を書き続けて来たのに、返事一つよこさなかったお師匠様。
彼は、なかなか元通りにならない自分にいらだっていたのだった。

ホテルに着いても素直になれない彼だったが、沙羅の成長を喜ぶ。
そんなお師匠様に、要はまだ教えていなかったあんパンの作り方を沙羅に教えてくれるよう頼むのだった。

【Tea Time 四杯目】

【Check Out ことの終わり】

 

横浜の山手。山下公園にも近いのかな。
こういうおもてなしをしてくれるホテルに泊まってみたい。

 

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2020.10.14

ドラマ【刑事コロンボ 第二十七話 逆転の構図】

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これ、覚えてる。ただし、タイトルを。
時計は犯人のアリバイ作りのためだったのだが、それが犯人をあぶり出すにも使われる。

だが、この時計のことは、最初に現場写真を見たときに判っていたのでは?

これに限らず、今回色々粗が目立つような。コロンボがなぜもっと突っ込まないのかなという点があるような。

それはともかく、動機が弱いような気がする。
たしかに、口うるさい妻だこと。年がら年中何に対しても文句を言っているのは、家政婦への苦情ひとつとっても判る。


しかし犯人は、お金持ちの名士だ。離婚だとか、それがすぐには無理でも別居(自分が家を出て行く)とか、対処法はとれなかったのか。
助手を連れてのフィリピン行きは妻も認めているのだし、息抜きの場所もあっただろうに。
むしろ浮気を原因に、妻から離婚を持ち出して貰うことも出来たのでは?

刑務所帰りの男をうまく使っていたが、彼らの接点は、写真に写っていることが判った段階で刑務所に問い合わせればいいことでは?

と色々文句を並べているが、単純におもしろかった。

 

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2020.10.13

加納朋子【ななつのこ】

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著者:加納朋子
価格:660円
カテゴリ:一般
発売日:1999/08/01
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
利用対象:一般
ISBN:4-488-42601-8

短大生の入江駒子は『ななつのこ』という本に出逢い、ファンレターを書こうと思い立つ。身辺を騒がせた〈スイカジュース事件〉をまじえて長い手紙を綴ったところ、事件の“解決編”ともいうべき返事が舞い込んだ……!【本の内容】

表紙絵が、なんともかわいらしい。
男の子は、「駒子が読んだ【ななつのこ】」に出てくる「はやて君」だろう。
女の子は、だれ?

駒子は著者にファンレターを書くのだが、この表紙にも惹かれている。
そしてそのことが、大きな伏線になっている。

駒子はファンレターで、本の内容に触れつつ、実際に起こった謎を相談している。
本の中で、はやて君が「あやめさん」にそうしたように。

そして、「ななつのなぞ」が語られる。

【スイカジュースの涙】

これが一番、現実的すぎたかな。

【モヤイの鼠】

猫和尚さんを迎えるまでの物語

【一枚の写真】

自分が写っていた、子どもの頃のたった一枚の写真。
だが自分で自分の子どもの写真をいっぱい撮ることが出来るようになったとき、その写真は本来あるべきところに戻ってきた。

【バス・ストップで】

「花ゲリラ」と言う言葉があったっけ。

【一万二千年後のヴェガ】

北極星が変わっていくことは知っていたし、夜空を見上げて北極星を探したことを思い出した。
住んでいたのは都会だったが、それでも夜には星がいっぱい見えた。

【白いタンポポ】

あり得ないと否定してしまうことが、いかに子どもたちの心を傷つけていることか。

【ななつのこ】

最後の【ななつのこ】だけが駒子の読んだ本のタイトルであり、そもそも本書のタイトルである。
ここで一つ一つの話がうまく収束し、駒子はどうやら前へ進んだようだ。

 

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2020.10.12

ペットボトル「ラベルレス化」 処分も手間いらず 新商品相次ぐ

Lohaco-water

ペットボトル「ラベルレス化」 処分も手間いらず 新商品相次ぐ

ゴミ分別は、正直面倒だ。その中でも、段ボール箱の処分に困る。
日本コカ・コーラが実施したアンケートでも、「段ボール箱つぶし」が一位だったという。
そして二位が、この「ペットボトルのラベルはがし」。

色々なデザインで差別化をはかって買って貰うには不利だが、あとの始末を考えるとラベルレスを選ぶ人は多くなるのでは。

自分はかなり前から、「LOHACO Water」というのを購入している。
ボトルが透明で、キラキラした模様が入っている。

この空きボトルに、OS-1を入れて持ち運び用に転用。
水筒などに入れるよりはいいのではないだろうか。
容量も410CCで、コンパクトで使いやすい。

 

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2020.10.11

アガサ・クリスティ【アクロイド殺し】

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著者:アガサ・クリスティ
価格:902円
カテゴリ:一般
発行年月:2003.12
出版社: 早川書房
レーベル: クリスティー文庫
利用対象:一般
ISBN:4-15-130003-1

深夜の電話に駆けつけたシェパード医師が見たのは、村の名士アクロイド氏の変わり果てた姿。容疑者である氏の甥が行方をくらませ、事件は早くも迷宮入りの様相を呈し始めた。

朝日新聞の「天声人語」で、「ポアロの100年」というのがあった。
【アクロイド殺し】で使われている機器に納得がいかなかった大学院生が、著者ご本人に手紙を出し、そこから文通が始まった。招かれて、会いに出かけてもいる。

この記事が契機になって、本書を再読した。機器って、録音機のことだろうか?

初めて読んだときは、犯人が判って驚愕した。そんなー、だった。

今回判って読むと、犯人の心理をなぞっているようで色々おもしろい。ご丁寧に(Kindleで読んでいるから)何人もがハイライトしている箇所もある。いずれも、犯人の行動・心理の場面だ。

去年だったか、一昨年だったか。三谷幸喜が例によって脚本を書いた、【黒井戸殺し】を観た。
野村萬斎のポワロに、大泉洋の「語り手」。

いま再読すると、ドラマはかなり原作に忠実に作られていたなと思う。

原作での医師の姉は、斉藤由貴の演じたものより嫌らしく描いてあるが。そう、ミスマープルをもっと判りやすくした感じ。

上記の「使われている機器」とは、ディクタフォン(録音機)のことだろうか?

 

ここまで書いて気がついた。2018年、ドラマ【黒井戸殺し】を観た直後、本書を再読していたのだった。
道理で、「お客様はこの本を……」とメッセージが出たはずだ。

そして、今回と同じようなことを書いていた。

関連記事

アガサ・クリスティ【アクロイド殺し】(18.04.24)

 

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2020.10.10

名探偵ポワロ(26)「二重の手がかり」

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スタートは、汽車が着いた駅。
ラストも、汽車が発車する駅。

降りたのも乗るのも、ロシアの亡命貴族伯爵夫人。

この夫人は、ロンドンで起きた4件の盗難事件が発生した場所に居合わせていた。

という、かなりわかりやすい設定だが、ジャップ警部が事件解決しないと首が飛ぶと落ち込んでいたり、ヘイステングスとミスレモンが探偵もどきをしたり。

しかし一番の驚きは……

ポワロが三日も帰らないで伯爵夫人を案内して回っているのに対するヘイステングスとミスレモンの話。

『もしかしたらポワロさん……』『まさか……』

いえ、そのまさかでした。

ポワロと夫人が別れるときの、『5度目のお仕事は、別々の場所の方がいい』といったポワロのセリフがしんみりしていた。

原作とはずいぶん違うヒロインの設定だったようだが。

 

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2020.10.09

石坂洋次郎【陽のあたる坂道】

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女子大生・たか子は、経営者・田代の娘の家庭教師になった。裕福で幸福そうに見えながら出生の秘密を抱えた田代家は、優等生の雄吉、型破りの信次、足の悪いくみ子が、明るく寄り添って暮らしていた。

ひょんなことから映画を観て、原作を読んでみた。

冒頭たか子が田代家を訪ねて行く場面は、まさに映画の出だしと同じだ。

そのあとも、石原裕次郎や北原三枝、芦田いずみや川治民夫といった顔が浮かんでくる。
もしかしたら、著者は祐次郎を念頭に置いて書いたのではなかったか?

今読むとなんということはない表現でも(だがかなり差別的なものもあるが)、当時は目新しかったのではなかったか。
いや、著者の戦前の作品、【丘は花盛り】や【若い人】の頃はそうでも、本書出版当時はそうでもなかったか?

 

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2020.10.08

名探偵ポワロ(25)「マースドン荘の惨劇」

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おそらく短編だろうからと、どれに入っているのか探したが、見つからなかった。

ポワロが、事件解決のためぜひ来てほしいと請われて訪れた田舎の宿。
なんとその事件とは、主が作った小説だった。

すっかり気を悪くして帰ろうとしたポワロ(とヘイスティングズ)だったが、近くの大邸宅で起こった事件に巻き込まれることになる。

登場人物はその館の主と、若い妻。なにか訳ありの女性秘書。
妻の旧友で、アフリカ帰りの男。この男が妻へのお土産にくれたのが、魔除けの人形だった。

妻はしきりに、幽霊が出るという。あるときなど、ドレッサーの鏡に血が滴り落ちてきた。

そんな中、夫が急死する。心臓麻痺かと思われたが.……。

というところで、ポワロ登場。

登場人物が少ないので、多分そうだろうなという見当はつく。

アフリカ帰りの友人からもらった魔除け人形も意味ありげだが、実際にはそれを包んでいた新聞紙が鍵だった。
しかし、恐ろし犯人だったなぁ。

宿の主がいい役割をもらって、きっと大満足のことだろう。

 

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2020.10.07

近藤史恵【ふたつめの月】

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著者:近藤史恵
価格:639円
カテゴリ:一般
発売日:2010/05/07
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-771604-2

契約社員からようやく本採用になった矢先、解顧をいいわたされた久里子。心から喜んでくれた両親の手前、出社するふりをしては日中ぶらぶらと暇をつぶす毎日を送っていた。ある日、偶然すれ違った元同僚の言葉に不審な点が—もしかして私、自分から辞めたことになってる?近藤史恵版『隅の老人』第二弾。【「BOOK」データベースの商品解説】

三つの中編。【賢者はベンチで思索する】(20.09.25)の続編。

国枝と名のっていた老人は、ここでは本名の赤坂として登場。

しかし前回ほど出番はない。

【第一話 たったひとつの後悔】

解雇された久里子は、思いがけず会社では勝手に辞めたことになっていた。一緒に何人か解雇されたと聞かされていたのに、そういう事実もなかった。

憧れの先輩のようになりたいと、本人に話してしまったのが、結局「たったひとつ後悔すること」になってしまった。
憧れられるということは、それらしい姿を見せねばならない。それが出来ないと解ったとき、つまり無様な自分をさらしたくなくて、相手を自分から遠ざけるしかなかった。

尊敬の気持ちは、時として相手をしばってしまう。

 

【第二話 パレードがやってくる】に出てくる明日香という高校生は、やはりどうしても好きになれない。

久里子はよく我慢してつきあってやった。

ま、邪魔をされても、弓田との距離が縮まったのはよかったか。

 

第三話は、表題作【ふたつめの月】。

これ以前に、赤坂が歩道橋の街灯から電球を外す場面がある。
それが伏線になって、今度は公園の街灯が老女を救う。

今回も、最後の一篇で赤坂が行方不明になった。今度は郵便で、無事が判ったが。

表紙絵の二匹の犬、アンとトモがかわいい。

 

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2020.10.06

ゆうちょ銀、550万口座の顧客にメールで注意喚起へ

20111004-115012

ゆうちょ銀、550万口座の顧客にメールで注意喚起へ

「注意喚起」のメールというのが届いた。

「mijika」はデビットカードとしては使っているが、送金機能は使ったことがない。

このゆうちょ関係の報道があった頃、入出金を調べてみた。
デビットカードのいいところは、使った時に即出金が判ること。
(しかしmijikaの連絡は他のネット銀行に比べて遅いが)

家計簿(kakei+)はもちろんだが、一応紙のdiaryにも出金は記載しているので、それと対応させて大丈夫そうだとは思っていたが。

オンラインで判るのは便利だが、紙通帳のようにメモ書き出来ないのが不便。
もしかしたら、そういう機能もあるのかな?

 

その後、「mijica WEBの停止について]というメールも届いた。

『mijicaの送金機能を使った不正被害の発生を受け、調査を行っているところですが、mijicaの会員サイト(以下、mijica WEB)に対する不正アクセスを確認いたしました。mijica会員のお客さま情報の不正利用が考えられることから、お客さまの安全を考慮し、本日からmijica WEBを停止いたします。』 ということらしい。

しばらくは、近づかない方が無難かな。

 

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2020.10.05

「kakei+」支払い

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何度か登録し直しをしながら導入を検討していたが、7月からはちゃんと取り組んだ。
3ヶ月間無料期間があって、9月中旬に請求が来た。

これで、来年からはこの家計簿だけを使っていくことになる。

マネーフォワードも削除しよう。
これは口座なども連携しておくと反映されるのだが(kakei+はあくまでも入力あってのもの)、反映が遅すぎるから。

その点、「kakei+」は、いつでもどこでも入力できる。出先でとりあえず項目と金額を入れておいたら、帰宅してから入力補足が出来る。
パソコンを閉じてからも、iPadからでも使える。

もう一つ、iPhonやiPadからの入力がWEB上からだけでなく、「ホーム画面上」に置けるのもポイントが高い。
↑ の画像

 

欠点というか不満なことは、年途中で一度設定したことを変えられないこと。
デフォルトの設定が、結構煩わしいこと。これは「非表示」で対応するしかない。

 

来年は、今年の反省を踏まえて構築し直そう。でも、それが出来るのかな?

 

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友井羊【スープ屋しずくの謎解き朝ごはん】

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著者:友井羊
価格:715円
カテゴリ:一般
発売日:2019/12/05
出版社: 宝島社
レーベル: 宝島社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-299-00059-0

スープ屋「しずく」のシェフ・麻野は、美味しいスープと鋭い推理で、子ども食堂にやってくる親子たちの問題を解決していく。そして麻野自身も、幼い頃に負った傷と向き合うことに−。【「TRC MARC」の商品解説】

 

正式書名は【スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 5 子ども食堂と家族のおみそ汁】

もう5巻目なのか

1巻目でも思ったことだが、表紙カバー絵が今ひとつな感じ。どうしてこんな画を採用するのだろう?

スープ屋しずくと、もう一つ子ども食堂を舞台に、子どもたちの様々な生き方を描く。
同時に、スープ屋しずくのシェフ麻野の過去と母親との葛藤も。
麻野自身には色々あっても、露にとっては祖母である。

子どもたちが自分なりに大人に気を遣っているのが、痛々しい。

子ども食堂での彼らの姿から、色々見えてくるものがある。

 

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2020.10.04

【婦人之友 2020年10月号】

202010

amazon限定で、「家計簿・当座帳練習帳をプレゼント」とあって、1ヶ月分の冊子が付いてきた。
来年度からは「kakei+」一択なので、これは要らない。

これまでは12月号を買うことが多かったが(翌年予算設定のため)、最近はとんとご無沙汰にしている。

毎月購読するわけではないから、連載ものは読まない。
それでも、時々懐かしくなるのだ。

家計特集が「“しあわせが貯まる”モノとお金のルーティン」というので、kakei+を使ってお金の管理が楽になったという体験談もあった。
これは、実感している。

 

今月号には、ひふみんの本の紹介があった。

ひふみんのあのやさしさは、信仰をお持ちだからだろうなとは、以前から思っていた。
今回の紹介本は、【だから私は、神を信じる】という直球のものだった。

 

毎月読んでいた頃から、誌面もずいぶん変わった。

 

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朴葉味噌

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よく訪れている旅行好きブログの旅日記。
今回は信州・高山辺だった。

その中で、「朴葉味噌」がご飯のお供にいいという件があった。

毎年恒例の郡上行きで、たまにお寿司を作って貰った。
そのとき、たしか朴葉に包んで食したような。
その朴葉は、自分たちが取りにいった。味噌も包んでいたかな?

もう何十年も前の話。
祖母も叔母も、健在だった。

「朴葉味噌」は、郡上のホテルでも出してくれる。

「GOTOトラベル」などとは無関係に、この季節、郡上へ行きたい。

 

画像は、「朴葉みそネット」さんのサイトからお借りました。
注文しよう!

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2020.10.03

有栖川有栖他【猫が見ていた】

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著者:湊かなえ・有栖川有栖 他
価格:660円
カテゴリ:一般
発売日:2017/07/06
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-790890-4

作家の家の庭に住みついた野良猫。同じマンションの住人の猫を密かに飼う女…。現代を代表する人気作家たちが愛をこめて贈る猫の小説、全7篇を収録。【「TRC MARC」の商品解説】

「猫と本を巡る旅 オールタイム猫小説傑作選」澤田瞳子

表紙絵のちょっと意地悪そうな猫の絵がかわいい。

「猫」という言葉に反応したが、著者の面々を見て「これを書いた人だ」と即判った人は少ない。
有栖川有栖さんのがあるなと思ったのも、購入動機の一つ。
しかし有栖川さんのは、以前氏の短編集で読んだものだった。

こういう本の楽しみは、知らなかった作家の別の本を読んでみたいと思うことだろう。
だが、初めての人で他作品を読みたい方はなかった。

一番最後に読んだ北村薫をもっと読みたいと思ったのが、本書の一番の収穫だった。

 

以下、読んだ順に。

加納朋子の【三ベンまわってニャンと鳴く】は、今時の言葉羅列のゲーマーの話であまり面白くないなぁと思いながら読み進めたが、最後の方、ネコが出てくるあたりからちょっとシンミリした。

 

湊かなえには食わず嫌い的なところがあるので、冒頭作からは読まなかった。

しかしこの【マロンの話】は結構よかった。

地方に住んでいても何故か小説の仕事の依頼が多い「おばやん」とその夫「ほたん」。二人の子どものター。
そんな家に、ネコがやってきた。はじめはほたんに隠して庭でネコ「マロン」を飼っていたおばやんとターだったが、仔猫を産むときにほたんが立ち会う羽目になってからは、家猫になった。

マロンの息子「ミル」が語り手を務める。
マロンは死んだがミルの物語をすると長くなるとある。マロンとミルの話を集めた本があるのかと探したが、見つからなかった。

ミルのウソつき!

 

「佐方貞人」シリーズの柚月裕子は【泣く猫】

「鳴く」ではなく、「泣く」。
母親に捨てられた真紀は、その母親が急死した知らせを受けて彼女が住んでいたアパートで自分だけの葬儀をする。

母親の同僚だったというホステスが悔やみに訪れる。もう一人(?)、野良猫がやってきた。
ホステスは、母親は野良猫を全部「マキ」と呼んでいたという。
やってきた「マキ」は、遺影の前で泣く。

複雑な娘の思いは、長編にもなりそうだ。

 

東山彰良の【黒い白猫】は舞台が中国で、登場人物たちも中国人たち。
入れ墨がテーマだからか?

猫が登場するが、あまり面白くなかった。

著者の本は、多分読んだことがない。

 

井上荒野は、井上光晴の娘で、どこかで父親のことを書いたものを読んだことはある。
【凶暴な気分】は、書き手茉莉子のまさに凶暴な気分のまま書き散らされた作品。

だが、妙に同意できるものがある。

 

北村薫が最後になってしまった。
気になる作家だが、あまり読んだことはない。
【100万回生きたねこ」は絶望の書か】佐野洋子の有名な童話が絶望の書って?

これが一番おもしろかった。

百合原ゆかりは、編集者。同じ仕事をしている藤堂との結婚式から始まる。

そこからこれまでの話になり、作家さんたちとの野球の試合後の打ち上げで、ある編集者が言った言葉。
「100万回生きたねこは絶望の書」だと。

同じようなことを、父親も言った。

 本は一冊でも、読みは読んだ人の数だけある。それが本の値打ちだ。

ここに出てくる【恋愛論序説】を読みたくなったが、絶版で古書でしかなかった。

冒頭の結婚式からずいぶん違う話になっていったが、楽しかった。

著者の本は円紫さんものを一冊読んだだけだ。何故か縁がなかったというか、敬遠していたわけではないのだが。
最初に書いたように、著者の作品をもう少し読みたくなったのが、本書の一番の収穫だった。

 

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「コロナ対策店 応援クーポン券」が来た

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「コロナ対策店 応援クーポン券」というのが、市役所から届いた。
500円券6枚で、3000円分の金券である。

他所の自治体がどういう支援をしているのかは知らないが、それなりにありがたいことではある。

対策店は、近場にも結構あった。

毎年秋になると、店舗で補助券を配って何枚かで金券になるのだったかな?あたり番号で金券を貰えるのだったかな?のキャンペーンのようなことをしているので、それへの参加店中心かなとも思うが、きっとそれよりは広範囲に参加店があるような気もする。

色々制限解除が進んでいるが、むしろ事態は悪くなっているようで、出来るだけ外へ出たくない。

 

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2020.10.02

ドラマ【刑事コロンボ 第二十六話 自縛の紐】

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スポーツジムの経営者マイロ・ジャナスは経理をごまかしていた。
それを指摘してしかるべき措置をとるというオーナーのスタッフォードを殺してしまう。
コーヒーをこぼして自らもやけどするが、この点についてコロンボは少し気にしているが深く追求はしていない。
絨毯にこぼれたコーヒーって、明らかに不自然だろう。いや、ジャナスのやけどで、犯人ではと気づいたのかな?

事件現場でジャナスがスタッフォードの靴紐を結ぶ場面。対面で結ぶと反対になる、と一瞬思ったが、実はこれが大きな伏線だった。でも、コロンボが気づくの、遅すぎ。「靴」はこの事件の大きなポイントなんだから。

「コロンボ、怒る!」の場面
スタッフォード夫人が救急で担ぎ込まれたことからと思えるが、【溶ける糸】のように相手(犯人)の次の行動を引き出すためという納得できる理由ではない。

 

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2020.10.01

9月の読書メーター

9月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:3774
ナイス数:1291

でーれーガールズ (祥伝社文庫)でーれーガールズ (祥伝社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-19871c.html
読了日:09月28日 著者:原田 マハ
猫のお告げは樹の下で猫のお告げは樹の下で感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-8ac7d2.html
読了日:09月28日 著者:青山 美智子
賢者はベンチで思索する (文春文庫)賢者はベンチで思索する (文春文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-b55487.html
読了日:09月24日 著者:近藤 史恵
マリーの愛の証明 (Kindle Single)マリーの愛の証明 (Kindle Single)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-6bab34.html
読了日:09月23日 著者:川上 未映子
ランチのアッコちゃん (双葉文庫)ランチのアッコちゃん (双葉文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-7dffa4.html
読了日:09月22日 著者:柚木 麻子
バー・スクウェアの矜持 〈バー・スクウェア〉シリーズ (創元推理文庫)バー・スクウェアの矜持 〈バー・スクウェア〉シリーズ (創元推理文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-8d9305.html
読了日:09月19日 著者:福田 和代
火村英生に捧げる犯罪 (文春文庫)火村英生に捧げる犯罪 (文春文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-38e5ac.html
読了日:09月16日 著者:有栖川 有栖
アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-64e5fd.html
読了日:09月14日 著者:伊坂幸太郎
ぼくのボールが君に届けば (講談社文庫)ぼくのボールが君に届けば (講談社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-1e445c.html
読了日:09月12日 著者:伊集院 静
アンソロジー 隠す (文春文庫)アンソロジー 隠す (文春文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-c2e1f4.html
読了日:09月12日 著者:大崎 梢,加納 朋子,近藤 史恵,篠田 真由美,柴田 よしき
逃げるな新人外科医 泣くな研修医2 (幻冬舎文庫)逃げるな新人外科医 泣くな研修医2 (幻冬舎文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-99ff14.html
読了日:09月10日 著者:中山 祐次郎
泣くな研修医 (幻冬舎文庫)泣くな研修医 (幻冬舎文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-987524.html
読了日:09月07日 著者:中山祐次郎
バー・スクウェアの邂逅 (創元推理文庫)バー・スクウェアの邂逅 (創元推理文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-813ed2.html
読了日:09月04日 著者:福田 和代
満願(新潮文庫)満願(新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-7b066d.html
読了日:09月03日 著者:米澤穂信
ZOOMはじめましたZOOMはじめました感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-662adc.html
読了日:09月02日 著者:秋田稲美

読書メーター

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梶谷真司【考えるとはどういうことか】

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著者:梶谷真司
価格:924円
カテゴリ:一般
発売日:2018/09/27
出版社: 幻冬舎
レーベル: 幻冬舎新書
利用対象:一般
ISBN:978-4-344-98514-8

対話を通して哲学的思考を体験する試みとしていま注目の「哲学対話」。その実践から分かった、考えることそのものとしての哲学とは? 生きている限り、いつでも誰にでも必要なまったく新しい哲学の入門書。【「TRC MARC」の商品解説】

「今注目の哲学対話」とあるが、初めて聞いた。

10人くらいのグループを構成し、なるべくまーるく座を占めて、みんな平等になるようにする。

そこから、発言したりただ聞くだけだったり、テーマについて話し合う。
そのテーマも、出席者がきめることもある。

これまでの、与えられたテーマに対して「望ましい答え」を言うのではなく、次へのステップにするという考え方。

各地で普及しつつあるということだが、これは何も学校だけではない。
地域での話し合いにも有効だとある。

発言する人はボールを持つとか、色々工夫があるようだ。そのボールも、希望者に渡していく。そして次の発言者を決めるのは、現発言者。
たしかに、しゃべりすぎる人も困るし、出来れば参加者全員が発言できる方がいい。

どこかで応用できないかなぁ。

 

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