小湊悠貴【ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人2】
著者:小湊悠貴
価格:649円
カテゴリ:一般
発売日:2019/12/19
出版社: 集英社
レーベル: 集英社オレンジ文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-08-680290-1
横浜山手のホテル・猫番館で働くパン職人の紗良。
ここに勤めて早3か月、今日も“事情”を抱えたお客様がやって来るーー【商品解説】より
【ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人】の続編。
先の登場人物たちの、それぞれの個人的な事情など。
【ことのはじまり】
冒頭、長期滞在のお客に『パンは要らない』と言われてショックを受ける沙羅。
だが、新しい工夫をする。
【一泊目 黒猫とデニッシュ】
その客は黒猫同伴の人気推理作家。実は新作が書けずに悩んでいる。
彼は昔このホテルでアルバイトをしていたことがあり、当時のパン職人とも親しかった。
【Tea Time 一杯目】
【二泊目 おひとりさまスイートルーム】
今はベルスタッフとして務めている小夏も、悩んだ過去があった。
会社を辞める最後のボーナスを全部投じて、ここのスイートに二泊する。
そこでリフレッシュして、その後ここへ就職することに。
【Tea Time 二杯目】
【三泊目 赤い靴のセレナーデ】
独身主義である沙羅の叔父誠の過去も。
当時婚約して家へ連れてきた女性もいたのだったが……。
その女性が顧客をつれてディナーに来る。
合間には【Tea Time】として、「マダム」こと看板猫の語りが入る。今回は【三杯目】
猫は大好きだが、この猫はあまり好きになれない。
小説家が連れてきた黒猫がもっと登場してくれればよかったのに。
【四拍目 薔薇園で祝宴を】
意地っ張りな父親というのは、始末に悪い。
どうにも素直になれないのだ。
要を始めとしたスタッフたちの心遣いには、この頑固親父も素直に従ったのだった。
まぁ、結婚すれば会う機会は出来るから。
【Check Out ことの終わり】
合間に、沙羅と父親との心温まる和食の夕べががある。
沙羅と要の距離がもう少し縮まるかと思ったが……。
このシリーズ、これで終わりなのかな?
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