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2020.10.17

夏目漱石【坊っちゃん】

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著者:夏目漱石
価格:341円
カテゴリ:一般
発行年月:2012.2
出版社: 新潮社
レーベル: 新潮文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-10-101003-8

書影を借りようとして、驚いた。
【坊ちゃん】なんてあちこちから出版されているものだと思っていたが、海王社文庫のものと「21世紀版・少年少女日本文学館」というものしかなかった。「坊ちゃんをどう読むか」といった解説本(?)の類は結構出ているのに。

それはともかく、自分としても【坊ちゃん】を読んだのは中学1年の頃。【三四郎】や【こころ】【吾輩は猫である】などは何度も再読しているのに。

あらためて読んでみて、こんなに色々しつこく書いてあったのかというのが正直なところ。
それから、赴任先を「田舎だ田舎だ」とかなりばかにしている。

それでも、楽しい本であることは間違いない。

最初に読んだときから、「清」のことは印象に残っていた。最後の一行は、さりげないが坊っちゃんの清への愛情を感じる。一説には、坊っちゃんの本当の母親ではというが、それはないだろう。

 

ちょうど今朝の朝日新聞「be」の企画に「今こそ!読みたい 夏目漱石」というのがあって、一位は【坊っちゃん】だった。

二位は【吾輩は猫である】、三位が【こころ】。以下、【三四郎】【それから】【草枕】【門】【夢十夜】【虞美人草】【明暗】と続く。

 

画像が見つかりました。新潮文庫のものをお借りします。

 

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