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2020.10.08

名探偵ポワロ(25)「マースドン荘の惨劇」

20181003-151153

おそらく短編だろうからと、どれに入っているのか探したが、見つからなかった。

ポワロが、事件解決のためぜひ来てほしいと請われて訪れた田舎の宿。
なんとその事件とは、主が作った小説だった。

すっかり気を悪くして帰ろうとしたポワロ(とヘイスティングズ)だったが、近くの大邸宅で起こった事件に巻き込まれることになる。

登場人物はその館の主と、若い妻。なにか訳ありの女性秘書。
妻の旧友で、アフリカ帰りの男。この男が妻へのお土産にくれたのが、魔除けの人形だった。

妻はしきりに、幽霊が出るという。あるときなど、ドレッサーの鏡に血が滴り落ちてきた。

そんな中、夫が急死する。心臓麻痺かと思われたが.……。

というところで、ポワロ登場。

登場人物が少ないので、多分そうだろうなという見当はつく。

アフリカ帰りの友人からもらった魔除け人形も意味ありげだが、実際にはそれを包んでいた新聞紙が鍵だった。
しかし、恐ろし犯人だったなぁ。

宿の主がいい役割をもらって、きっと大満足のことだろう。

 

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