« 名探偵ポワロ(26)「二重の手がかり」 | トップページ | ペットボトル「ラベルレス化」 処分も手間いらず 新商品相次ぐ »

2020.10.11

アガサ・クリスティ【アクロイド殺し】

Photo_20201003090801

著者:アガサ・クリスティ
価格:902円
カテゴリ:一般
発行年月:2003.12
出版社: 早川書房
レーベル: クリスティー文庫
利用対象:一般
ISBN:4-15-130003-1

深夜の電話に駆けつけたシェパード医師が見たのは、村の名士アクロイド氏の変わり果てた姿。容疑者である氏の甥が行方をくらませ、事件は早くも迷宮入りの様相を呈し始めた。

朝日新聞の「天声人語」で、「ポアロの100年」というのがあった。
【アクロイド殺し】で使われている機器に納得がいかなかった大学院生が、著者ご本人に手紙を出し、そこから文通が始まった。招かれて、会いに出かけてもいる。

この記事が契機になって、本書を再読した。機器って、録音機のことだろうか?

初めて読んだときは、犯人が判って驚愕した。そんなー、だった。

今回判って読むと、犯人の心理をなぞっているようで色々おもしろい。ご丁寧に(Kindleで読んでいるから)何人もがハイライトしている箇所もある。いずれも、犯人の行動・心理の場面だ。

去年だったか、一昨年だったか。三谷幸喜が例によって脚本を書いた、【黒井戸殺し】を観た。
野村萬斎のポワロに、大泉洋の「語り手」。

いま再読すると、ドラマはかなり原作に忠実に作られていたなと思う。

原作での医師の姉は、斉藤由貴の演じたものより嫌らしく描いてあるが。そう、ミスマープルをもっと判りやすくした感じ。

上記の「使われている機器」とは、ディクタフォン(録音機)のことだろうか?

 

ここまで書いて気がついた。2018年、ドラマ【黒井戸殺し】を観た直後、本書を再読していたのだった。
道理で、「お客様はこの本を……」とメッセージが出たはずだ。

そして、今回と同じようなことを書いていた。

関連記事

アガサ・クリスティ【アクロイド殺し】(18.04.24)

 

|

« 名探偵ポワロ(26)「二重の手がかり」 | トップページ | ペットボトル「ラベルレス化」 処分も手間いらず 新商品相次ぐ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 名探偵ポワロ(26)「二重の手がかり」 | トップページ | ペットボトル「ラベルレス化」 処分も手間いらず 新商品相次ぐ »