名探偵ポワロ(30)「猟人荘の怪事件」
短編集【ポワロ登場】所収
いきなり雪の中の猟風景。
ポワロも、ライチョウの料理本など持って見物している。そのせいで大風邪をひいてしまうのだが、これは原作にはない設定。
この後のディナー風景も、狩り場でのちょっとした事件も、駅員の自転車盗難も原作にはない。
どうもかなり短い一篇なので、膨らませたようだ。
被害者は嫌な人物で犯人は逮捕されるのだが、この人物はヘイスティングズの友人だった。ヘイスティングズとしてはやりきれないだろうが、これまた原作では単なる依頼人で被害者の死によって財産を受け取ったのだった。(決め手がなくて逮捕できなかったから)
狩猟用のワンちゃんで特に鼻のきく子がかわいかった。犯人逮捕にずいぶん貢献した。
狩り場風景はいかにも寒々しく、観ているだけで身体が冷えてきた。
画像は、東京の冬の夜景。雪が降ったんだったっけ。次の日も、寒かったなぁ。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- みしぇる【1日1つ、手放すだけ。好きなモノとスッキリ暮らす】(2021.02.19)
- やましたひでこ【見てわかる、断捨離 決定版】(2021.02.17)
- 今野敏 他【矜持】(2021.02.23)
- 下重暁子【明日死んでもいいための44のレッスン】(2021.02.13)
コメント