アガサ・クリスティ【雲をつかむ死】
著者:アガサ・クリスティ
価格:1,210円
カテゴリ:一般
発売日:2020/06/18
出版社: 早川書房
レーベル: クリスティー文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-15-131010-2
英仏間を飛ぶ飛行機内で、老婦人の変死体が発見された。その首には蜂に刺されたような傷があったが、偶然乗り合わせたポアロは、床から人工の毒針を拾い上げ…。【「TRC MARC」の商品解説】より
飛行機の中で飛ぶ蜂のことは、覚えている。これが事件とどう関係していたのだったっけ?
なぜ被害者は、その飛行機に乗ったのか?
メイドが電話予約したとき、航空会社はいつも使っている朝の便は満席だと言った。
ここで、すこしおかしいなと思ったのが当たっていた。
本の最初の方のページに、飛行機の座席と乗っている人たちが描かれている。
半分近くが空いている。それから見ても、朝の便が満席とは思えなかったからだ。
ポワロが調べ始めて、あちこちで登場するアメリカ人。
はたして本当はだれなのか?
ずっと気になっていたことの一つに、元女優のメイドのことがある。
彼女は最初の方で、女優に化粧箱を持ってくる。
そしてそれは、証明された。
ジェーンがうまく立ち直れるように、ポワロは粋な計らいをしたものだ。
ポワロは、船と同じように飛行機も駄目なようだ。
車での移動でも、ヘイスティングズの運転にヒヤヒヤしているが。
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