ドラマ【刑事コロンボ 第三十五話 闘牛士の栄光】
動機が、最後まで判らなかった。
いつもなら、「誰々はこういうわけで誰々を殺し……」といった解説があるのに、「番組一覧」にも動機は書いてなかった。
今回は、そういう作りにしたのだろう。
【第二十九話 歌声の消えた海】(20.10.22)の続きという設定
コロンボはメキシコでスペイン語に悩んでいる。
自動車事故を起こして、周りをメキシコ人に囲まれているコロンボ、かわいそう。
現地の警部、サントスがいい感じだった。声は新克利さん、懐かしい!
コロンボとサントス一家が食事をするシーンを見て、思わず「密だ」と思ってしまった。
このサントスの息子たちが、コロンボに重大なヒントを与えてくれたのだった。
メキシコ人は、子どもの頃から闘牛が好きなのか?
コロンボが「牛を殺すところなど見ていられない」と言ったとき、モントーヤは文化の違いだと、「魚を釣って食べる」ことなど持ち出していた。
モントーヤが最後の試合の話をしたときの恍惚とした表情も、ある意味ヒントになっていたかもしれない。
その彼の矜持というか。でも、一層大勢の人が見ていたのに。
もう一つ、判らなかったこと。エクトールは、なぜ辞めようと思ったのだろう?そのことが動機と関係あるのかなと思ったが、違ったし。
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