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2020.12.29

鮎川哲也 他【線路上の殺意】

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著者:鮎川 哲也・西村 京太郎・夏樹 静子・山村 美紗
価格:704円
カテゴリ:一般
発売日:2020/10/15
出版社: 双葉社
レーベル: 双葉文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-575-52408-6

昭和ミステリ界を牽引した大御所4人による鉄道ミステリの傑作選。懐かしいあの特急、車両での殺人事件を捜査と閃きで解決する。【本の内容】

収録作は

鮎川哲也【早春に死す】
西村京太郎【あずさ3号】
夏樹静子【特急夕月】
山村美紗【新幹線ジャック】

の4編

この内【特急夕月】は、別のところで読んでいる。

【早春に死す】湘南電車の中で手紙を書くというのが、一つのアリバイ作り。
ところが事態は違う方向へ行って、今度は時刻表トリック。

こうした時刻表トリックの物語は、昨今では難しくなっているだろう。

【あずさ】は、乗ってみたい特急のひとつ。
でも新宿発だし、何かのついででなければ難しいだろうな。
早く昨今の事態が収束して、わざわざ乗りに行ける日が来ますように!

【特急夕月】の、最後のシーンが笑えてくる。
そもそも、この犯人の状況の変化によって態度が変わるのが、またおかしみがあるのだが。

【新幹線ジャック】は、結局事件の解決には結びつかなかったが、なかなか意表を突いたトリック(?)だった。
なぜ犯人たちは、グリーン車を二両ともジャックしたのか?というのがポイント。

 

 

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