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2020.12.15

アガサ・クリスティ【エッジウェア卿の死】

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著者:アガサ・クリスティ
訳者:福島 正実
価格:946円
カテゴリ:一般
発行年月:2004.7
出版社: 早川書房
レーベル: クリスティー文庫
利用対象:一般
ISBN:4-15-130007-4

カーロッタは人気女優ジェーンのものまねで、ポアロを含む多くの観客を魅了した。奇しくもジェーン当人が、ポアロに奇妙な依頼をしてきた。

本書もヘイスティングズの語りなのだが、今回は特にワトソンと似ているような気がする。
そう言えばドラマの方だったか、ポワロが「お国の有名な(だったかな?)探偵」というセリフを言ったことがある。

頑固で偏狭なエッジウエア卿と離婚したい妻で女優のジェーンに頼まれたポワロは、卿の屋敷を訪れる。
そこで聞いたのは、卿はすでに半年前に離婚してもいい旨、ジェーンに手紙を出していたという話。

それをジェーンに伝えた日の夜、卿が殺される。
夜訪れてきたのはジェーンだと、卿の家の者は言う。
しかしジェーンには、しっかりしたアリバイがあった。

という、思いがけない展開で進んでいく。

登場人物が多く、それを整理しながら読み進める必要があった。

一見おバカに見せかけて実はずる賢い人物というのはいるものだ。
今回も、その典型。

それはそうと、失踪した執事はどうなったんだったっけ?
途中、誰かに似ているとかいう描写があったが、その人物が執事に扮していたのだったか?
確認し直す必要あり。

 

カバー絵は、福島正実訳のハヤカワ文庫のもの。読んだのは、松本恵子訳のKindle版。
で読み進めたのだったが、ポワロのセリフ(の翻訳)にどうしても馴染めず、「クリスティ文庫」版を購入。unlimitedだったのだが、我慢できないときは有料でも買い替えるしかない。海外ものは、この辺がやっかいだなぁ。

 

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