名探偵ポワロ(36)「黄色いアイリス」
「ポワロ逮捕さる」から始まる一篇。
いや、黄色いアイリスが郵便受けに入っていて、そこから想起された思い出をヘイスティングズとミス・レモンに語った中での話だが。
ポワロがヘイスティングズを訪ねるためにおとずれたアルゼンチンでは、今しも暴動が起きようとしていた。
そんな中、反乱軍と手を組んだ二人が取った行動が招いたことだったのだが。
そして上記の一人ラッセルの妻アイリスの誕生祝いの席。テーブルには、アイリスの好きな「黄色いアイリス」が飾られている。
アイリスは、シャンパンを飲んで亡くなってしまう。彼女のバッグには、青酸カリが入っていた。
自殺として片づけられた事件だったが。
その二年後、今度はロンドンでラッセルは同じメンバーを招待する。
テーブルには、「黄色いアイリス」が飾られていた。
二年前に同じ場所にいたポワロもそこへ赴き、目の前でアイリスの妹がシャンパンを飲んで倒れるのを防げなかった。
でもこれは何かあるな、と思わせられる。
原作では、アイリスが亡くなったのは4年前だし、場所はニューヨーク。
アイリスは急に停電した隙に死んでいた。自殺と見なされたのは同じだが。
ラッセルの共同経営者は外交官と、設えはかなり違う。
以下、ネタバレあり。
一緒に食事の席にいて、少し座を外したときにウエイターの白い制服に着替えてシャンパンをついで回るということが出来るだろうか?
先日観た「コロンボ」のようにごった返している厨房なら可能かもしれないが。
画像は5年前の12月13日のもの。徹也の誕生日用のケーキを買いに来たところ。
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