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2021.01.31

春を感じる花と、1月の検索語

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つぼみで届いたフリージアが咲きました。
これはそのうちの一枝(?)です。

今は もうない(06.04.30)

JRの路線名(08.07.21)
「無料の特急」誕生50年 街も変えたJR西の新快速(20.09.14)
藤原伊織【雪が降る】(06.12.23)

「立つペンケース」に新色登場 (13.01.08)
うーん、久しぶりに思い出した。またポチッとしそうだな。

原田マハ【独立記念日】備忘録(17.11.21)
エド・マクベイン【警官嫌い】(05.08.15)

パントリーチャレンジ(17.03.02)
よしながふみ【きのう何食べた? 16】(20.01.02)
大原照子「少ないモノでゆたかに暮らす」(04.07.08)

夏目漱石【坊っちゃん】(20.10.17)
[心が軽くなるすごいお掃除術](13.11.21)
夏目漱石と新語・造語(09.08.21)

佐野洋【轢き逃げ】(18.12.18)
盲導犬9年連続で減少(20.01.18)
西村京太郎【寝台特急あかつき殺人事件】(17.11.23)

森浩美【家族ずっと】(19.06.12)

 

割れたソーサーと、12月の検索語(20.12.31)

 

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中島敦【山月記】

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著者:中島敦
Kindl unlimited
価格:946円(岩波文庫)
カテゴリ:一般
発売日:1994/07/01
出版社: 岩波書店
レーベル: 岩波文庫
利用対象:一般
ISBN:4-00-311451-5

中国唐代の伝記「人虎伝」に基づき、詩に執心して、ついに虎に変身してしまった男のすさまじい宿命の姿を描いて、作者の自嘲と覚悟を語る作品。

高校の教科書で読んだのが初読だったか。

袁傪  李徴

この虎の気持ちを思いやるとき、やはり何かジンとくる。

 

画像は岩波文庫のもの。

 

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2021.01.30

薬用 重炭酸湯 入浴剤

Hot-tab

ダルビッシュ聖子さんのブログで「炭酸入浴剤がいい」と紹介されていたので、試してみた。

購入したのは、「薬用 Hot Tab 重炭酸湯 入浴剤」というもので、昨年暮れから使っている。

心なしか、最近すこーし冷えが減ったような気がする。

同じ炭酸入浴剤でもっと安いものもあるのだが、高い分効いているのかもしれない(?)。

 

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2021.01.29

原田マハ【ギフト】

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著者:原田マハ
価格:682円
カテゴリ:一般
発売日:2021/01/04
出版社: ポプラ社
レーベル: ポプラ文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-591-16792-2

忘れないで。木枯らしの真夜中も、太陽はいつもあなたを照らしている−。慌ただしい日常の中に潜む小さな幸せを描き出す、心温まる20の物語(ギフト)。母と娘の切ない絆を描いた短編「ながれぼし」を併録。〔イースト・プレス 2009年刊を加筆・修正のうえ、「ながれぼし」を加える〕【「TRC MARC」の商品解説】

夫婦・恋人同士・親子の交流など、「ギフト」をテーマに同じような話が並ぶ。

一つ一つをもう少しずつ膨らませたら、かなりステキな短編集になるかなと思える。もちろん数は絞って。

 

最後の【薬指の蝶々】がよかった。

時折入る挿し絵が表紙絵のような淡いタッチで、これはKindleでは厳しい。タブレットだと非常にキレイだった。

 

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2021.01.28

名探偵ポワロ(42)「ポワロのクリスマス」

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原作にほぼ忠実にドラマ化されている。

冒頭アフリカでの場面は、原作では直接出てはこなかった。
置き去りにされた女性がイギリスに現れたことは、その身体的特徴ですぐにわかる。

ただ次男のいやらしさは強調されており、逆に三男ハリー(原作の三男は登場せず)はかなり愉快に描かれている。
その(原作での)三男の母親への思いを、置き去りにされた女性に置き換えているのかもしれない。

ここの息子たちは、かなり似ている俳優さんを集めたのかな。

 

ジャップ警部は原作には登場しないが、ポワロがうまく「女房の実家」から「救出」して事件に関わらせてくれる。
その彼からのクリスマスプレゼント(実際には彼の妻が作ってくれたもの)は、ポワロのお気には召さなかったようだ。

 

声は、被害者が大塚周夫さんで、ハリーが息子の大塚明夫さんという組み合わせも楽しい。

 

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2021.01.27

アガサ・クリスティ【ヒッコリー・ロードの殺人】

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著者:アガサ・クリスティ
価格:858円
カテゴリ:一般
発行年月:2004.7
出版社: 早川書房
レーベル: クリスティー文庫
利用対象:一般
ISBN:4-15-130026-0

ロンドンの学生寮で盗難騒動が次々と起き、他愛のないものばかりが盗まれた。が、寮を訪れたポアロは即刻警察を呼ぶべきだと主張する。そしてその直後、寮生の一人が謎の死を遂げる。

説明文には「学生寮」とあるが、入寮しているのは必ずしも学生だけではない。
外国人留学生も多いし、医者もいれば、看護師もいる。
その登場人物たちが多すぎて、なかなか理解できない。

一人の女性が好意を持っている男性の気をひくために、盗みを働いた。
だが、実際にはそれまでにも、靴の片方や電球など色々おかしなものがなくなっていたのだった。

その「おかしな紛失物」に目をとめたポアロは、表面では見えない何かを探っていく。

登場人物たちの人間関係も、かなり複雑だ。

イギリスには、こうした色々な人を受け入れる「寮」があるのだろうか?

 

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2021.01.26

ドラマ【刑事コロンボ 第四十二話 美食の報酬】

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これ、日本食や日本人がが出てくる話で、あのおかしな芸者のことは覚えている。
しかし、内容はまったく記憶のとーーい彼方に行ってしまってた。

今回の犯人は、あの「ハッサン・ハラーの反乱」くらいイヤなヤツだった。

自分の欲のためにだけ、動いている。

殺された料理人の甥、イタリア人でまだ英語がうまく話せないマリオが実に可愛い。
おじさんの跡を継いで、いいりょうりにんになれればいいな。
その彼をしっかり鍛えると言った、シェフがまたいい味を出していた。

しかし、コロンボは料理もうまいのだった。

 

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2021.01.25

むんこ【出会ってしまったツルとカメ】

Photo_20210124121501著者:むんこ
価格:902円
発売日:2019/05/27
出版社: 竹書房
ISBN:978-4-8019-6623-9

働きづめで達観少年の鶴田(ツルタ)くん(16)と積極的なヤクザの娘 亀井(カメ)ちゃん(16)。子供でいられなかった2人のラブコメディ。【商品解説】

電車の中で出会った二人だったが、ちょうどそれぞれに合コンの欠員補充で誘われたという事情から、知り合うことになる。

積極的に迫るカメに対し、「嫌だから」という理由で拒み続けるツル。

色々と試みるカメちゃんだが、果たして勝算はあるのか?

回りをも巻き込んでの騒動が、結構楽しかった。

 

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2021.01.24

カセットテープ人気 なぜ?

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カセットテープ人気 なぜ?

ふーん、というところ。
我が家には、いまだカセットテープが山のようにある。

 

画像は、もう7年前になるなぁ。
市民の森であった、胡蝶蘭の展覧会から。

 

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2021.01.23

尼野ゆたか【お直し処猫庵】

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著者:尼野ゆたか
価格:660円
カテゴリ:一般
発売日:2018/09/15
出版社: KADOKAWA
レーベル: 富士見L文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-072927-5

 

「猫庵と書いて「ニャアン」と(店長は読ませたい)は、誰も読めない。

悩みを抱えながら歩いていると、いつの間にか前に看板があって、底に書かれているのが「お直し処猫庵」。
中にはいるとなんともイケメンのおにーさんの店員がいる。店長は表紙絵に描かれている「普通の猫」(いや、何だか道具を持っている時点で普通ではないが)で、自分のことを店長ではなく「庵主」と呼べという。

そんなお店へやってくる、さまざまなトラブルを抱えた人たち。

面白い設定だが、猫(店長、もとい庵主)の時代がかったしゃべり方といい、たくさん読むと飽きてくるかもしれない。

一章【店長の猫っ毛シルエット

二章【1/1店長ぬいぐるみ】

三章【背中で語る!店長の

四章【店長の首に鈴を付けよう

五章【猫庵直伝!毛糸の暖かいマフラー

【エピローグ】

 

その中で店長のいう

『人間は不便なものでな、どういう方向であれ進まないと衰えていくようにできておる』

という言葉が、心にしみる。

 

本書で出てくる甘味色々は、全て実際のものだとか。
みーんなおいしそうで、片っ端からお取り寄せしてみたい。

 

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2021.01.22

印鑑

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年金関係の書類が来た。

見づらいのをなだめつつ、書き込んでいく。

しかし、なんと「印」の箇所の多いことよ。

 

そう言えば別の書類で、「本人が書いているのなら印鑑不要」のようなことがあった。
それでもなんとなく不安だから、結局押印するのだが。

 

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2021.01.21

石阪京子【二度と散らからない! 夢をかなえる7割収納】

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著者:石阪京子
価格:1,430円
カテゴリ:一般
発売日:2017/03/16
出版社: 講談社
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-220210-7

先日の【一生リバウンドしない!奇跡の3日片づけ】を、より具体的に書いたものと言っていいのか?発行から少し経ったので焼き直したのか?

7割に収めることで、家事がしやすく、家事負担が減るおうちにできる!【商品解説】

商品解説の続きには、やはり『「奇跡の3日片づけ」の続編。』とあった。

「同工異曲」、いや「異工同曲」(そんな言葉はない)というか。

しかし仰っていることはもっともで、特段反論するようなことはない。
やましたひでこさんのように「わたしのステキな家」を披露しているわけでもなく、地味に方法伝授ということか。

何度も繰り返し、「7割収納」のすばらしさを説き、そのあとは「毎日リセット」でその状態を保つよう、それぞれの場所ごとに導いていくという手法。

実践すれば、必ず心地よい暮らしが待っていることは間違いない。

 

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2021.01.20

ファンデーション

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新年になるし、底が見えているファンデーションを新しいものにしたいと思った。
しかし、まだ使える。
だましだまし使っている内に、1月も半ばまで来た。

ようやく捨てて、新しいものにする。パフも新調だ。

いやー、使い心地がいい。

少しずつ退化(?)していくものは、気がつかぬまま慣れていく。
まったく新たになって、ようやくそれに気づく。

何だか化粧品に限らない話だなぁ。

 

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2021.01.19

東野圭吾【サンタのおばさん】

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著者:東野圭吾
価格:1,466円
カテゴリ:一般
発売日:2001/11/14
出版社: 文芸春秋
利用対象:一般
ISBN:4-16-320540-3

今年もイヴが近づき、恒例のサンタクロースの集会が開かれる……。おかしくて、ちょっぴり切ないクリスマス・ストーリー。【「TRC MARC」の商品解説】

東野圭吾が童話を書いた?
しかもタイトルが【サンタのおばさん】!

という興味から、時期を外しているが読んでみた。

サンタクロースって、どうして男性ばかりなの?というか、一人じゃなかったの?

イヴが近づくと、「サンタクロースの集会」というのがあって、色々取り決めをするようだ。
どうもサンタには分担があって、日本サンタは「ゲームを配っていればいいだけ」などと揶揄されている。


そこへ、新しく女性サンタの登場!そのせいで、会議は揉めに揉める。
標準スタイルというのもあって、「ヒゲがないとダメだ!」とか。

しかし会長は、「今回候補者を選ぶにあたり、今までのすべての制約を取っ払った」と言い、きっかけはアフリカ・サンタの承認会だったという。それもあって、「人間的資質」以外は全て無条件にしたという。

それに対してオーストラリア・サンタからは、オーストラリアのクリスマスは夏だからという理由で、例の衣装ではなくアロハシャツでサーフボードに乗ってプレゼントを配っている」という意見も出た。

なかなか、楽しい。

この女性サンタジェシカは、小太りのおばさんという設定。
最近杉田比呂美さんの挿絵の本を読む機会が多いが、「日本一不幸な探偵葉村」とよく似ている。

お仕事を終えたジェシカは、子持ちの普通のおばさんだった。
そして、一階上のジョンから求婚されている。

 

さてさて、年明けには臨時の「サンタ会議」があり、議題は「サンタの結婚を認めるか」だった!

 

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2021.01.18

ドラマ【刑事コロンボ 第四十話 死者のメッセージ】

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コロンボ中最高齢の犯人だが、チョコマカとよく動くおばあさんだこと。
実際の演者は、この時80歳を超えていたとか。

このアビゲイルの声は、南美江さん。
なんとなく、演者と似ていらっしゃる。

何の先入観もなく観ていたので、最初何をもくろんでいるのかわからなかった。
(実に大きな)金庫に出たり入ったりしてテープの声を流しっぱなしにしたりしている内に、この金庫が犯行に使われるのだなと思って怖くなった。

大好きな【別れのワイン】と似たところもある。恐喝者が存在するのも似ている。
やむを得ぬ(?)犯行として、犯人に感情移入できる。
コロンボも彼女を尊敬しながら、しかしプロとしての職務には忠実である。

アビゲイルの講演場面も、さすがプロ、という感じ。
そこへ突然振られたコロンボも、さすが。短い時間ながら、何げなく、しかししっかりとアビゲイルのことを指して話をしている。

 

弁護士が、いい感じだった。
声は、内藤武敏さん。

 

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2021.01.17

ストックを持つということ

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このところ、やたら「断捨離」関係の本を読んでいる。
自分の環境に、ほとほとあきれ果てているからだが。

そうした本の殆どに、「ストックを持ちすぎない」と書いてある。
「隣のコンビニ」とか「スーパー」を冷蔵庫に、とも。

しかし、10年前を思い出したい。
あのとき、スーパーやコンビニの棚が空っぽになった。
お米の買い占めが増えた。
もっと以前、トイレットペーパーを列をなして購入という事態が起きたこともある。

10年前、森永卓郎さんは3ヶ月分の食料をストックしてあると仰っていた。

3ヶ月分とまではいかなくても、みんなが買い占めに走らなくてもいいくらいのストックは、必要なのではないか。

一方、ローロングストックという考え方もある。
こちらは、納得できる。
それを食料だけではなく、生活必需品にも適用することは可能だ。

過剰な「スカスカ」よりは、パニックを起こさない程度のゆとりは持ちたい。

 

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やましたひでこ【1日5分からの断捨離】

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著者:やましたひでこ
価格:1,650円
カテゴリ:一般
発売日:2020/12/23
出版社: 大和書房
利用対象:一般
ISBN:978-4-479-78525-5

断捨離は するか、しないか。

さすが、王道。元祖「断捨離」である。

今回は新居公開ということもあって、これまで見慣れた台所の引き出しは登場しなかった。

色々グッズ(?)があって、それぞれネットで購入なさっている由。
いくつかは、参考にした。

誰かのレビューに、「おすすめ品があるのが山下流」とあったが、思わず笑ってしまった。

「王道」と書いたが、結局「新居公開」がメインだったのではないか。

その新居の諸々だが、何だかピンとこない。
一つ一つは凝ったものなのだろうが、統一感がないというか、色が溢れているというか。

驚いたのは、玄関マットがあること。(しかもインパクト強すぎ)
ま、それも勝手だが、普通もっとも「断捨離」の先頭に挙げられるもんだから。

 

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2021.01.16

デスクトップから「ゴミ箱」が消えた

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ある日突然、パソコンのデスクトップからゴミ箱が消えてしまった。(こちらではない、持ち運び用のパソコン)

以前ある人のデスクトップが非常にシンプルで、ゴミ箱もないことに驚いたが、それは意識的になさっているのだろうと思っていた。
今回のように無くなってしまっては、空っぽにすることも復元することも出来ないので困る。

例によってGoogle先生にお出まし願って、お教えを請う。

Google先生ではなく、親切に解説していらっしゃるブログを見つけて対処した。

ありがたや、Google先生!

 

↑ のような可愛いアイコンもあるようだ。替えてみるのもいいかな。

 

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2021.01.15

石阪京子【一生リバウンドしない!奇跡の3日片づけ】

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著者:石阪京子
価格:1,430円
カテゴリ:一般
発売日:2014/11/08
出版社: 講談社
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-218826-5

「思考改革」で片づけへの意識が変われば、どんな家も3日で片づけ切ることができ、もう散らからない! 【「TRC MARC」の商品解説】

今年もこの手の本に振り回されそうだ。

「三日」というのがポイントだが、それはまた「不可能」とも繋がっている。

また、片づけの順番が、いわゆる王道(?)コースではなく、ハードルの高い「押し入れとクローゼット」が一日目に来ている。
一番簡単な「玄関」が、最終日三日目になっっているのも不思議。

いずれにせよ、家全てを三日間というのは無理があるので、大勢で取りかかるか手伝いが必要だろう。というか、家族全員が同じ考えである必要を感じる。


著者のコンセプトは「家中まるごと片づけ」で、部分片づけでは「リバウンド」が待っているからダメだと仰る。
その意味もあって、短い日程で集中的に片づけることを推奨しておられるのだろう。
コンマリさんの「祭り」とは、似ているようで違う。

 

また、本書も「片づけアドバイザー」としての「生徒さんの家」が頻繁に出てきて、正直それはうっとうしかった。

ま、三連休にでも「これしかしない」覚悟で取り組むと、案外いけるかもしれない。

家中キレイになってから、おもむろに書類整理に取り組む。
これも、目新しい考え方だ。
ただ、書類については、自分にはまったくあてはまらなかった。

 

一旦家一軒完璧に片づけられたなら、毎日することは著者の言う「リセット」だけですむのだから、リバウンドしないというのは本当だろう。

 

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2021.01.14

名探偵ポワロ(40)「死人の鏡」

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これまた、原作とは違うところが多い。

原作では、ポワロは競売に行ってないし、招かれた(来るよう命令された)主とは、結局出会っていない。
死者の妻の描き方も、そんなに「憑かれた人」のような感じではない。

最後の方、ポワロや警部が待っているところへあらわれたおどろおどろしい犯人は、そういう必要があったのかな?
自分の姿をさらしたくなかったのだろうが、同じ知らせないようにという配慮にしても、原作の方が重みがあったような気がする。

しかし、この邸宅は景色が素晴らしい。

画像は昨日のかささぎ橋。この画でははっきりしないが、右上に白く移っているのは雲ではなく、タクシードライバーの手袋(のようだ)。

 

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2021.01.13

アガサ・クリスティ【死人の鏡】

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著者:アガサ・クリスティ
価格:902円
カテゴリ:一般
発売日:2004/05/01
出版社: 早川書房
レーベル: クリスティー文庫
利用対象:一般
ISBN:4-15-130058-9

謀略の犠牲になりかねないと調査を頼まれたポアロは、依頼人の准男爵邸へ向かった。が、待っていたのは密室での依頼人の死。

収録作は

【厩舎街の殺人】

間接殺人を扱っている。【スズメバチの巣】の時もそうだったが、ポワロはそれを許さない。
たとえ相手が極悪人であっても。

【謎の盗難事件】

これは、【教会で死んだ男】にある【潜水艦の設計図】とほぼ同じだ。
【潜水艦の設計図】 ではポワロと一緒に事件現場に赴くヘイスティングズが、今作では出てこない。

【死人の鏡】

表題作
「鏡は横にひび割れて」という言葉は、そのまま長編のタイトルになっていたっけ。ある言葉を聞いて、「鏡が横にひび割れた」ような表情をした女性の復讐物語だったような。

本作では、母親の娘に対する愛が事件を解決する。
彼女は、娘に知られないまま亡くなるのだろうか?あまりにも哀れだ。

【砂にかかれた三角形】

これは、かなり怖い話だ。

保養のためイギリスからは遠い島を訪れていたポワロ。
彼は、今回と同じような犯人を多く見てきた。
そのため、事件を回避しようとしたが果たせなかった。

いかにも芝居がかった、犯人二人の共謀。

あまり後味がいいとは言えない。

 

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2021.01.12

ドラマ【刑事コロンボ 第四十話 殺しの序曲】

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途中で出てきた「クイズ」が、面白かった。

しかし世界中の高IQの人たちが集まっているサロンにしては、何だかショボかった。
彼らの言動も、あまりインパクトがない。

凶器がコロンボの目の前でゴミ清掃車に積み込まれていくのが、おかしい。
また、「こわーいい」レストランのウエイトレスは、何とトニー・カーチスの娘さんですって!
お母さんは、「忘れられた女優」の犯人。

 

犯人の孤独と、コロンボの生き方と。対照的なようでいて、自分の職務を愛せるコロンボは幸せだなと思う。

 

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2021.01.11

大山誠一郎【密室蒐集家】

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著者:大山誠一郎
価格:748円
カテゴリ:一般
発売日:2015/11/10
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-790488-3

消え失せた射殺犯、密室から落ちてきた死体、警察監視下で起きた二重殺人。密室の謎を華麗に解く名探偵登場。これぞ本格ミステリ!

「密室蒐集家」という人物が、捜査中の関係者のところに現れ、推理を聞かせて去って行く

【柳の園 一九三七年】は、文字通り「女の園」である戦前の女学校が舞台。良家の子女が集まる学校での事件とあって、注目を浴びている。

 

【少年と少女の密室 一九五三年】は、この少年と少女があまりにも哀れだった。

  同じタクシーに三度巡り会うなど、不自然な話が多いが。

 

【死者はなぜ落ちる 一九六五年】では、おなじみチェーンロックの密室登場。

アパートにおける住民同士のトラブルというのは、古くて新しい問題かもしれない。
それにしても、そのチェーンを、最初の段階でかけていないというのが、むしろ不自然。ま、それなら事件の「目撃」も起きなかったのだが。

この年は東京オリンピックの翌年で、登場人物の一人が「東洋の魔女」と似ているといった表現が出てくる。
実はこれが、伏線にもなっていた。

 

つづく【理由ありの密室  一九八五年】では、【柳の園】の女学生が登場する。
彼女の孫が警視庁に勤める刑事になっており、事件に遭遇するのだ。
今回は密室の謎と言うよりは、密室でなければならない理由を探すのが目的。

密室蒐集家が謎を解くのは祖母が経営しているレストランで、彼に46年ぶりに会えた祖母は非常に喜ぶ。

 

最後の【佳也子の屋根に雪ふりつむ 二〇〇一年】は、三好達治の詩をモチーフにしているだけあって、雪景色が美しい。
だが、あまりにも偶然すぎ。それも【少年と少女の密室 一九五三年】のような出会いだけではなく、人間関係の偶然まで使うに至っては、とせっかくの題材がもったいなくなる。
解説氏は、それを含めて絶賛していらっしゃったが。

著者の作品はかなり好きなので、もう少し真っ当に勝負して頂きたい。

 

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2021.01.10

心に残る本

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積んである荷物の下から、本が一冊出てきた。
【空とセイとぼくと】という、久保寺武彦氏のもの。
本書に関しては、過去に二度書いている。
特段優れた小説というのではないけれど、やっぱり切なくなってしまう。
表紙カバーの、セイ(犬)の後ろ姿のせいだろう。

 

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2021.01.09

【4ページミステリー】

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著者:蒼井上鷹
価格:495円
カテゴリ:一般
販売開始日:2016/10/19
出版社: 双葉社
レーベル: 双葉文庫
ISBN:978-4-575-51400-1

「小説推理」で好評連載中の「2000字ミステリー」を、一挙まるごと5年分、60編収録。

あまり評判がいいとは言えない一冊。
時間つぶしにはいいとかいう評はあったが。

たしかに、4ページというのは短すぎるし、ショートショートといった洒落たものも少ない。
なにかのついでに一篇だけ読むのには適しているが(つまり雑誌の中の一篇)、こう60篇も集まっても似たり寄ったりの感あり。

いくつかは面白いのもあった。

【PK戦】は、よかった。
もう少し膨らませて、短編小説にしたら面白かったのに。
この長さでもちゃんと伏線を張ってあり、ミスリードぽくもある。

【値段は五千万円】
誘拐された息子の命の値段が「五千万円」
父は自分を愛していないから、こんな金は出して貰えないだろうなと絶望的になっている息子。

父の妹から以前聞いた、父が自分をどんなに愛しているかという話も、信じていない。

最後のオチが、ものすごく効いていた。

【めでたい日】は、シンミリした。
これも、中学時代の話など入れて、短編小説くらいにはなるのに。

 

あとの収録作は、以下のとおり。

【最後のメッセージ】

【ロック・オン】

【唯一の目撃者】

【まちぶせ】

【あたたの笑顔が好き】

【2009年6月のある日】

 

【疫病神の帰宅】

【深夜の客】

【被害者は意識不明】

【耳に残るあのメロディ】

【冷たい水が背筋に】

【アレアレ】

【キレイでなくてもいいから】

【オレンジの種二つ】

【こんなやつ知らない】

【見舞い】

【あぶり出しのDM】

【ミニモスは見ていた】

【においます?】

【清潔で明るい食卓】

【九杯目には早すぎる】

 

【ワンランク上のやつ】

【世界で一つだけの】

【私のお気に入り】

【最後の一言】

【ついてない日】

【依頼人はうかつにも】

【車内マナー】

【誰の痛み】

【人間じゃない】

【タイトルの由来】

【墜ちるのは誰?】

【ふゆのよばなし】

 

【吐く人】

【体は覚えている】

【まだらな殺人者(マーダラー)】

【足の悪い入院患者】

【寝床あるいは落語男】

【被害者は二人】

【ペット探偵帰る】

【赤い○(わ)】

【おにぎり君がいっぱい】

【覆面の依頼人】

【追われる前に逃げろ】

【ちゃんと聞いてる?】

【弁護側の秘策】

【マスター ありがとう】

【孫が大変なんです】

【自首しないと言ってくれ】

【合わせる顔がない】

【命の恩人】

【忘れるはずがない】

【インターセプト】

【フリーキック】

【言いがかり】

【向こうで待ってる】

【懐かしい思い出】

 

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2021.01.08

ドラマ【岸辺露伴は動かない】「D.N.A」

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今回は明るい色調でよかった。

しかし、臓器移植を受けた場合、提供者の「D.N.A」まで受け継ぐものなのか。それでは、元の人格はどうなってしまうのだろう?

だが記憶喪失になっていた写真家の平井太郎 が、幸せになりそうでよかった。
この俳優さん、優しくていい感じだった。

また今回は、うっとうしい編集者の泉京香がやや控えめで助かった。

それにしても登場人物の名前は、「露伴」に「泉京香」、「志士(十六ではない)十五」と、わざとなのかなぁ?
それぞれ時代も違うし、関係ないか?

 

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2021.01.07

【ハンカチは5枚あればいい】

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著者:阿部静子
価格:1,430円
カテゴリ:一般
発売日:2020/12/04
出版社: すばる舎
利用対象:一般
ISBN:978-4-7991-0940-3

スッキリした部屋で人生後半を楽しもう!【「TRC MARC」の商品解説】

やはり特効薬はなく、他の方と同じような方法しか伝授して貰えなかった。
言葉も同じだし、パクりに近い。

シニア世代に照準を合わせたとあるが、お片付け方法そのものが劇的に変わるわけではない。
ま、そんなのを期待する方が悪いのだが。

毎回「受講生」の話が出てくるのがうっとうしかった。

買ってまで読む本ではなかった。

 

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2021.01.06

Dropboxが同期しなくなって焦る

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いつも便利に使っている、Dropbox。
無料のままでは容量が少ないので、Proを申し込んでいる。

これのいいのは、どのパソコンからでも同じ資料を見ることが出来ること。
従って、パソコンを買い替えても二三日すると古い方のデータが新しい方へ全部降りてきている。

 

ところが、新年になって初めて二台のパソコンで両方からの資料を合わせようとした。
しかし片方が一向に変化無し。
最後のアップが12月31日のままだし、新しく更新したものも、ウエブ上にはアップされていない。

うーん、困った。
これは「共有」していないプライベートで使っているからかと思ったが、そうではなく共有フォルダもダメだった。
フォルダを右クリックしても、「Dropbox.comで開く」のメニューが出ないのだ。

しかし、「困ったときの再起動」をしてみると、あっけなく元通りになった。
もー、何だったんだろう?

今年もパソコンには振り回されそうだな!

 

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2021.01.05

大山誠一郎【ワトソン力】

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著者:大山誠一郎
価格:1,650円
カテゴリ:一般
発売日:2020/09/17
出版社: 光文社
利用対象:一般
ISBN:978-4-334-91365-6

警視庁捜査一課に所属する平凡な刑事、和戸宋志。難事件は居合わせた人々が真相を解き明かすが、それは和戸の特殊能力のおかげで…。本格ミステリ短編集。『宝石ザミステリー』『ジャーロ』掲載に書下ろしを加え単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

「ワトソン力」とは?

ホームズにワトソンがいたように、ポアロにヘイスティングズがいたように、名探偵のそばにはその力を引き出す人物がいた。という想定。

自身は全然活躍しないが、そばの人たちの推理力を上げさせることが出来る力。それが警視庁勤務の和戸が持っている「ワトソン力」だ。

いずれも密室に近い状態での、限られた人数しかいない状況での犯罪。
和戸がいることで、登場人物たちが犯人を挙げていく。

ところがあろうことか、和戸自身はこれまで関わってきた事件の解決者の一人に、誘拐され監禁されてしまう。

冒頭その場面から始まって、回想で7つの事件が語られる。

どれも似たり寄ったりではあった。

収録作は、
【赤い十字架】【暗黒室の殺人】【求婚者と毒殺者】【雪の日の魔術】【雲の上の死】【探偵台本】【不運な犯人】で、インタールードというのが二カ所入る。

 

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2021.01.04

ドラマ【岸辺露伴は動かない】くしゃなら

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高橋一生が好評のようで、年末に第二話も観た。

この回は、少々暗くて気持ち悪かった。

作家には使ってはいけない言葉があるわけで(放送禁止用語のようなもの?)、今回はそれをもらった同じ社でマンガを書いている志士十五がそれに取り憑かれてしまった話。

言葉には「言霊」があり、志士十五のみならず、関係者は皆取り憑かれている。
それもあって、少々気味悪い話になっていった。

「ヘブンズドア」というのは、露伴が使える能力で、どうやら相手の過去を本をめくるように見ることが出来るらしい。

今回は少し前までの記憶をけしてやることで、患者(?)たちを救ってやった。

本当はその「本」に書き込むのは「スタンド」という役割のものらしいのだが、ドラマでは露伴が直接書き込んでいた。

 

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2021.01.03

大原扁理【思い立ったら隠居】

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著者:大原扁理
価格:814円
カテゴリ:一般
発売日:2020/08/11
出版社: 筑摩書房
レーベル: ちくま文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-480-43684-9

せちがらい世の中で、ほとんど働かず、楽しく毎日を生き延びる方法。キラキラ自己啓発本とは対極のしわしわ自己完結本。【商品解説】

引きこもりでもなくフリーターでもないと、著者は言い切る。

それらと隠居との違いなども述べられているが、要するに自身から望んだ(臨んだ)気まま生活。

 

著者の『このコスパ重視&成果主義の世の中に、こんな役に立たない不経済な本が書店に並んだら、と想像するだけでちょっと愉快ですからね。』という言葉が楽しい。

そう、それを求めての本なのだった。

だが、本書のあと類似本も何冊か出版され、今は台湾で「隠居」中だとか。

印税で、ゆっくり隠居生活を楽しめるようになったのでは?と、つい凡人は考えてしまう。

 

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2021.01.02

【アガサ・クリスティ読破計画】1(30話まで)

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 ↑ 6年前(2015年) の正月は、雪で明けた。

さて、表題のようなことを考えついたのだが、どういう風に展開していけばいいか?

「アガサ・クリスティ読破計画」とはいっても、もっぱらポワロに限る。

とりあえずは、【「名探偵ポワロ」完全ガイド】の順に並べて、映像化しなかったものをそのあとに持ってこよう。
随時更新(?)で、増やしていく。但し、ドラマで見たもの(23話から)優先で。

【プリマス行き急行列車】(【教会で死んだ男】)

【スズメバチの巣】(【教会で死んだ男】)

【マースドン荘の惨劇】(【ポアロ登場】の【マースドン荘の悲劇】)

【二重の手がかり】(【教会で死んだ男】)

【スペイン櫃の秘密】(【クリスマス・プディングの冒険】)

【盗まれたロイアル・ルビー】(【クリスマス・プディングの冒険】の【クリスマス・プディングの冒険】)

【戦勝舞踏会事件】(【教会で死んだ男】の【戦勝記念舞踏会事件】)

【猟人荘の怪事件】(【ポアロ登場】)

以下、第1話から22話まで。

【コックを探せ】(【教会で死んだ男】の【料理人失踪】)

【ミューズ街の殺人】(【死人の鏡】の【厩舎街の殺人】)

【ジョニー・ウェイバリー誘拐事件】(【愛の探偵たち】)

【24羽の黒つぐみ】(【クリスマス・プディングの冒険】)

【4階の部屋】(【愛の探偵たち】)

【砂にかかれた三角形】(【死人の鏡】)

【海上の悲劇】(【黄色いアイリス】)

【なぞの盗難事件】(【死人の鏡】)

【クラブのキング】(【教会で死んだ男】)

【夢】(【クリスマス・プディングの冒険】)

【エンドハウスの怪事件】(原作【邪悪の家】)

【ベールをかけた女】(【ポアロ登場】の【ヴェールをかけた女】)

【消えた廃坑】(【ポアロ登場】)

【コーンワルの毒殺事件】(【教会で死んだ男】の【コーンウォールの毒殺事件】)

【ダベンハイム失踪事件】(【ポアロ登場】の【ミスタ・ダウンハイムの失踪】)

【二重の罪】(【教会で死んだ男】)

【安いマンションの事件】(【ポアロ登場】の【安アパート事件】)

【誘拐された総理大臣】(【ポアロ登場】の【首相誘拐事件】)

【西洋の星の盗難事件】(【ポアロ登場】の【〈西洋の星〉盗難事件】)

【スタイルズ荘の怪事件】

【あなたの庭はどんな庭?】(【黄色いアイリス】)

【100万ドル債券盗難事件】(【ポアロ登場】の【百万ドル債券盗難事件】)

 

公開後追記が出たら、新しいページ(翌年以降)へのリンクを貼って、これは残しておく。
と、単なるメモになってしまった。

 

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2021.01.01

12月の読書メーター

12月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:4191
ナイス数:1199

「頭」が良くなる文房具「頭」が良くなる文房具感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-49bbd6.html
自分の「文房具の使い方」を整理できました。
読了日:12月31日 著者:和田哲哉
スタイルズ荘の怪事件 ポアロシリーズ (クリスティー文庫)スタイルズ荘の怪事件 ポアロシリーズ (クリスティー文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-5b5e47.html
クリスティデビュー作、同時にポアロ初登場。著者のホームズへの敬意が感じられます。
読了日:12月31日 著者:アガサ・クリスティー,矢沢 聖子
線路上の殺意 鉄道ミステリ傑作選〈昭和国鉄編〉 (双葉文庫)線路上の殺意 鉄道ミステリ傑作選〈昭和国鉄編〉 (双葉文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-5ec3fe.html
ダイアのトリックは難しくなってきましたね
読了日:12月28日 著者:鮎川 哲也,西村 京太郎,夏樹 静子,山村 美紗
ポアロのクリスマス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)ポアロのクリスマス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-17b04a.html
ポアロにとって、大変なクリスマスでした。
読了日:12月24日 著者:アガサ・クリスティー
京都嵯峨野殺人事件―山村紅葉が選ぶ山村美紗「京都ミステリー」傑作長編 (光文社文庫)京都嵯峨野殺人事件―山村紅葉が選ぶ山村美紗「京都ミステリー」傑作長編 (光文社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-cfb985.html
最後の対談だけはよかったです。
読了日:12月20日 著者:山村 美紗
始まりはジ・エンド (双葉文庫)始まりはジ・エンド (双葉文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-572b4a.html
冒頭作が参考になりました。
読了日:12月18日 著者:新津 きよみ
モノが少ないと快適に働ける―書類の山から解放されるミニマリズム的整理術モノが少ないと快適に働ける―書類の山から解放されるミニマリズム的整理術感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-fedb93.html
例示されている文具類が楽しそうでした。
読了日:12月18日 著者:土橋 正
エッジウェア卿の死 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)エッジウェア卿の死 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-67f488.html
「he」と「she」が鍵でした
読了日:12月14日 著者:アガサ・クリスティー
ヤンキーと住職 (コルクスタジオ)ヤンキーと住職 (コルクスタジオ)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-9dad3b.html
ヤンキーがお坊さんに説諭するというのが笑えます
読了日:12月12日 著者:近藤丸
黄色いアイリス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)黄色いアイリス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-197ec7.html
「アイリス」というのは、登場人物の名前でもあります。
読了日:12月10日 著者:アガサ・クリスティー
ネタ元 (講談社文庫)ネタ元 (講談社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-8c7bb9.html
時代に応じた「ネタ元」があるものだなと思いました。
読了日:12月08日 著者:堂場瞬一
それまでの明日 沢崎 (ハヤカワ文庫JA)それまでの明日 沢崎 (ハヤカワ文庫JA)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-cc92ce.html
沢崎健在、新宿署の錦織も。
読了日:12月06日 著者:原 りょう
ポリス猫DCの事件簿 葉崎市シリーズ (光文社文庫)ポリス猫DCの事件簿 葉崎市シリーズ (光文社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-cb14d1.html
島の巡査の奮闘物語です。あ、ポリス猫の存在を忘れてはいけません。
読了日:12月05日 著者:若竹 七海
8割捨てて、すっきり暮らす (TJMOOK)8割捨てて、すっきり暮らす (TJMOOK)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/12/post-cb8cd2.html
本の整理はかなり出来たのですが、それでも、まだまだあります。
読了日:12月03日 著者:筆子
新訳更級日記新訳更級日記感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/11/post-ba26fa.html
こちらは、しっかり勉強になります。
読了日:12月01日 著者:島内 景二
更級日記 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)更級日記 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/11/post-ba26fa.html
今読んでも、面白いです。
読了日:12月01日 著者:

読書メーター

 

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シェイクスピア【十二夜】

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著者:シェイクスピア
訳者:安西徹雄
価格:638円
カテゴリ:一般
発行年月:2007.11
出版社: 光文社
レーベル: 光文社古典新訳文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-334-75143-2

幾重にも行き違う愛の行方は? シェイクスピア喜劇の到達点!

海難事故に遭って別れ別れになった、双子の兄妹。
互いに相手は死んだものと思い込み、新しい土地で生きていくことになる。

妹ヴァイオラは男装し、セザーリオと名のって領主オーシーノの恋の使いをすることに。実は彼女は、オーシーノを恋してしまっていたのだが。
ところが相手のオリヴィアはこともあろうに、セザーリオを恋してしまい……。

一方兄のセバスチャンは、助けられてオーシーノの領地へ来ていた。

この辺で、セザーリオであるヴァイオラとオーシーノが結ばれ、セザーリオを恋したオリヴィアはセザーリオ(実はヴァイオラ)の兄セバスチャンと結婚するのだなと推測できる。

そこへ到達するまでのてんやわんやなのだが、これはシェイクスピア喜劇のいつもの手法。

ところが、本作をもって喜劇の時代は終わり、シェイクスピアは次第に悲劇を描くようになっていく。

最後に道化が歌う悲しい唄は、【リア王】でも用いられているとか。

 

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