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2021.01.23

尼野ゆたか【お直し処猫庵】

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著者:尼野ゆたか
価格:660円
カテゴリ:一般
発売日:2018/09/15
出版社: KADOKAWA
レーベル: 富士見L文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-072927-5

 

「猫庵と書いて「ニャアン」と(店長は読ませたい)は、誰も読めない。

悩みを抱えながら歩いていると、いつの間にか前に看板があって、底に書かれているのが「お直し処猫庵」。
中にはいるとなんともイケメンのおにーさんの店員がいる。店長は表紙絵に描かれている「普通の猫」(いや、何だか道具を持っている時点で普通ではないが)で、自分のことを店長ではなく「庵主」と呼べという。

そんなお店へやってくる、さまざまなトラブルを抱えた人たち。

面白い設定だが、猫(店長、もとい庵主)の時代がかったしゃべり方といい、たくさん読むと飽きてくるかもしれない。

一章【店長の猫っ毛シルエット

二章【1/1店長ぬいぐるみ】

三章【背中で語る!店長の

四章【店長の首に鈴を付けよう

五章【猫庵直伝!毛糸の暖かいマフラー

【エピローグ】

 

その中で店長のいう

『人間は不便なものでな、どういう方向であれ進まないと衰えていくようにできておる』

という言葉が、心にしみる。

 

本書で出てくる甘味色々は、全て実際のものだとか。
みーんなおいしそうで、片っ端からお取り寄せしてみたい。

 

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