尼野ゆたか【お直し処猫庵】
著者:尼野ゆたか
価格:660円
カテゴリ:一般
発売日:2018/09/15
出版社: KADOKAWA
レーベル: 富士見L文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-072927-5
「猫庵と書いて「ニャアン」と(店長は読ませたい)は、誰も読めない。
悩みを抱えながら歩いていると、いつの間にか前に看板があって、底に書かれているのが「お直し処猫庵」。
中にはいるとなんともイケメンのおにーさんの店員がいる。店長は表紙絵に描かれている「普通の猫」(いや、何だか道具を持っている時点で普通ではないが)で、自分のことを店長ではなく「庵主」と呼べという。
そんなお店へやってくる、さまざまなトラブルを抱えた人たち。
面白い設定だが、猫(店長、もとい庵主)の時代がかったしゃべり方といい、たくさん読むと飽きてくるかもしれない。
一章【店長の猫っ毛シルエット
二章【1/1店長ぬいぐるみ】
三章【背中で語る!店長の
四章【店長の首に鈴を付けよう
五章【猫庵直伝!毛糸の暖かいマフラー
【エピローグ】
その中で店長のいう
『人間は不便なものでな、どういう方向であれ進まないと衰えていくようにできておる』
という言葉が、心にしみる。
本書で出てくる甘味色々は、全て実際のものだとか。
みーんなおいしそうで、片っ端からお取り寄せしてみたい。
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