アガサ・クリスティ【物言えぬ証人】
著者:アガサ・クリスティ
価格:1,034円
カテゴリ:一般
発行年月:2003.12
出版社: 早川書房
レーベル: クリスティー文庫
利用対象:一般
ISBN:4-15-130014-7
ポアロは巨額の財産をもつ老婦人から命の危険を訴える手紙を受け取った。が、それは一介の付き添い婦に財産を残すという問題のある遺言状を残して彼女が死んだ二カ月後のことだった。
この「証人」である犬のボブがもっと事件に近いところに居るかと思っていたのは外れた。
しかしある意味、「濡れ衣」を着せられた「えん罪事件」でもある。
亡くなった老婦人とその友人が、古き良き時代を代表しているようで面白い。
それにしても、ポワロは嘘がうまい。
ミスリードらしきものもいくつか見られるが、かなり納得のいく結末だった。
さてこれが、ドラマではどう表現されているか?
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