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2021.03.01

モンゴメリ【赤毛のアン】

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著者:L・M・モンゴメリ
訳者:松本侑子
価格:858円
カテゴリ:一般
発売日:2019/07/10
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-791324-3

ラズベリー水、スコットランド系の民族衣裳なども原書通りに翻訳した日本初の全文訳。

という案内に惹かれて、ついまた読むことに。

何度読んでも、グイグイ引きずり込まれる。話の展開が解っていてもだ。

10代では、ひたすらギルバートが気になり、その後読んだときには、マシューに心を奪われた。

今回は、なぜかマリラの心情などに惹かれる。

アンを引き取って3週間ほど経った頃、マリラは

私はあの子を引きとって良かったと思っているし、日増しにアンが好きになりますよ。

また、屋根から落ちたアンを見て、

それを見た瞬間、マリラは、天の啓示を受けた。ぐさっと旨を突き刺すような不安に突然おそわれ、その時、アンが自分にとってどんなに大切か、悟ったのだ。

しかし素直でないマリラは、こうした感情を外へ出さないように努めている。
この強情さが、若い頃の所業の後悔に結びつくのだが……。

アンも強情張っていると……、と、初めて読んだときには大いにヤキモキしたものだった。

表紙カバー絵は、新潮文庫のものが好きだな。

 

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