ドラマ「死との約束」
アガサ・クリスティ原作の「死との約束」を観た。
三谷幸喜脚本の日本版だ。
ポワロは、これまでと同じ野村萬斎。
三谷幸喜はクリスティへのオマージュとして、(これまでの二作品同様)出来るだけ原作に忠実に作ったという。
しかしまったく原作通りだと早々とばれる可能性があるので、一つだけ設定を変えたという。
観る前に原作を読んでいたので、どの部分の設定を変えたのか、非常に興味があって楽しめた。
原作では実に嫌な老婆だった被害者は、(確かにいやらしい女性ではあるが)一種おかしみがあった。
容疑者たち(家族全員)が母親を殺すシーンが再現されており、松阪慶子さん、何度も殺されてかわいそう。
むしろ嫌だったのが、勝呂を演じた萬斎の声。作り声で、無理な発声をしているのではないか。
昭和30年の出来事だし、もっと普通でいいのでは。
これまでの二作(「オリエント急行殺人事件」は観ていない)でもそうだったが、今回は特に耳障りだった。
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