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2021.04.14

伊吹有喜【ミッドナイト・バス】

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著者:伊吹有喜
価格:968円
カテゴリ:一般
発売日:2016/08/04
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-790671-9

東京での仕事に挫折し、故郷で深夜バスの運転手として働く利一。子供たちも独立し、恋人との将来を考え始めた矢先、16年前に別れた妻が乗車してきて…。家族の再生と再出発をおだやかな筆致で描く。【「TRC MARC」の商品解説】

壊れた「家族」という時計は再び動き出すのか

少々偶然性が高いが、いいところへ着地できたかと思う。

深夜バスは疲れるだろうから、おそらくこれからも自分が乗ることはないだろう。
だが、「白鳥さんのバス」と地元で親しまれてきたバスには、乗ってみたいような気もする。

娘の友だちが個性的で、ちょうど今の時代に合っているようで(時代の方が近づいてきている)興味深かった。
その娘だが、相手の男性の家は絵に描いたような「いやーな家族」だった。

 

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