【風のベーコンサンド】
著者:柴田よしき
価格:748円
カテゴリ:一般
発売日:2018/04/10
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-791047-1
東京の出版社をやめ、高原にカフェを開業した奈穂。そこには娘を思う父に、農家の嫁に疲れた女性が訪れ…。滋味溢れる地元の食材で作られた美味しい奈穂のご飯が奇跡を起こす6つの物語。高原カフェレシピも収録。【「TRC MARC」の商品解説】
その「娘を思う父」が最初におとずれたのは、馴染みの蕎麦屋が休みだったから。
食堂でランチをするのはテレビを観たいからだったが、この店にはテレビがない。
しかし菜穂は、地元の人たちのサロンのような部屋を用意し、テレビも設置する。
件の男性はその後も度々訪れるようになる。
この男性がどんな人物かは、やがて想像できるようになる。
一方菜穂は、ひとり暮らしだが離婚してくれない夫の妻のままでもある。
何故夫はそんなにもいわば「意地悪」をするのかは、よくわからなかった。
しかしそれも解決して、菜穂は新しい一歩を踏み出せる。
それにしても、高原でカフェ開業とは、勇気がある。
小説だからうまく転んでいったが……。
カフェで出る食材がいずれも地元のもので、それを使って作る料理がおいしそう。
タイトルにもなった「ベーコンサンド」を作ってみたが、なかなかおいしかった。
これが何よりの収穫??
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