アガサ・クリスティ【ナイルに死す】
著者:アガサ・クリスティ
価格:1,386円(新版)
カテゴリ:一般
発売日:2020/09/11
出版社: 早川書房
レーベル: クリスティー文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-15-131015-7
美貌の資産家リネットと新婚の夫のエジプト旅行中、夫の元婚約者が銃を手につけ回していた。不穏な空気の中、ナイル川をさかのぼる豪華客船上でついに悲劇が。【「TRC MARC」の商品解説】より
第一部で、殆どの登場人物が揃う。それぞれ理由があって、エジプトへ向かうことになる。
そして第二部では、「エジプトへ、エジプトへ」と集まってきた登場人物たち。人数が多いので、いちいちリストと見比べている始末。
読了後この第一部・第二部を読みかえしてみると、大きな伏線になっていることが解る。
第三部で、いよいよナイル川上の船の上が舞台になる。
主役のリネットは、「お金と美貌とスタイル」すべて完璧だと書かれているが、もう一つ、「頭」もいい。おそらく子どもの頃から、父親の自然の薫陶を受けていたのだろう。
その財産に関して手も無くひねり潰せるとおもっていた管財人は、戦略を変える必要に迫られる。
また見たところ普通の乗客たちも、それぞれの悩みを抱えていた。
事件の兆候がここで起きるが、リネットに向けて岩を落としたのは、ジャクリーンではなかった。
中心になる事件が起きたのは、物語が始まってから かなり経っていた。
それにしても、犯人たちは非常に巧妙な演技をしていたわけで、その時々の描写にしても完全に欺かれる。
ほぼ全員が抱えていた悩みも、明るい方向性も見えてきて、ある意味良い終わり方だったかも知れない。
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