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2021.06.15

似鳥鶏【理由あって冬に出る】

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著者:似鳥鶏
価格:638円
カテゴリ:一般
発行年月:2007.10
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-488-47301-3

芸術棟に、フルートを吹く幽霊が出るらしい—吹奏楽部は来る送別演奏会のため練習を行わなくてはならないのだが、幽霊の噂に怯えた部員が練習に来なくなってしまった。

 

幽霊を否定する部長は、夜中に学校に来るという。一緒に来るという女子学生につきあって、葉山も参加する羽目に。
そして、幽霊は毎夜出たのだった。

著者のデビュー作。

【難事件カフェ】があり得ない設定ながら面白かったので、読んでみた。

初めての作品ということもあって、やはり今ひとつ面白くなかった。

冒頭部分でひいてしまったのもあるが、事件解決後の「そのさらに上の事件」というか、それを想像するにおぞましすぎて、あまり好きになれない作品だった。

舞台は、著者の出身校らしい。本作を書くために10年ぶり以上ぶりに訪れた卒業生(著者)の回想という形では無く、現在進行形にしてあるのは編集者のアドバイスらしい。そりゃ、その方がよかった。

これは「市立高校シリーズ」となっているが、このあと読むかなぁ?

 

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