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2021.07.31

仁木悦子【灯らない窓】

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著者:仁木悦子
価格:660円
カテゴリ:一般
発行年月:1982.9
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-136242-0

睡眠薬入りのビールをパパに飲ませて、夜中の12時にこっそり出かけて行ったママ。そのママが通り魔殺人の容疑で逮捕された! 秋祭りの太鼓の音色に心ときめかせていた平和な家庭を...

章タイトルの一つに【灯らない窓】というのがあるので短編集かと思いきや、書名そのものだった。

明かりが灯っていない窓の家に帰るむなしさ。

父と息子が代わる代わる物語っていく。
子どもが主役の話にしては、かなり陰惨で残酷なことが続く。殺された人も段々増えて、4人になった。

平和な家庭というが、元はといえば、お互いを信頼して何でも打ち明けられなかったことが招いた悲劇かも知れない。

子ども同士の三角関係(?)なども登場して、笑わせられる場面もある。

 

 

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2021.07.30

仁木悦子さん

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ひょんなことから、最近また仁木作品を読み返している。

殆ど既読のはずなのに、綺麗に忘れているものが多い。

そんな中で気づいたこと。

読書メーターで共読している殆どの方が、「初めての作家さん」と仰っていること。

なるほどねぇー!と感心することしきり。

 

もう一つ

本に登場するものが、当たり前だが当時を反映していること。

カセットテープはまだ現役として……

黒電話・トッパーコート・茶羽織  等々。

 

 

画像は去年のものでは無く、7年前。最上階のレストランから。
この日は何の用で、ここへ行ったんだろう?

 

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2021.07.29

アガサ・クリスティ【ハロウィーン・パーティ 】

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著者:アガサ・クリスティ
価格:1,056円
カテゴリ:一般
発売日:2003/11/01
出版社: 早川書房
レーベル: クリスティー文庫
利用対象:一般
ISBN:4-15-130031-7

童話的な世界で起こったおぞましい殺人の謎を追い、ポアロは推理を展開する。

 

犠牲者が二人とも子どもというのが辛い。また、その殺害方法も。
ウソつきの子どもが出てくるが、こうした「ウソをつく」ことが犯罪を招く筋は割合多いような気もする。

ナルシストというのは、どうしようもないことがある。
本書も、自分本位で他人のことはこれっぽっちも考えられない利己的な犯人。

オリヴァア夫人は、自分の存在が引き金になったのではと悩む。

いよいよ終盤近いドラマでは、どう処理しているのか。
終わり近くなので、出来ればホッとする事件の方がよかったのだが(そんなのがあるとして)。

 

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2021.07.28

笑顔良し

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「緊張感?かわんなかったです」金の西矢椛、競技中にラスカルの話も

日本史上最年少ということでも話題だが、ご本人の笑顔が非常にいい。

オリンピック開催についてのみならず、オリンピックそのものに対しても思うところはあるが、こうした若者の笑顔は実にいい。

正直スケボーに対しては、いいイメージはあまりない。
迷惑を顧みず勝手にすべっているような印象を受けている。

しかし今回、こうした楽しみ方をしている愛好者の方が正当なのだと思えるようにはなった。

 

楽しんでプレーする。

これこそ、スポーツの原点ではないか。

いつだったか、オリンピック代表で「楽しんできます」と発言して非難されている選手がいた。

いつの間に、「スポーツの祭典」から「国威発揚の場」になってしまったのだろう。

 

画像は、朝早くから河川敷で太極拳をする人たち。
こういう形での運動も、大切に!

 

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2021.07.27

仁木悦子【赤い猫】

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著者:仁木悦子
価格:968円
カテゴリ:一般
発売日:2018/05/10
出版社: 筑摩書房
レーベル: ちくま文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-480-43518-7

【日本推理作家協会賞短編部門(第34回)】無愛想な老婦人・郁の豪邸で住み込みで働くことになった多佳子。幼い頃に母が何者かに殺害されたことを打ち明けると…。

 

なんと言っても、表題作【赤い猫】がよかった。

車椅子の老女が、安楽椅子探偵。
ある事件がきっかけでより親密に接するようになった多佳子の話から、郁がたどり着いた結末は……。

 

【白い部屋】とは、病室のこと。

銃弾を受けて入院中の三澤潤が、心ならずも安楽椅子探偵になってしまった。
同室の4人が登場人物で、その中の一人は退職刑事。
病室の話題は、大邸宅での殺人事件。

もと刑事が思いがけない形で関係していて、三澤が力を貸す話しだった。

 

【青い香炉】は、卒業して植物学者になっている仁木雄太郎が探偵役。

川向こうにたった一軒建っている民宿が舞台。
間の川に架かっている吊り橋が強風で切れてしまう。そこを伝ってとっていた電気も電話も遮断されて……。
密室もの(孤島もの)のようでいて、事件は半年も前に起きた陶芸家殺人事件の話になる。

解決して帰るときになるまで、この植物学者が雄太郎だとは思わなかった。

 

編者が日下三蔵で、仁木悦子の探偵をずらりと並べたようだ。

 

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2021.07.26

猛暑

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毎日暑い

当地は連休中、4日とも「暑さベストテン」入りしていたのだとか。
昨日・一昨日とも、第4位だったらしい。

まだまだ続くのかなぁ、この暑さ。

 

追伸

「7月23日13時20分時点のデータでは枚方市の気温が36.2℃で現在全国1番の暑さです」だって

わーい、日本一だー。> ← ついに頭にきた人

 

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ドラマ「シェフは名探偵」第六話・七話

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最初のうちは原作にかなり忠実で面白かったが、ドラマ独自の話しがイマイチの感あり。

第六話

・ストーカーまがいの熱狂的なファンの嫉妬を暴く話し。

オリジナルとしては、夜中に誰かが店に来ている話し。それが高築だと判ったのだが、何をしに来たのかが判らない。

第七話

・タルタルステーキの話しって、あったっけ?

 これに登場する着付けの先生役はどこかで見た人だと思ったが、何と熊谷真美だった。ビックリ!

 

第八話のゲストは、山本耕史さん。
「わー、小日向さんだー」と盛り上がっている。

さてさて、どんな話しだろう?

 

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2021.07.25

似鳥鶏【叙述トリック短編集】

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著者:似鳥鶏
価格:858円
カテゴリ:一般
発売日:2021/04/15
出版社: 講談社
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-523087-9

本格ミステリ界の旗手が仕掛ける前代未聞の読者への挑戦状!

ということで、「すべての短編に叙述トリックが含まれている」という注意書きがある。

しかし、【あとがき】も含め、品がなさ過ぎる。それも、繰り返し繰り返し……。

 

著者の作品では【謎解き喫茶】が面白かったが、あとはふざけすぎているような印象を受ける。

 

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2021.07.24

ワクチンの有効性

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二度目のワクチン接種をしても、副反応はほぼなかった。

しかし新たな脅威があるので、その後の生活もこれまでと変わらない。

ところが、「ファイザー製ワクチンの有効性が88%という論文がNEJMに出ました。」とのことで、少しは希望が出てきた。

イスラエルの研究結果では64%とのことだが、接種して時間が経てば数値が下がるのは当然とか。
その場合の「現実的に唯一の解決策は3回目を接種すること。」だという。

現在当地では、ようやく50代への接種が8月から始まるようだ。

お祭りの後遺症(?)が非常に気になる昨今だが、早く希望者全員にワクチンが行き渡ることを望む。

 

画像は8年前、淀川縁の空。

 

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児童文学作家の那須正幹さんが死去 「ズッコケ三人組」

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児童文学作家の那須正幹さんが死去 「ズッコケ三人組」

今40代くらいの方が子どもの頃通った道。

毎年二回、「ズッコケ」が出版されると必ず購入していた。

子どもたちのみならず、自分も楽しんでいた。

同じ時期の話しが何度も出てきたり、お約束の矛盾はあっても、その世界に入り込むことが出来た。

舞台は広島県だったと思う。

 

画像は水曜日のもの。文化会館はできあがり?

 

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2021.07.23

仁木悦子【粘土の犬】

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著者:仁木悦子
価格:605円
販売開始日:2019/03/08
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
ISBN:978-4-06-136062-4

迷宮入りかと思われた事件だったが、目の不自由な奇妙な粘土細工の犬が、犯人を告発していた……。初期の短編集。

 

【かあちゃんは犯人じゃない】

小学五年生の坊やの冒険譚。著者お得意の、少年探偵。

継父が殺されて、母親が容疑者として捕まった。
何としてでも助けなくてはと、少年は知恵を絞る。

途中(明らかに偽の)警視庁刑事が出てきたりして、ハラハラさせられる。

 

【灰色の手袋】

仁木兄妹もの。

右利きか左利きかが、一つのポイント。

 

【弾丸は飛び出した】

画の中から弾丸が飛び出したり、待合室からの弾丸で道路にいる人が倒れたり。あまりにも偶然性が強く、不可能な事件。これは今ひとつだった。
雄太郎が「降りた」のはそのせいではないが……。

 

そして表題作【粘土の犬】

粘土の犬の上に多い株沙汰テイル八角形のものとは?
倒叙もの。
母への愛情が、4年後の真相解明に繋がった。


しかしいくら登場人物の感じたこととは言え、差別的な言葉が多すぎるのが気になった。著者自身身障者だし、ご自身が差別的な方だとは思わないが……。

 

ここでも当時の言葉が色々出てきて、若い人には通じないだろうなという気もした。

トッパーとか慎太郎刈りとか、判るかな?

 

 

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2021.07.22

「たま駅長」は不滅の存在感、再びの大ピンチ救って

Tama

「たま駅長」は不滅の存在感、再びの大ピンチ救って

地方鉄道は、どこも苦労している。

初代は本当に「お仕事」として振る舞っていたように思う。グッズもいくつか買ったっけ。

 

「二匹目のドジョウ」ならぬ、「二代目」ではやはり少々力が足りなかったのかな?

 

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2021.07.21

水凪トリ【しあわせは食べて寝て待て】

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著者:水凪トリ
価格:748円
発売日:2021/04/16
出版社: 秋田書店
ISBN:978-4-253-16082-7

免疫系の病気を持っている麦巻さとこ。週4回のパート暮らし。お医者さんから「婚活でも」と勧められたけれど……

楽しかった。

大家の鈴さんと、息子という触れ込みの同居人 司。借家人たち。

気張らず、自然な人間関係に気づくさとこ。

薬膳というのは知っていたが、気にとめたことはなかった。
必死に考えなくても、出来る薬膳を取り入れていこうなと思えるようになった。

続きも読んでみよう。

 

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2021.07.20

祝日

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「7月19日ですが、祝日と勘違いして、妻と出かかる予定を組んでしまったので、お休みさせて下さい。ゴメンナサイ 店主」という張り紙があったというTweetが来た。「お休みさせて」には、赤で棒線が引いてある。

それに対して、とても暖かいコメントが続いていた。
「自分も勘違いしていた。カレンダー赤字のままだしなぁ」とか「昨日(18日)まで知らんかった」とか。

 

先週病院で次の予約を取るとき、「連休になるしなー」というドクターの言葉に頭の中で一瞬「??」が踊った。
少し考えて、「そっか、確か祝日が移動とか言ってたな(誰が?)」と思い出した。

そのあとの予約で言えば、8月11日が祝日なのでどうなるのかなと心配していたのだが、こちらは平日とのこと。

 

今週は、合わせて4連休の人もいるのだが、予定を狂わされて困惑している人も多かろう。

そして報道は、「国民的お祭り」一色になるのだろう。

関係者に感染者や農耕接触者が続発している中、命をかけてすることかどうかは……。

 

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2021.07.19

平岩弓枝【御宿かわせみ傑作選1 初春の客 】

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著者:平岩弓枝
価格:880円
カテゴリ:一般
発売日:2014/02/07
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-790030-4

 

全34巻から選りすぐった7篇を、美しいカラー挿絵(画・蓬田やすひろ)とともに収録した、ファン必携のベスト版第1弾! シリーズを振り返った書き下ろしエッセイを収録。

【御宿かわせみ8白萩屋敷の月】を読んで、もっと読みたくなった。
しかし今から全部読むのは大変だ。そこで、この傑作選を読んでいくことにする。

しかし一番最初からではなく、すでに東吾とるいの間は周りが知っているところまで進んでいる。

 

表題作【初春の客】では、長崎にいる外国人が奴隷を連れてきていたことを初めて知った。
その黒人と遊女との、哀しい恋の話しだった。
背中に遊女を背負って沖へ泳いで行っても、たどり着く先は死しかないだろう。

 

 

東吾は方月館という道場で、代稽古を受け持っている。言わばアルバイトで、部屋住み次男としては小遣い稼ぎになる。
評判はとてもよく、その容姿と相まって近所でも人気だ。

 

【鈴虫】は行きすぎた教育ママの末路を描いて哀れ。
一方の長太郎の爽やかな稽古ぶりが救いだ。

いきさつで鈴虫のことを知った東吾は、るいへの土産にしようと鈴虫をもらって「かわせみ」を訪れる。

ところが、「かわせみ」では、先刻鈴虫を飼っていたのだった。
『今年もよく啼いている』というるいの言葉を聞き流していたと、拗ねられる結果になってしまった。

 

【岸和田の姫】は、地名に惹かれた。

岸和田城には行ったことはないが、庭園は国の名勝に、城跡は大阪府の史跡に指定されているという。

生後一度も(江戸にある)屋敷の外へ出たことのない姫君が、城の改築のどさくさに紛れて抜け出す。
しかし迷子になってしまって帰れないところを、東吾に出会う。

といった話しで、最後に次の参勤交代で父親である殿は、姫を連れて岸和田へ帰るというほのぼのとした終わり方だった。

 

しかし、いずれも東吾はよくもてるなぁ。

 

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2021.07.18

大阪府庁舎が国登録文化財に 窓や玄関には細密な彫刻

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大阪府庁舎が国登録文化財に 窓や玄関には細密な彫刻

 

府庁(本庁)の建物が好きだ。

年に一度、書類提出に行く必要があった。
それも新庁舎に変わり、さらに今では地元に提出することになった。

府庁は古い建物で、廊下も暗く、仕事をするには快適な場所と言えないかも知れない。
しかし高校時代、市電でこの前を毎日通っていたことも、懐かしさを感じる元になっている。

今回登録文化財になるとこのこと。
素直にうれしい。

 

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2021.07.17

仁木悦子【冷えきった街】

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著者:仁木悦子
価格:660円
発行年月:198008
出版社: 講談社
ISBN:978-4-06-136173-7

竪岡清太郎一家は続発する怪事件にまき込まれ、恐慌を来していた。長男・清嗣は睡眠中にガス栓を抜かれ、次男・冬樹は暴漢に襲われ、末娘・このみを誘拐するという脅迫状までが舞い込...

未読の仁木作品発見。
初版の講談社版は、1971年のようだ。

 

今回は、御影の個人的な過去も語られる。
そしてそれが、犯人にある決意をさせる。

 

しかし、あまりにも哀しい結末だった。

 

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2021.07.16

ワクチン接種

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二回目のワクチンを接種してから、15日でまる三日経った。

『副反応は二回目の方が強いので、発熱したら解熱剤を飲むように』と言われたが、家に解熱剤ってあったかなぁ。


あとで友だちにきくと、お勧めの解熱剤とかは即売り切れていて、政府が慌ててどの解熱剤でもいいと言ってたとか。それでもドラッグストアに解熱剤はあまりないとかいう話しだった。

全然知らんかった。

 

ま、「これで安心して外出できるか?」だが、そんな気はサラサラない。
今の情勢を見ていると、より一層感染予防対策が必要だから。

ワクチン接種したからといって、フラフラ出歩く人たちが増えることを心配している。

 

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2021.07.15

アガサ・クリスティ【牧師館の殺人】

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著者:アガサ・クリスティ
価格:946円
カテゴリ:一般
発行年月:2003.10
出版社: 早川書房
レーベル: クリスティー文庫
利用対象:一般
ISBN:4-15-130035-X

ミス・マープルがおしゃべり好きなおばさんとして初めて登場、同時に鋭い洞察力をみせて真相にせまる記念碑的作品。

 

舞台は牧師館。こともあろうに牧師の書斎で見つかった射殺死体。

セント・メアリ・ミード村の住民たち、とりわけ老婦人たちにとっては、格好の話題になった。
その中の一人に、ミス・マープルがいる。

牧師館の隣の家に住んでいて、通りがかりの人たちのことは事細かに覚えている。
(それを逆手にとって目くらましをした殺人でもあったのだが……)

登場人物が多く、村中に人たち総出演という感じもする。
事実、最後近く「夕べの礼拝」の時にはほぼ全員が来ていた。

語り手は、その牧師。

そして年の離れた美貌の妻。

被害者の治安判事。こちらも年の離れた後妻がいる。そして奔放な先妻の子。

この殺人をメインにしながらも、密かに別の犯罪が進行しており、また謎の移住者の存在も。

 

最後は、ミス・マープルの独壇場だった。

しかし一事不再理 というのは成り立たないのかなぁ。
自首しただけで逮捕に至ってない場合は当てはまらないのだったかな?

 

画像も書誌も、ハヤカワ文庫 クリスティ文庫のもの。タイトルも【牧師館の殺人】田村隆一訳
読んだのはunlimitedの【牧師館殺人事件】「グーテンベルク21」こちらは中村妙子訳

 

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2021.07.14

名探偵ポワロ(56)【死との約束】

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これまた、原作とは随分違っていた。

ポイントン夫人は未亡人ではなく、発掘狂のポイントン卿が生存している。
その連れ子であるという息子もいる。

またポイントン夫人の子どもたちは三人で、全員養子である。その彼らがひどく虐待されているのは原作どおりのようでいて、もっとヒドイ。酷すぎる。

全体に陰湿で、これまでで一番楽しくなかった。

そんな中で、「新聞を読ませないために従業員を買収する」という発想が唯一面白かった。

 

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2021.07.13

アガサ・クリスティ【三幕の殺人】

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著者:アガサ・クリスティ
価格:836円
カテゴリ:一般
発行年月:2003.10
出版社: 早川書房
レーベル: クリスティー文庫
利用対象:一般
ISBN:4-15-130009-0

ポアロが「名助演ぶり」をみせる推理劇場。

 

まさに表題が、全てを語っている。一幕でひとりずつ殺されるという趣向。

その引退した俳優チャールズと彼の友人サタースウエイト。それにエッグというあだ名を持った若い女性の三人が進行役兼探偵役。

時々サタースウエイトが独白で、チャールズが今何を演じているかを語っているのが面白い。しかし彼は、ドラマでは消されているとか。

ポワロは登場するもののアドバイザー的な役割で、最後の謎解きも関係者全員の前ではなく、この三人に語られる。

 

 

最後にポワロが言った言葉。

『それはこの私だったかも知れない』

何とも怖い話しである。

 

画像は、ハヤカワ文庫版のもの。

 

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2021.07.12

とあるブログ

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feedlyを整理していたら、「鉄道のある風景」というブログが見つかった。

まだパソコン通信の頃、自然環境的なフォーラムのシステム(システムオペレーター)をしていた「猫が好き♪」さんという方のブログだ。

お名前通り「猫がお好きなこと」「鉄道もお好きなこと」で親近感を抱いていた。フォーラム関係の質問をしたこともある。

2012年2月19日付けで「ご報告」というタイトルで、病院へ薬を取りに行ったら緊急入院になったというのが最後の記事である。

その後亡くなられたことを、フォーラムのMLで知った。

一度もお目にかかったことはなかったが、衝撃を受けたことを覚えている。

 

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2021.07.11

松本侑子【赤毛のアンの幸せになる言葉】

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著者:松本侑子
価格:1,100円
カテゴリ:一般
販売開始日:2015/02/07
出版社: 主婦と生活社
ISBN:978-4-391-14559-5

 

アンの物語を紹介しながら、「幸福に生きる心がけ」、「毎日を丁寧に暮らす喜び」、「人生が輝く生き方」を伝える、珠玉のエッセイ集。

電子図書館で借りた本。

iPadで読んだからか、カラーなのがまたいい。

添えられた写真が実にきれいで、想像力がかき立てられる。場面毎に、読んだときのことを思い出せるし、何よりビジュアルな背景がより楽しくさせてくれる。

どの言葉も、どの風景も、気持ちを温かくしてくれる。

 

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2021.07.10

家事外注

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関電からの案内で、はじめて家事を外注してみた。

「水回り4点セット」というもので、浴室・トイレ・台所・換気扇が対象だ。
実際は関電と委託契約している事業所と直接やりとりして、日程等を決める。

最近特に動くのが難しくなってきたので、これら気になるところは一度リセットしたかったのだ。

当日は男性二人が来て下さった。

とにかくサボりにサボっていたせいで、かなり時間をかけての作業となった。
トータルでの契約なので、普段から綺麗なお宅とは違って申し訳ないことをした。

しかし、実に綺麗にして貰えた。

そうなると、それの維持が結構大変そう。

 

自分のパソコンのデスクトップには、「ゴミ箱」と「ショートカット集」、それに「ZOOM関係」のフォルダしか置いていない。
一時的に作業の保存とかダウンロードした資料を入れるが、即該当箇所に移動させる。

一旦スッキリさせると、アイコン一杯のデスクトップが嫌なのだ。

ということは、一度スッキリさせた現実環境に対しても、その影響が出てくるかも知れない。
非常にいいことだが、これは一旦崩れるとはてしなくダメになっていくから、気をつけなければ。

でも、半年に一回くらいお願いしてもいいかな。

 

画像は、3年前の丸の内。

 

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2021.07.09

【74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる】

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著者:ミツコ
価格:1,430円
カテゴリ:一般
発売日:2020/11/07
出版社: すばる舎
利用対象:一般
ISBN:978-4-7991-0932-8

 

牧師にして子供4人・孫16人のビッグマザーが、清貧かつ豊かな生活を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】

 

新聞広告もかなり出ていたし、unlimitedというものあって読んでみたのだが……。

 

最初の方でのお金関係では、なんだかチマチマしていて共感できなかった。

後半になると、多少は同意できることも出てきたが。

unlimitedだから読んでみたが、あまりお勧めできる話ではなかった。

清貧のように見えて、ご本人曰く「結構目立ちたがり」なのだろう。

 

 

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2021.07.08

名探偵ポワロ(56)【第三の女】

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ここまで原作と違うとは、かなりビックリ。

原作では、ある人物がちがう人として登場するし、映像では難しいだろうなと思っていたのだが、まったく違う方法をとっていた。

まず、「死体なき殺人」(らしい)という前提がなく、ヒロインの乳母が殺される。

また、登場人物の描き方も随分違った。「ヒロインをだます悪い人」は、優しい恋人に。それを見たポワロはソッと涙を拭う。

ロンドンは物価が高いから、若い娘がひとりで暮らすのは難しく、ルームシェアは当たり前らしい。
そして、「Third Girl」は、文字通りの意味でしかなかった。

 

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2021.07.07

宮沢賢治【よだかの星】

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「きいろいとり文庫」
著者:宮沢賢治
価格:204円

 

日本語版と英語版がある。

話しは知っていたが、読むのが辛いので未読だった。

数少ない電子図書館の蔵書の一つだったので、借りてみた。

 

音声もついていたが、あまり好きにはなれなかった。

 

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2021.07.06

電子図書館

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当地で電子図書館が、7月からオープンしたらしい。

そのことは知らずに、何げなく図書館のページを見ていたら「電子図書館」という言葉が目に入った。

さっそく登録。図書カードがあれば、それがIDになる。

まだまだ読める本が少ない。

予約3冊、借りられる本も3冊。

さて、何で読むか。

特別な端末があるわけでなく、ブラウザのみ。ということは、パソコン前で読むことになる。
これは、あまり嬉しくない。

iPadでもいけるとのことで、こちらも登録。
自分が持っているのは、iPadプロとiPadミニ。

これだと、PCが起動してなくても読める。

しばらくしてサイトを見ると、随分本が増えていた。
もっとどんどん増えればいいなぁ。

 

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2021.07.05

アガサ・クリスティ【第三の女】

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著者:アガサ・クリスティ
価格:946円
カテゴリ:一般
発売日:2004/08/01
出版社: 早川書房
レーベル: クリスティー文庫
利用対象:一般
ISBN:4-15-130030-9

自分は殺人を犯したらしい。相談したい。そう言ってポアロを訪ねてきた若い娘は結局何も話さず立ち去ってしまった。

 

冒頭、この若い娘に「年をとっている」と言われて落ち込むポワロがかわいい。

今期はオリバー夫人がしゃしゃり出すぎ。ポワロに気をつけるように言われていたにもかかわらず、あげく怪我をする始末。

 

登場人物が色々錯綜していて、「ともだちのともだちはともだち」的に繋がっていく。

 

そして、思いもかけない犯人だった。
ポワロが肖像画に拘っていたわけが、ここで初めて判った。

しかしそれにしては、ヒロインは「両方の彼女」と暮らしていたわけだし、違和感はなかったのだろか?

 

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2021.07.04

ドラマ【刑事コロンボ 64話「死を呼ぶジグソー」】

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本作は原作があって、エド・マクベインだとか!
あっ!「87分署」だ。

普通のコロンボと違って、倒錯ものではない。

二人の男が打ち合って、両方とも死ぬ。
片方の男が握っていた写真の一片。

これがタイトルの「ジグソーパズル」の一部分らしい。

事件後即やってきた保険屋は、どこかで見た顔だ。

見た顔といえば、美術館の館長。
やっぱりね、コロンボ夫人だった。

 

コロンボが、色んな紛争をするのがおもしろかった。

一番お似合いなのは、マフィアではなかったかな。
葬式で出会ったイタリア女性に、『ああ、コロンボ一家』とか言われていた。

 

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2021.07.03

平岩弓枝【白萩屋敷の月】

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著者:平岩弓枝
価格:583円
カテゴリ:一般
発売日:2004/12/07
出版社: 文芸春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:4-16-716889-8

 

「御宿かわせみ」の8にあたる。

随分古い本だし、ドラマは真野響子主演のものを二・三回観た。

今回ちょっと気になるツイートを見つけて、はじめて読んでみた。

収録作は、「美男の医者」「恋娘」「絵馬の文字」「水戸の梅」「持参嫁」「幽霊亭の女」「藤屋の火事」「白萩屋敷の月」の8編。

やはり、表題作【白萩屋敷の月】がダントツでいい。
ファン投票で堂々一位の作品だとか。肝心の「るい」は登場していないのに。

シリーズを読んでいないのでよく解らないが、本書だけでも東吾の兄通之進の人柄や美形であることなどは判るし、その少年時代の恋というのが、何とも切ない。
そして相手である「白萩屋敷の主」もまた。

望んだように、後室となってからは年に二度ばかりは初恋の人に会うことはできたのだが。

 

あと、冒頭作の【美男の医者】も楽しい。
東吾の策略にうまく合わせて乗ってくるなど、一歩間違えれば犯罪に近いのに。
シリーズでは後に準レギュラーになる人の初登場だったようだ。

 

【恋娘】は、何ともどうしようもないわがまま娘というのはいるものだ。

【絵馬の文字】での、少年と少年を慕う近所の子どもたちが愛しい。
なんとか幸せになってほしかった。

 

シリーズを全部読んでみようかと思ったが、こればかりにかまけていられないので止しておく。

余談だが、通之進役を西村雅彦が演じていたものもある。それは違うのでは??

 

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2021.07.02

ドラマ「シェフは名探偵」第5回

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今回は、シェフのプライドとトランスジェンダーについて。
原作にあったっけ?

最初の客は、三船の修業時代の同僚で、店を持ったという。
何やら色々プライドがあって、ギャルソン高槻は感心する。

次は女性二人で、色々難しいこだわりがある。
その注文に応じて出した料理を、他の店(上記の店)と較べている。

もう一組、これも女性二人で、レストラン関係者らしい。
レストラン等を経営している方は、三船のもと同僚。

 

SNSで「パ・マル」の悪口を書かれたとき、三船は放っておけと言った。
それを見た高槻は、三船にはシェフとしてのプライドがないのかと、尊敬する気持ちを萎えさせる。
この辺、非常に判りやすいというか、定番過ぎ。

小難しい女性二人は三船の元同僚の店にも現れていて、偉そうに色々命じるらしい。

ところが彼は、注文通りではなくおいしい味になる食材を使っていた。それは彼女らが避けているというものだった。
『どうせ判らない』と嘯く彼。

そして後に判るのだが、SNSへの書き込みは彼だった。
ソムリエ金子が示した「パ・マル」のSNSには、彼の店の味を褒めている三船の書き込みがあった。

 

レストラン関係の女性の相手がトランスジェンダーという設定で、その件で金子が同性愛者だという話しにもなる。

何だか色々詰め込まれて、おなかいっぱいの感じ。

【マカロンはマカロン】って、そんな話しが出ていたっけ?

 

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2021.07.01

6月の読書メーターまとめ

6月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:4312
ナイス数:1646

いのちの停車場 (幻冬舎文庫)いのちの停車場 (幻冬舎文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-03b38f.html
観てはいないのですが、どうしても映画の俳優さんたちと重なります。吉永小百合は、いつまでも若いですねぇ。
読了日:06月29日 著者:南杏子


野球部ひとり (講談社文庫)野球部ひとり (講談社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-0d936c.html
色々あっても、落ち着くべきところへ着地したという感じです。
読了日:06月27日 著者:朝倉 宏景


難事件カフェ2~焙煎推理~ (光文社文庫)難事件カフェ2~焙煎推理~ (光文社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-c8d0c8.html
智がなぜ警察官を辞めたのかが明かされます。
読了日:06月26日 著者:似鳥 鶏

 

きのう何食べた?(18) (モーニングコミックス)きのう何食べた?(18) (モーニングコミックス)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-c45602.html
二人とも、老後を考える年になりました。シローは、さすが法律家ですね。
読了日:06月23日 著者:よしながふみ


鳩のなかの猫 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)鳩のなかの猫 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-84bd9d.html
最後の方に出てきた子どものことが気になります。
読了日:06月22日 著者:アガサ・クリスティー


作家小説作家小説感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-4e6e12.html
正直少々気持ちが悪くなったので、全部は読んでいません。
読了日:06月21日 著者:有栖川有栖


真夏の雷管 北海道警察 (ハルキ文庫)真夏の雷管 北海道警察 (ハルキ文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-022e88.html
表紙カバー絵の少年が、幸せになってくれますように!
読了日:06月20日 著者:佐々木譲


カブキブ! 2 (角川文庫)カブキブ! 2 (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-e88d6c.html
「外郎売り」が出てきます。
読了日:06月17日 著者:榎田 ユウリ


理由(わけ)あって冬に出る 市立高校シリーズ (創元推理文庫)理由(わけ)あって冬に出る 市立高校シリーズ (創元推理文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-3e0754.html
幽霊が出るのは夏と決まっているようですが……
読了日:06月15日 著者:似鳥 鶏


満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-5cdfc6.html
戦後のどさくさに紛れての「満潮」は、長くは続きませんでした。
読了日:06月14日 著者:アガサ・クリスティー


カブキブ! 1 (角川文庫)カブキブ! 1 (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-6a8c3b.html
肝心の文化祭は?それは次巻のお楽しみらしいです。
読了日:06月13日 著者:榎田 ユウリ


難事件カフェ (光文社文庫 に 22-4)難事件カフェ (光文社文庫 に 22-4)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-15d461.html
フィクションにしても、あり得ない設定ですね。
読了日:06月07日 著者:似鳥 鶏


レジまでの推理~本屋さんの名探偵~ (光文社文庫)レジまでの推理~本屋さんの名探偵~ (光文社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-813e50.html
店長が面白い人物なのですが、最後の一篇では……?

読了日:06月07日 著者:似鳥 鶏


朱色の研究 「火村英生」シリーズ (角川文庫)朱色の研究 「火村英生」シリーズ (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/05/post-d3ed74.html
シリーズ3番目のようです。
読了日:06月07日 著者:有栖川 有栖


おかずのクッキング234号 2021年 07月号 [雑誌]おかずのクッキング234号 2021年 07月号 [雑誌]感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-15c567.html
土井先生のお料理からは、いつもやさしさが伝わって来ます。
読了日:06月06日 著者:テレビ朝日


葬儀を終えて葬儀を終えて感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/06/post-63c273.html
今週の「名探偵ポワロ」は、これです。映像化、難しかったのでは……?
読了日:06月02日 著者:アガサ ・クリスティー,加島 祥造



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【若草物語】

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何がきっかけだったか、本書を読んでみる。
実際に昔読んだのは誰の翻訳だったろう?

丁寧なことばづかい。父母を思いやる気持ち。
など、理想的な家族?

ほぼ、著者の家庭そのままといっていい。

映画は、戦後まもなく公開のものを観ている。

美空ひばりと仲良しという触れ込みだった、マーガレット・オブライエンが出演していた。

今回ググってみて意外だったのは、リズ・テイラーが末っ子役で、オブライエンの妹役だったことだ。
鼻を高くしたくて洗濯ばさみでつまんでいたりしていた。

 

こういう本は、読んだ当時の諸々を思い出させてくれる。

 

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