2021.10.31
2021.10.30
2021.10.29
角皆 尚宏【日本木造校舎大全】
著者:角皆 尚宏
価格:1,650円
カテゴリ:一般
発売日:2017/04/05
出版社: 辰巳出版
レーベル: タツミムック
利用対象:一般
ISBN:978-4-7778-1862-4
私たちを懐郷へと誘い、温もりで包みこんでくれる。
気品ある美しさと人間味。「木の学び舎」の記録。
表紙カバーはまさに、郡上の小学校・中学校そのものだ。
ここへは叔父の宿直の時に行ったり、運動場で遊んだりした。
小学校では5年生まで木造校舎で、6年生になると新しいコンクリート造りの校舎だった。
中学でも、2年生までは木造校舎だったと思う。
高校ではコンクリート造りだったが、なぜか階段は木製だったような記憶がある。
本書に出てくる階段そのものだった。
一枚一枚が、自分とは関係ない場所でもなつかしい。
2021.10.28
地曳いく子【服を買うなら、捨てなさい】
著者:地曳いく子
価格:1,320円
カテゴリ:一般
発売日:2015/03/01
出版社: 宝島社
利用対象:一般
ISBN:978-4-8002-3739-2
「服はたくさんあるのに、毎朝着る服がない! 」
「服は少ないほうがいいと言われても、そうもいかない」……と思っていませんか?
本当におしゃれな人(パリジェンヌだってそう! )は、「着まわし」や、「バリエーション」を重視しません。
いつも同じような服を着ているし、バッグは毎日同じもの。靴はせいぜい2足……
1シーズンのワードローブは、ラック1本で充分足りています。
本書で紹介するのは、そんな「少ない服で素敵にみせる」強いワードローブの作り方です。
キャリア30年超のスタイリスト地曳いく子(旧姓・渡辺いく子)が、
今すぐ捨てるべき服と、残すべき服を、分かりやすく指南します。
本当におしゃれな人だけが知っている、ファッションの新常識。
おしゃれになりたければ、今すぐ本書を読みなさい!
【目次】
第1章 おしゃれな人ほど、少ない服で生きている
第2章 無駄服を増やす、さまざまな罠
第3章 いらない服とすっきりお別れする方法
第4章 理想的なワードローブ大検証!
第5章 買い物に出かける前に
第6章 買っていい服、ダメな服
第7章 おしゃれは「トレンド」から「スタイル」へ
第8章 これからも、ずっと素敵でいるために
実は、一度読んでいる。
【服を買うなら、捨てなさい】
その時
全部読んだ結果(の感想や実行について)は、また後日(出来るかな?)。
と書いていて、その結果というか、どれくらい進歩したか(しなかったか?)を確認しようなどと思ったわけで。
2021.10.27
エンゼルス大谷が年間最優秀選手 専門誌が選出、日本選手初
よかったなぁ、おめでとうございます。
このあとも、『傑出した打者をファン投票などで選ぶ「ハンク・アーロン賞」、選手間投票で選ぶ年間最優秀選手とア・リーグ最優秀野手の最終候補にも入っている。』とか。
2021.10.26
知念実希人【祈りのカルテ】
著者:知念実希人
価格:704円
カテゴリ:一般
発売日:2021/02/25
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-110980-9
内科、外科、小児科、救急科…。初期臨床研修で様々な科を回っている新米医師の諏訪野良太は、患者たちが抱える問題に耳を傾け、解決の糸口を懸命に探し…。連作医療ミステリ。
ちょっと変わった探偵さん。研修医の諏訪野は、行く先々の科でトラブルに見舞われる.
それをじっくりと観察することによって、解決していく。
どの科でも重宝がられるのだが、一方でそこまで患者に気持ちを入れ込んでしまうのは良くないと諭されもする。
救急外来の搬送されてきた若い女性への医療スタッフの対応に不信を抱く諏訪の。
しかしその女性は、毎月ほぼ決まった頃に睡眠薬を飲んで自分で救急車を手配するのだとか。
彼女の本当の悩みを見抜き、彼女はストーカーである元夫と対決することができた。
離婚した母が再婚し、実父に会いたい少女が必死に考えたお芝居。
若気の至りで入れたタトゥーを隠そうと、自らやけどをおった女性。
など、それぞれの病気の本当の理由を見つけ出し解決していく諏訪野。
こんなお医者さんがいたらいいなぁ。
著者は、Twitterでも色々発信しておられる。
2021.10.25
パントリーチャレンジ
いつの間にか、お節の広告が入るようになった。
あっという間に年末だなぁ。
暮れには色んな食材が冷蔵庫を埋め尽くす。
そのためには、冷蔵庫を空っぽにしておく必要がある。
毎週、パルコープやネスパ、それにたまに行く買いもので食材が増えていっている。
そんな時こそ、パントリーチャレンジ!
以前にも書いたし意識していないわけではないのだが、ついつい増えていく食材。
特に冷凍庫はぎっしりなので、底の方に埋もれてしまったものから消費していこう。
届いたり買ったりした食材はノートに記載して使ったら鉛筆で消しているのだが、過去分を見直していこう!
画像は9年前、江戸堀にて。
ご馳走になったので、一層おいしゅうございました
このお店も、なくなってしまったなぁ。
2021.10.24
原田ひ香【彼女の家計簿】
著者:原田ひ香
価格:748円
カテゴリ:一般
発売日:2016/07/12
出版社: 光文社
レーベル: 光文社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-334-77320-5
妻、母、娘。転機を迎えた3世代の女たちが家計簿に導かれて、新しい一歩を踏み出す。
シングルマザーの里里と、五十鈴加寿の住んでいた家をもらい受け、NPOを運営している三浦晴美。
その晴美から、母親経由で送られてきた加寿の家計簿。
里里は家計簿を読み進める内、この加寿の生き方に関心を持っていく。
なぜ、里里の母は里里を愛してくれなかったのか?
そこには、母親に捨てられたという自身の過去があった。
加寿の家計簿にはまた日常のことも綴られており、里里はその生き方にも惹かれていく。
そして晴海と一緒に、加寿の同僚だった男性をホームに訪ねていく。
参考文献に【戦争中の暮しの記録】が挙げられているのも興味深かった。
表紙絵と内容が余りリンクしていないような気がする。
2021.10.23
近畿地方で木枯らし1号
今朝も寒かった。
もう「木枯らし1号」だとか、秋はどこへ行ったのかしら?
画像は、10年前の10月24日。歯医者の前の柵で咲いていた。
「ヘブンリーブルー」だと思う。
曾野綾子の小説に、この花を育てている女性の話があった。
何というタイトルだったっけ?
映画では、佐藤浩市と桃井かおりが主演ではなかったかな?
2021.10.22
原田ひ香【三千円の使いかた】
著者:原田ひ香
価格:770円
カテゴリ:一般
発売日:2021/08/20
出版社: 中央公論新社
レーベル: 中公文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-12-207100-1
「人は三千円の使いかたで、人生が決まるよ」 突然の入院、離婚、介護費…。御厨家の女性たちは、人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか−。知識も深まる「節約」家族小説。
銀座でマンションを借り、一人暮らしをしている美帆。
その姉で、消防士と結婚して一人娘のいる真帆。
習い事大好きで料理もうまい、母親の智子。
智子の義母に当たる琴子。
この四人が、それぞれの理由で節約に励んでいく様子が面白い。
もっとも元証券会社勤務だった真帆は、結婚したときからしっかりと家計を廻していた。
琴子のご近所に住む風来坊安世と恋人きなりも、絡んでいく。
羽仁もと子さんの「婦人之友家計簿」が出てきたのにはビックリ。
この家計簿は結婚したときから使っており、いまはWeb版の愛用者だから。
初めての作家さんかと思っていたが、【東京ロンダリング】というのを読んでいた。
自分としては、高評価をしている。
2021.10.21
「カップルの別れ話はご遠慮ください」 ドンキ店内の貼り紙
「カップルの別れ話はご遠慮ください」 ドンキ店内の貼り紙 狙いは
当地のドン・キホーテで↑のような張り紙があって、話題になっているらしい。
Twitterで知ったのだが、何と朝日の記事にもなっていた。
目的は、新型コロナへの対応だという。
ここのポップを担当している人(上記張り紙の作者)の仕事ぶりも、ネットで拝見。
カラフルなマジックペン(?)でササッと仕上げていく。
張り紙には他にも「長時間のアイドリング、カップルでの熱いチューはご遠慮ください」というのもあったとか。
「笑いを取りたくなるのが関西人の性(さが)」という言葉に納得。
画像は、もう8年も前のもの。
氷川丸が出てくる本を読んでいたのも偶然か?
2021.10.20
有栖川有栖【ロシア紅茶の謎】
著者:有栖川有栖
価格:704円
カテゴリ:一般
発売日:1997/07/14
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
利用対象:一般
ISBN:4-06-263548-8
エラリー・クイーンのひそみに倣った〈国名シリーズ〉第1作品集。
国名シリーズ第1番目ということで、読み直すことに。
過去に読んでいるし、ここにも書いている。しかし、この国名シリーズがアリスと火村のコンビだということは、すっかり忘れていた。
【動物園の暗号】
JRの駅名には、意外と動物や鳥の名が入ってものが多いんだな。
【屋根裏の散歩者】
江戸川乱歩に同じようなタイトルのものがあったなぁ。
こちらも、充分に奇妙な「屋根裏歩き老人」。
その「覗き老人」が見つけたのは、若い女性を襲う犯人だった。
【赤い稲妻】
これは、他の短編集で読んでいる。
【ルーンの導き】
「ルーン」というアルファベットとは違った文字を刻み込んだパイのようなものを4つ握って死んでいた被害者。
その「ルーン」は占いにも使われるということで、ダイイングメッセージとして使われたらしい。
当日現場である家にいたのは、それぞれ国籍の違う男女。
家の持ち主は日本風に家の中を使っていた。
というのがヒントになって、ただ一人の容疑者を火村があぶり出す。
本書が書かれた頃のISBNは10桁だった。今は13桁になっている。
【ロシア紅茶の謎】
表題作
極めて危険な思い切った犯行で、火村もかなりビックリしていた模様。
【八角形の罠】
これは、【ホテル・ラフレシア】でもあった、宿泊客や観客を巻き込んでの犯人当てゲーム。
原作がアリスということで、本番の日は出張中の火村を仕上げの稽古時に招いた時の話。
八角形をしたホールが会場になっている。
関連記事
【ロシア紅茶の謎】(04.10.29)
2021.10.19
魅力度ランキング
なぜか毎年、この「魅力度ランキング」で北関東が最下位を争っている。
今年無事最下位に復帰した県(去年はもう少しだけ上だった)はむしろ喜んでいるような。
去年最下位だったのかな(というくらい覚えていないもの)の県は、今年順位が後ろの方だというので首長自らが立腹なさっている。
こういうランキングはあまり意味ないなというのが、おおかたの見方ではないだろうか?
スタバが最後に進出した県だとか、全国的にある何々がない県だとか、あまり意味なさそう。
そのスタバでニュースになった県では、自虐的なマスコット(?)が可愛くて、それの載っているグッズを貰ったこともある。
この県へは、彼女の案内で遊びに行ったことがある。
「やくも」に乗って、乗り換えてからは日本海をながめて、さらに目的地の最寄り駅からは山の中へ入っていった。
次の日、ランチに連れて行ってくれたところは、いい風が吹いてきて外で食べるのが楽しかった。
「こんな田舎で」と彼女はしきりに気にしていたが、こんな場所大好き。
子どもの頃の夏休み。母のじっかでほぼ過ごしていたが、(田んぼの肥料になる)草刈をする祖父母と一緒に山の中に入って、日がな一日一人で遊んでいた。
その経験があるから、なんにもない場所というのが好きなのかもしれない。
何を魅力と感じるかどうかは、人それぞれだ。
2021.10.18
有栖川有栖【海のある奈良に死す】
著者:有栖川有栖
価格:704円
カテゴリ:一般
発売日:1998/05/21
出版社: 角川書店
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:4-04-191302-0
半年がかりで書き上げた長編が、やっと見本になった! 推理作家・有栖川有栖は、この一瞬を味わうために神田神保町の珀友社にやってきた。会議室に通され見本を心待ちにしていると、同業者の赤星学が大きなバッグを肩に現れた。久しぶりの再会で雑談に花を咲かせた後、「行ってくる。『海のある奈良』へ」と言い残して赤星は会議室を後にした。翌日、福井の古都・小浜で赤星が死体で発見された。赤星と最後に話した関係者として、有栖は友人・火村英生と共に調査を開始するが――!?
一度読んだはず。当時は火村という名前には全然関心がなかった。
こんな頃(本書を初めて読んだ頃)から登場していたのか。
「海のある奈良は小浜だ」というのはよく知られたはなしで、これがある意味目くらましになっていた。
「お水取り」の水は遠い福井県の水だと聞いたころは、そんなバカなと笑ったものだ。
しかし信仰が深ければ、あるいはそういうことも可能かなと思えないでもなくなった。
本書ではアリスが火村に解説する形で語ってくれるので、色々勉強になった。
もう一つ、ミイラの肉を食べて生き続けた「八百比丘尼」の話も面白かった。
本書は、ミイラの肉を食べたのではと思われるような女性が登場する。
その女性の、まさに永遠に若いことが一種の罪になっている。
禁断の恋慕は哀しい。
2021.10.17
高橋一生主演「岸辺露伴は動かない」新作の放送日決定 新ビジュアルも公開
高橋一生主演「岸辺露伴は動かない」新作の放送日決定 新ビジュアルも公開
ふーん、去年の放送は見たが、少々気持ち悪いのもあった。
あの「相手を本にして、生い立ちや秘密を読み、さらに指示を書き込むこともできる力“ヘブンズ・ドアー”。」というのも、なれないと気持ち悪かった。
今度はどんな話なのだろう?
画像はちょうど10年前。琵琶湖の夕陽です。
2021.10.16
谷口菜津子【今夜すきやきだよ】
著者:谷口菜津子
価格:704円
発売日:2021/09/09
出版社: 新潮社
レーベル: バンチコミックス
ISBN:978-4-10-772422-9
「理想の結婚相手が見つかるまでの間、とりあえず私と結婚しようよ」正反対のあいことともこ、アラサー女子の二人暮らし。普通の結婚ってなんだろう?
朝日新聞読書欄の紹介本
家事がまったく出来ないフリーの内装デザイナーあいこと、家事大好きだが結婚願望などない売れない絵本作家のともこ。
二人は高校の同窓生で友だちの結婚式で再会し、お互い足りないところを補うような形で家をシェアして住み始める。
あいこは家事が出来ないことで婚約者に去られたばかり。その後付き合っている彼にも、「あいこの手料理が食べたい」と言われている。
あいこ自身は、掃除などの家事は外注すればいいと考えている。
この対照的な二人の暮らしが、なかなかに魅力的だった。
家事万能の主婦でも、いつか色んなことが出来なくなったとき、外注を考えてもいいのではないか。
言わば暮らしのプロの手を借りるわけで、そういう考えもありだと思えるようになっている。
2021.10.15
プレミアム付商品券
市から、コロナウイルス感染症対策店応援のための「プレミアム付商品券」というのが届いた。
いや、直接商品券が届いたのではなく、この商品券の抽選に申し込んだら「購入(引換)場所の登録をして、そこでいただくという形になっている。
1枚500円の金券6枚綴りが2冊で、その内各2枚は「地域中小店専用券」ということらしい。
これは地域のお店では使えるが、大きなところではダメよという券。あとの4枚はどの店でも使える。
後で知ったのだが、引換に行った息子の話ではお金を払っていた人もいらっしゃったとか。
抽選で当たったのか先着順で当たったのかよく判らないが、ありがたく使わせていただく。使うことで、お店の応援になるということだから。
画像は、夜の中華街。もう8年も前になる。
2021.10.14
有栖川有栖【名探偵傑作短篇集 火村英生篇】
著者:有栖川有栖
価格:924円
テゴリ:一般
発売日:2017/08/09
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-293738-2
臨床犯罪学者・火村英生と助手・有栖川有栖のコンビが、美しく謎を解く、多彩な事件を散りばめた短編集。火村と怪人物との丁々発止の対決を描く「ジャバウォッキー」、犯人を論理的に割り出す本格ミステリの王道「スイス時計の謎」、誘拐事件の意外な顛末とは?「助教授の身代金」他、全6編収録。監修・解説/杉江松恋。
【ジャバウォッキー】
話の展開は今ひとつ判りにくい。この男はなぜこのような電話を火村にしつこくかけてくるのか?
しかし、非常に面白いことが解った。
土星は何年かに一度、地球との位置によってその環が見えなくなるという。
また、日本の時間は東経135度上にある明石の天文気象台を標準としている。
ちょうど明石にいるときが、正確な時を知らせてくれることになるとか。
【スイス時計の謎】
国名シリーズは長編じゃなかったのか?
今回の被害者は、アリスが高校生の時の同級生だった。
彼をはじめ何人かの優等生がグループを作って、凡人(?)を見下すような振る舞いをしていた。
彼らは卒業後も2年に一度邂逅している。
いい大学を出て、その後も順調にいい人生を送っていたはずだが……
人生すべて「禍福は糾える縄の如し」なのだろう。
【助教授の身代金】
この助教授は火村のことかと、誰もが思うのでは?
そうではなく、扮した役から「助教授」という愛称で呼ばれていた俳優の出会った奇禍。
この当時のハイテクが事件解決の鍵になっている。
それにしても、卑劣な方法だ。
2021.10.13
シャウエッセン、「ゆで」から卒業 レンジOKに変心
何も知らないということは、幸せだ。
日本ハムがこういうこだわりを持っていたとはつゆ知らず、フライパンで焼いていたし、料理によっては切ってもいた。
長男が日ハムファンということも会って、ハムやソーセージはほぼ日本ハムだ。
このシャウエッセンのパリッとした食感は気持ちいい。
MBSの「サタデープラス」での「ひたすら試してランキング」でも一位を獲得している。
そのシャウエッセン、こんどは「レンチン」も可能になっているとか。これも知らなかった。
今度試してみよう。
2021.10.12
馳星周【雨降る森の犬】
著者:馳星周
価格:990円
カテゴリ:一般
発売日:2020/09/18
出版社: 集英社
レーベル: 集英社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-08-744153-6
9歳で父を亡くした中学生の雨音は、新たに恋人を作った母親が嫌いだった。学校にも行かなくなり、バーニーズ・マウンテン・ドッグと立科で暮らす伯父・道夫のもとに身を寄せることに。隣に住む高校生・正樹とも仲が深まり、二人は登山の楽しみに目覚める。わだかまりを少しずつ癒やしていく二人のそばには常に溢れる自然や愛犬ワルテルの姿があった。犬の愛らしい姿が心に響く長編小説。
この雨音という少女、中学生にしてはやけに大人だ。
しっかりしているというより、自分というものを持っている。
そのくせ、ややビビリというか、動くのは得意でない。
一方の正樹は、家庭の複雑さから逃れようとしている。
雨音と正樹が親しくなるにつれ、やっかんだ同級生たちからのお約束のいじめということもなく、楽しく読み進めて行った。
ところが、途中から何だか雲行きが怪しくなってきた。
正樹に街で一目ぼれしたとかいう、ケバい高校生が介入してきたのだ。
一気にテンションがさがる。ま、メデタシとなるのだろうと判っていても、鬱陶しい。
せっかくの清流に、こういう汚れた泥は邪魔なだけだ。
とはいえ、これもしつこくなく、その内通り過ぎていった。
途中、東京時代の嫌な同級生との再会などもあるが、その急場を正樹に救われる。ちょっと胸のすく場面。
物語は急に5年後へと進み、雨音は大学生に、正樹はアメリカで山に登っている。
歳月が経つということは、人間よりは寿命が短い動物との別れもあるということだ。
いたしかたないとはいえ、やはりワルテルの死は哀しい。
動物を飼うのが辛いのは、必ず別れが来ること。
老いた動物のプライドも、又悲しい。
ニャムの最期の頃を思い出した。
2021.10.11
2021.10.10
有栖川有栖【新装版 46番目の密室】
著者:有栖川有栖
価格:803円
カテゴリ:一般
発売日:2009/08/12
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-276427-8
日本のディクスン・カーと称され、45に及ぶ密室トリックを発表してきた推理小説の大家、真壁聖一。クリスマス、北軽井沢にある彼の別荘に招待された客たちは、作家の無残な姿を目の当たりにする。彼は自らの46番目のトリックで殺されたのか――。
二、三冊読んだ頃にはあまり好きでなかった火村だが(江神さんが出なくなったから)、だんだん惹かれていった。
他の本を読んでいて、何だか懐かしくなるのだった。
本書は「火村シリーズ」の第1作ということで、知らなかった。
他にも以前読んでいる「国名シリーズ」にも、火村登場作品があるようだ。その頃はまったく意識していなかったのだろう。
本書もそうだが、有栖は少々卑屈すぎないか?
さて内容だが、毎年恒例の有名推理小説家による軽井沢でのクリスマスの集い。
推理小説作家三人と、彼らと関係ある出版社の編集者三人。
有栖との縁で、その年は火村も招かれていた。
他には主の妹とその娘、それに作家が旅先で奇禍に遭ったときに助けてくれて殉死した消防士の息子が引き取られている。
集いは和やかなものだったが、そんな中作家は密室ものは今度で最後にすると宣言する。
その最後の密室ものは執筆中だった。
家の周りをうろつく怪しげな老人以外には、登場人物は関係者のみだ。
集まった常連6人と主の人間関係もなかなか面白く、一気読みしてしまった。もったいない。
2021.10.09
メモを取っても記憶は定着しない
「メモを取っても記憶は定着しない」という恐ろしい研究結果というのを知った。
何かを覚えておきたいとき、人はよくメモを取る。しかしそれが逆効果だというのだ。
「インターネットが記憶を蝕む」というのは、身をもって体感している。
インターネットを外部記憶装置にしていると、情報を覚えていないことが多いという。
それなら手書きのメモはどうか。「手を使う」ことは有益だとこれまで信じていた。
しかし、メモという「外部記憶装置」を使うことも、記憶を蝕むのだという。
メモを取るのを禁止している先生がいらっしゃった。自分が出会った方ではなく、これもネットからの情報だが。
自分自身で言えば、どちらかというとメモは取らない方だった。
それが、だんだん自信がなくなって「記憶より記録」に頼るようになった。
そしてその頃から、どんどん覚えが悪くなったようでもある。
ま、忘れることが必要なこともあるさ。
2021.10.08
ノーベル文学賞
今年のノーベル文学賞は誰か?
この記事では、小川洋子や多和田葉子も候補になっているのではと書かれていた。
候補者は50年間公表されないため、今年の候補者が判るのは50年後だ。
夜になって、
ノーベル文学賞にアブドゥルラザク・グルナ氏 ポストコロニアル文学
という記事で受賞者が明らかになった。
「ポストコロニアル文学」というのも、もっと知られなければいけないのでは。
オルソン委員長の評は、
あまり知られていないアフリカの姿を鮮明に、正確に描き出している。
ということである。
画像は、7年前の今日。
「ANAクラウンプラザ新潟」の客室から
村上春樹【女のいない男たち】つづき
著者:村上春樹
価格:748円
カテゴリ:一般
発売日:2016/10/07
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-790708-2
「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」「独立器官」「シェエラザード」「木野」他全6篇。最高度に結晶化しためくるめく短篇集。【本の内容】
【ドライブ・マイ・カー】以外を読む。
共通するのは、「女性」と何らかの形で離れた男性を集めた話。
死別あり(ドライブ・マイ・カー)、離婚あり、
【イエスタデイ】
一番感心したのが、関西弁の完璧さ。それも、大阪市内のはんなり系ではない関西弁。
生粋の東京人が話す関西弁と、関西生まれの「僕」が話す標準語。
その対比(すなわち生き方の違い)が楽しかった。
大阪弁の「イエスタデイ」って、聞いてみたい。
【シェエラザード】
千夜一夜物語のように、一夜に一つずつ話を紡いでいく。
この相手の羽原というのが、なぜ買いものをしてくれる人なくして生きていけないのか、何をしているのか、結局最後まで判らなかった。
住んでいるのが「ハウス」というだけで、「連れてこられた」という表現からも老健ホームのようなところかと思うが、料理は自分でするようだし。
【木野】は面白かった。しかし、なぜ途中から家(バーを兼ねている)を捨てて放浪せねばならなかったのかは判らなかった。
春樹ファンならどうということない展開なのだろうか?
2021.10.07
2021.10.06
連城三紀彦【暗色コメディ】
著者:連城三紀彦
価格:935円
カテゴリ:一般
発売日:2021/04/15
出版社: 双葉社
レーベル: 双葉文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-575-52461-1
緻密な構成と儚く美しい風景描写。
これぞ連城小説の美学、これぞ本格ミステリの最高峰!
もう一人の自分を目撃したという人妻。"消失狂"の画家。
「あんたは一週間前に事故で死んだ」と妻に言われる葬儀屋。
妻が別人にすり替わっていると訴える外科医。
四人を襲う四つの狂気の迷宮の先には、ある精神病院の存在があった……。
伊坂幸太郎さんが復刊を熱望なさったとかということで読み始めたのだったが。
登場人物が次々と変わっていって、非常にややこしそう。
しかし次第に、これら四つの事例にはすべて狂気があることが判ってくる。
それが最後に、見事に収束される。
著者の最初の頃の作品だと言うが、後年の作品での「だまされ感」はやっぱりこの頃からあったのだ。
実は再読だったと気づいたのは、(その、以前のレビューに)「読書メーター」で「いいね」を付けて頂いたから。
まったく覚えていなかった。
2021.10.05
キャットタワー
とあるニャンコのyoutubeを見ている。
もう1歳以上なのに、仔猫並みの好奇心旺盛な可愛い子だ(いや、猫としては大人では?)。
かなりドジなのも微笑ましく、見ていると和んでくる。
ところが、先日は飼い主の食事について、何とコマーシャルがあった。
飼い主が食している冷凍おかずを推奨して、そのサイトに誘導している。
猫関連グッズならともかく、これはどうかなぁ。
猫関連グッズでも、1年前に貰ったというキャットタワーはすごかった。
↑ のようなタワーなのだが、どうも特注品らしい。
そしておそらく猫好きは、「ウチの子にもほしい」となるのでは。
勿論(?)ちゃんとサイトへのリンクは貼ってある。
これがまた、お高いこと!
最近は猫も贅沢で色んなおもちゃはあるしおいしいおやつはあるしで、見ていて楽しいがそれでいいのかなぁと思わないでもない。
2021.10.04
有栖川有栖【壁抜け男の謎】
カテゴリ:一般
発売日:2011/04/23
出版社: 角川書店
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-191310-9
ノンシリーズの短編を集めた作品集ということらしい
余り考えずにunlimitedだしと読み始めたのだが、好き嫌いは分かれるだろうな。
それでも、色んな切り口を試してみたという感じはして、後年、それぞれが単品で実を結ぶのだろうか?
最初に【下り「あさかぜ」】から読んで、途中で鬼貫警部が出てきて仰天。
その上登場人物が丹那に保津川、亀岡、嵐山とは!
しかし時刻表のトリックは、意表を突いたものだった。この時期でなければ出来ないものだ、よく見つけたこと。
「キンダイチ」名探偵が出てきたり、阪神ファン向けのものがあったり、時間つぶしにはいいかなというのが本音。
それでも、やっぱりアリスに出てきて欲しかった。
2021.10.03
「ありがとう!」おもちゃ握り見送った4歳も 2階建て新幹線引退
「ありがとう!」おもちゃ握り見送った4歳も 2階建て新幹線引退
毎度のことだが、ラストランには人が殺到する。
この「E4系Max」はかなり人気者だったのではないか。
新潟へ行ったときに一度乗ったが、(上越新幹線ならMaxにとは決めていた)。大阪から鉄道で7時間かけていったことに呆れられたものだ。
車両のトキの絵も綺麗だし、二階建てということ以上に、沿線の景色が楽しかった。
画像は6年前の10月7日、東京駅にて。
新津春子【1か月に1回物を動かせば家はキレイになる】
著者:新津春子
価格:1,540円
カテゴリ:一般
発売日:2021/09/15
出版社: ポプラ社
利用対象:一般
ISBN:978-4-591-17120-2
掃除と片付けで、心のスマイルがうまれる素敵な家をつくろう! 掃除や片付けが苦手な人に向け、掃除の基本と家の各場所の掃除の際に気をつけるべきポイントを解説する。用具の手入れも紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
著者は「日本空港テクノ株式会社所属。環境マイスター。97年全国ビルクリーニング技能競技会1位。羽田空港第一、第二、第三ターミナルの清掃の技術指導者。」とのことで、羽田空港を世界一綺麗な空港へと導いた方。
という方の本だから購入したのだったが、読んだときにはそんなことは忘れていた。
内容は、以下の通り。
序 章 家が汚いからなんとかしたいと思っているあなたへ
第1章 新津流 掃除や片付けの考え方
第2章 何から始めたらいいのかわからない人のための掃除の基本
第3章 苦手で面倒くさがりな人のための掃除法
変な話だが、ミニマリストでないのが好感をもてる。
家にものはたくさんあるし、洋服もかなりお持ちの様子。
ただものがないだけで放置していると、そこにはホコリがたまって汚くなる。
ものを動かすことで空気を入れ換え、きれいな空間を維持する。
勿論、ものが少ない方がやりやすいだろうが。
消毒用アルコールを家の中の随所においていらっしゃるというのも面白い。
ミニマリストなら、同じ種類のものは定位置に一つでいいというところだ。
自宅での感染対策はかなり神経質にしていらっしゃるようだが、これもお仕事からの影響か。
複数の違うタイプの掃除機や、用途に合った洗剤。その他スポンジやブラシと行った小物など、かなり色々な道具を駆使する方法の伝授など興味深い記述が続く。
楽しい本だった。
あとは、出来ることを実践するのみ(これが難しい)。
2021.10.02
【ほぼ日手帳公式ガイドブック2022】
著者:ほぼ日刊イトイ新聞
価格:1800円
カテゴリ:一般
発売日:2021/08/25
出版社: マガジンハウス
利用対象:一般
ISBN:978-4-8387-3162-6
やっぱり、手書きはうれしい。
ほぼ日手帳の自由でたのしい使い方を
たっぷり紹介している本、
『ほぼ日手帳公式ガイドブック』の
2022年版もできあがりました。
みなさんの手から生まれた
ほぼ日手帳の魅力がぎっしり詰まっています。
人気手帳「ほぼ日手帳2022」の仕様を細部まで徹底解説。「ほぼ日手帳2022」ラインナップカタログ、みんなのほぼ日手帳の使い方、さまざまなたのしみ方なども収録。シール付き...
いつの間にか、サイズが大きくなっている。
使わないくせになぜ買う?これは自分でも謎だが、なぜか手帳関連の本は好きだ。
ひとさまがどんな使い方をしていらっしゃるのか、年末には特集のある雑誌を買いまくっていた。
今回は一冊に絞っただけ、まだましか(??)
ほぼ日は色んな使い方をしている方があって、面白い。
特に絵がメインでカラフルなのは、見ていて楽しい。
でも絵心が全くない自分にとっては、「見てるだけ-」でしかないのだが。
「5年日記」というのも出来たようだ。
手頃なサイズで書きやすい「5年日記」があれば是非導入したいのだが、「ほぼ日手帳」の方眼は4ミリもないので、選択肢にはない。
2021.10.01
9月の読書メーター
9月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:4034
ナイス数:1733楽老抄 ゆめのしずく (集英社文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-197a27.html
やはり著者の本は楽しいです
読了日:09月30日 著者:田辺 聖子
暗い宿 「火村英生」シリーズ (角川文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-73c37d.html
4件の傾向の違うホテルでした。
これからもホテルシリーズが出るのでしょうか。
読了日:09月28日 著者:有栖川 有栖
カーテン(クリスティー文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-791b87.html
「スタイルズ荘」で登場し、「スタイルズ荘」で退場したポワロ。
【スタイルズ荘の怪事件」再読の要ありかもしれません。
読了日:09月26日 著者:アガサ・クリスティー
北の夕鶴2/3の殺人 吉敷竹史シリーズ (文春e-Books)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-023d1a.html
全編吉敷の個人的なお話に終始していました。
読了日:09月24日 著者:島田 荘司
妃(きさき)は船を沈める 臨床犯罪学者・火村英生 (光文社文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-ef43bc.html
別々書かれた中編二つが、幕間を挟んでうまく一篇の長編になったかのようです。
火村の執念のようなものを感じます。
読了日:09月22日 著者:有栖川 有栖
探偵は女手ひとつ: シングルマザー探偵の事件日誌 (光文社文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-27756e.html
かなりこわーい話も、山形弁が救ってくれます。
読了日:09月20日 著者:深町 秋生
陽の翳る街 (講談社文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-747881.html
「モザイクの会」という推理小説好きのグループ4人は、なんと本当の殺人に行き会わせてしまいました。
読了日:09月18日 著者:仁木悦子
あやかし屋台なごみ亭 : 1 金曜の夜は不思議な宴 (双葉文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-a999e4.html
「あやかし」に名前を付けると「主」になるのです。
読了日:09月16日 著者:篠宮あすか
宛先不明~鬼貫警部事件簿~ (光文社文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-380fd1.html
カバーの、タイトルと郵便ポスト。これが大きな伏線だったのです。
読了日:09月15日 著者:鮎川 哲也
NHK出版 学びのきほん くらしのための料理学 (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-cd8c38.html
時折読み返したい本です
読了日:09月14日 著者:土井 善晴
この闇と光 (角川文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-d02c08.html
だまされた感は、あまりなかったです。これ(本書の設え)を幻想的というのでしょうか?
読了日:09月12日 著者:服部 まゆみ
朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-eab39d.html
やっぱり無理そうです
読了日:09月10日 著者:遠藤拓郎
最後のディナーの感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-8e98b3.html
今回御手洗は、海外から推理するという安楽椅子探偵でした。
読了日:09月07日 著者:島田荘司
ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人4 (集英社オレンジ文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-cbacac.html
シリーズものは、少し時間をおいて読んだ方がいいですね。今回新鮮な気持ちで読めました。続きがありそうで、楽しみです。
読了日:09月06日 著者:小湊悠貴
ビッグ4 (クリスティー文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-ed9b8d.html
周りの人間はすべて「ビッグ4」の手先のような状態で、ポワロも苦戦します。それにしても、ヘイスティングスは判りやすいですね。
読了日:09月05日 著者:アガサ・クリスティー,中村 妙子
高原のフーダニット (徳間文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-8c160d.html
こんな高原がそんなに遠くないところにあるようで、行ってみたいです。
読了日:09月03日 著者:有栖川有栖
わるいうさぎ (双葉文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/08/post-4adee5.html
「わるいうさぎ」は、実は「勇気のあるうさぎ」だったのです。「わるい」かそうでないかは、見る側の問題ですね。
読了日:09月02日 著者:中島さなえ
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