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2021.10.14

有栖川有栖【名探偵傑作短篇集 火村英生篇】

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著者:有栖川有栖
価格:924円
テゴリ:一般
発売日:2017/08/09
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-293738-2

臨床犯罪学者・火村英生と助手・有栖川有栖のコンビが、美しく謎を解く、多彩な事件を散りばめた短編集。火村と怪人物との丁々発止の対決を描く「ジャバウォッキー」、犯人を論理的に割り出す本格ミステリの王道「スイス時計の謎」、誘拐事件の意外な顛末とは?「助教授の身代金」他、全6編収録。監修・解説/杉江松恋。

 

【ジャバウォッキー】

話の展開は今ひとつ判りにくい。この男はなぜこのような電話を火村にしつこくかけてくるのか?

しかし、非常に面白いことが解った。
土星は何年かに一度、地球との位置によってその環が見えなくなるという。
また、日本の時間は東経135度上にある明石の天文気象台を標準としている。
ちょうど明石にいるときが、正確な時を知らせてくれることになるとか。

【スイス時計の謎】

国名シリーズは長編じゃなかったのか?

今回の被害者は、アリスが高校生の時の同級生だった。
彼をはじめ何人かの優等生がグループを作って、凡人(?)を見下すような振る舞いをしていた。
彼らは卒業後も2年に一度邂逅している。
いい大学を出て、その後も順調にいい人生を送っていたはずだが……

人生すべて「禍福は糾える縄の如し」なのだろう。

 

助教授の身代金】

この助教授は火村のことかと、誰もが思うのでは?
そうではなく、扮した役から「助教授」という愛称で呼ばれていた俳優の出会った奇禍。

この当時のハイテクが事件解決の鍵になっている。
それにしても、卑劣な方法だ。

 

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