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2022.02.10

里見蘭【古書カフェすみれ屋と本のソムリエ】つづきのつづき

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著者:里見蘭
価格:748円
カテゴリ:一般
発売日:2016/04/09
出版社: 大和書房
レーベル: だいわ文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-479-30590-3

オーナーのすみれが心をこめて作る絶品カフェごはんと共に供されるのは、まるでソムリエが選ぶ極上ワインのように心をとらえて離さない5つの忘れ難いミステリー。

 

【古書カフェすみれ屋と本のソムリエ】つづき(220209)のさらにつづき

 

【ランチタイムに待ちぼうけ】

これは、一人やってきてコーヒー一杯で長時間粘る老人と、ママ友6人組の葛藤など。
なぜ彼が「待ちあわせだ」と言っていたか、なぜ長時間過ごすのにコーヒー一杯だけなのかの謎は、最後に判る。

今回のお勧めは、【センチメンタルな旅・冬の旅】本書は荒木経惟が妻を撮った写真集で、当時かなり話題になった本だ。

関連して、【パン屋のパンセ】も。

【百万円の本】

小学4年生の息子が自分の再婚相手になつかないことを悩んでいる母親。
これは、途中でもしかしたらと見当がつき、プールにガラスが投げ込まれていたことで確信する。

【小さなバイキング】を勧められた母親は、もしこれで息子の悩みが判らなければ、「100万円の本」を買う必要があったと、紙屋君は断言する。

【火曜の夜と水曜の夜】

火曜の夜に来た男性二人。それぞれ初対面。

水曜の夜に来た女性二人。こちらも初対面同士。

やがて二つの客同士は、妻の料理の話になって……。

ま、これも展開が判る。

料理がうまくなりたい人向けの【料理歳時記】はいかが!

【自由帳の三日月猫】

カフェに備えられた自由帳に記載されていた謎の平仮名ばかりのことば。
表紙の猫ちゃんとも関係するのか、今回【猫語の教科書】が登場。

本とはちがうが、すみれの工夫する料理がいずれもおいしそうで、こんなカフェでランチを取れたらいいなぁ。
でも、価格はランチにしては高めだから、実際にあったとしてもおいそれとは通えないかな。

 

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