芦原すなお【山桃寺まえみち】
著者:芦原すなお
価格:681円
カテゴリ:一般
取扱開始日:2012/05/11
出版社: PHP研究所
レーベル: PHP文芸文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-569-67843-6
芦原すなおは好きだ。
以前読んだ【ミミズクとオリーブ】に読書メーターで「いいね」がついて、思い出した。
そこで読み始めた本書だが、途中で気分がわるくなること再々。
何が原因だろう?
多分、表現の下品さだろうと思う。
主人公のミラは、祖母がやっていた居酒屋を、大学を休学して継いでいる。
その祖母は入院して、あと半年のいのち。
ミラの父親は女性と一緒に家出して、母は再婚している。
この母親というのがどうしようもないというか、情緒不安定でしょっちゅう娘に電話をしてぐちっている。
ミラの周りの男女も一風かわったのが多く、気持ち悪い。
【ミミズクとオリーブ】で語り手と、事件を持ち込んでくる友人である警官の話しぶりも、そうだったかもしれない。
その頃は、少々うっとうしさを感じながらも、あまりそう思わなかったのだが。
お寺の住職の存在が救いになっている。
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