ドラマ「軽井沢殺人事件」
岩ちゃんが令和の浅見光彦に!
原作を活かしつつ、二つの事件を一つのものにしてしまったりと、1時間半枠でのドラマ作りの工夫が見られる。
また、原作が87年出版でその頃の話なのに比して、ドラマは現在、まさに令和4年である。
従って戦時中の話は70年頃のことになり、何と「浅間山荘事件」を持って来た。
海軍将校と華族令嬢との恋は、過激派青年と元華族令嬢との恋に置き換えられている。
そして当時その華族のお手伝いだった女性の日記が、事件を解く鍵になっている。
原作では浅見光彦対信州のコロンボ竹村との対決は、あまり出てこなかった。軽井沢警察署は竹村の独走を少々持て余し気味。
対してドラマでは、竹村の危機を浅見が救ったり、相互の信頼関係が見受けられる。
そしてお決まりの、浅見の身元が割れるシーン。
警察官同士で漫才をしているような展開になっていて、これには違和感があった。
また、原作にはない「軽井沢のセンセ」登場は、100作記念ゆえか?
光彦役から、兄陽一郎役、そして今回は「軽井沢のセンセ」役と取り組んだのは、榎木孝明。
岩ちゃんの浅見役は、ピッタリだと思う。
おのずから醸し出される育ちの良さは、まさに「坊ちゃま」だ。
Twitterでも、絶賛の声多数。
丘みつ子の雪江役には、ガッカリ。
上品さがないし、イメージとまったく違う。
シリーズ化されないかなぁ!
最後近く、浅見と竹村の電話で二人とも『また逢いましょう』と言っている。
期待していいのかもしれない。
画像は、ちょうど5年前の今日。富士川から見た富士山。
ここから見るのが、一番好き。
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