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2022.04.02

椹野道流【最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵】

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著者:椹野 道流
価格:528円
カテゴリ:一般
発売日:2014/10/25
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-102056-2

ねつ造スキャンダルで活動休止に追い込まれた、若手俳優の五十嵐海里。全てを失い、郷里の芦屋に戻った彼は、定食屋の夏神留二に救われる。彼の店で働くことになった海里だが、とんでもない客が現れ……

 

その「とんでもない客」は、比較的早くから現れる。

海里も夏神も、霊感があるようだ。

合間に海里のたどってきた話を入れつつ、彼が次第に店に馴染んでいき、髪も黒く戻してカットしたりする。
もう、「五十嵐カイリ」と似ているねとは言われても、本人だとは気づかれなくなった。

幽霊が自分のファンだったと知ってから、彼を成仏させるため、二人は色々努力する。

あ、二人ではなかった。海里が助けた(拾ってきた)ロイドめがね(の精)も、アドバイスをくれる。

このロイドめがね君、元の主の影響か非常に礼儀正しい。彼は海里に付いた「付喪神」だ。

と、色々あり得ない話を盛り込みながら、なかなか楽しい話だった。

次の巻もunlimitedだったのでダウンロードしたのだが、全部で7巻もあるし、最後までは読まないだろうな。

 

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