落花さかん
昨日ようやく、近場の桜を観てきた。
「桜切るバカ、梅切らぬバカ」のたとえ通り、ここは何故か数年前から枝の伐採が進み、年々ショボくなっている。
四季の花々に恵まれた我が国であるが、やはり「桜」は特別だ。
世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
業平の歌だが、まさにそのとおりだ。
↑ は、2007年の4月6日。
こちらは、今日のもの。
ほぼ同じ場所だが、今年の方が枝が伸びていない。
左側が少しかすんでいるのは、iPhoneのカバーが取れかけてそれがカメラの上にあるから。
谷崎潤一郎の【細雪】で、姉妹揃っていつまでこの光景を見ることが出来るだろうか、と言った記述があったが、そういう想いは強烈だった。
今年も桜の下を歩くことが出来た、うれしい!
関連記事
さくらさくら(070406)
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- ついに日本一(2023.07.27)
- 山手線運転見合わせ(2023.07.25)
- 「寝台特急 はやぶさ」時刻表の旅(2023.07.13)
- バスと電車に乗った(2023.07.05)
- 【三日間の休暇】番外篇(2023.06.25)
コメント