東野圭吾【マスカレード・ホテル】
著者:東野圭吾
価格:836円
カテゴリ:一般
発売日:2014/07/18
出版社: 集英社
レーベル: 集英社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-08-745206-8
若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?
映画を先に観てから読んだので、頭の中でキムタクが浮かんでくる。
そうそう、そういう生意気な格好をしてたっけ、とか。女優については、誰でもいい。
それにしても、出てくる出てくる、怪しげな客のオンパレード。
最初は新田に反発しか感じなかった山岸尚美だが、次第にその腕の良さに感心していく。
新田の方も、めんどくさがりながらも、少しずつ言うことを聞くようになる。
だが、警視庁の上役が言うとおり、やはり部外者に少しでも漏らすことはまずいのではないか。
現に山岸尚美はブライダル担当の同期に、少しではあるが捜査が行われていることを話している。
また、(多分事務棟の)屋上で昼食の時、もっと詳しく喋っている。
『山岸さんは信用できるから』と。
それらか、少々矛盾をば。
新田が岩倉を慰めるとき例に挙げたものは、いずれも一流の仕事を勤め上げたものの第二の人生だったこと。
これはシリーズ物の第一弾らしく、近々(?)【マスカレード・ナイト】が映画化されるようだ。
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