あめの歌
春うららの頃に「汽車の歌」について書いたかと思うが、秋の長雨も終わって天候の安定した時期だが「あめの歌」を思い出してみた。
「あめふり」というのは、
あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
で、かあさんの後から歩いて行くと、「柳の根方」でずぶぬれになっている子を発見。
自分は「かあさんの大きなじゃのめ」に入っていくからと、傘を貸してやる。
自分が親しんでいた頃にも、もはや蛇の目傘には滅多にお目にかかれなかった。
この子は、男の子だろうか?
そして濡れていた子は?
同じ北原白秋の「雨」という題の歌は、「雨がふります、雨がふる」で始まっていて、傘がないから「お外へ行けない」と続く。
これも、当時不思議だった。傘くらいあるでしょ、と。
子どもたちとよく歌った「あめふりくまのこ」は、好きだ。
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