新海誠【小説 すずめの戸締まり】
著者:新海誠
価格:748円
カテゴリ:一般
発売日:2022/08/24
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-112679-0
新海誠監督が自ら執筆した、原作小説!
読み始めたのだが、廃墟の「扉」を開けると災厄が訪れてくるという展開に、引いてしまった。
一日目でギブアップ。
少し時間を置こう。
本書にはわざわざ「小説」と断りがあるように、元はアニメの、製作者による小説版だと知った。
立ち戻り、続きを読む。
宮崎で叔母と暮ら鈴芽は、遠くの山から立ち上る赤い雲のようなものに誘われてそこへ行く。
その場所は、廃墟となったところだった。
通学の途中で出会った青年との再度の出会い。
彼は、「扉を開けて出てきた」一種の災厄を封じるために、日本中のこうした場所にある扉を閉じて廻っているのだという。
そこへ登場してきた白ネコを追って、鈴芽はフェリーに乗ってしまう。
着いたところは、四国だった。
そこから更に神戸へ、東京へ。
そして鈴芽の故郷東北へと、白ネコに誘導されるように追いかけていく。
途中出会った人たちとの交流が温かい。
最後は追いかけてきた叔母と一緒に九州へ帰るのだが。
今もあちこちでその「ミミズ」は出てきているようで、大事に至らないうちに扉を閉めて欲しい。
新海誠は「君の名は」の監督でもあったのだ。こちらも小説版がある。
岐阜が舞台のようなので、いつか読んでみようかな。
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