松本清張【なぜ「星図」が開いていたか】
著者:松本清張
価格:781円
カテゴリ:一般
発売日:2022/07/28
出版社: 新潮社
レーベル: 新潮文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-10-110977-0
誰もが持ちうる後ろ暗さや焦りを克明に描く本格推理短編集!(編者解説・日下三蔵)
【市長死す】を読むために購入。何と、今年発行の新刊だった。
他の殆ども既読本だが、懐かしくてあらためて読んでみる。
清張作品は映像化が多いが、やはり原作の時代ならではの事件も多いとあらためて思った。
ドラマ化するときも、変に時代設定を変えない方がいいのではないか。
【顔】は一介の新劇俳優が、映画に出たために過去の殺人がばれる話。
【殺意】はいつの時代にもあるサラリーマンの悲哀か。
表題作の【なぜ「星図」が開いていたか」】は、百科事典というのも覚えていた。
【張込み】は、映画での大木実のポスターが目に浮かぶ。張り込み先の主婦は、確か高峰秀子ではなかったか。
【声】の主人公はかわいそうだった。
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