名探偵ポワロ「二重の罪」
今回は大きな謎ではなく、むしろ本編とは関係ない小さなエピソードが面白かった。
「バスには乗らない」と言っていたポワロだが、結局はちょっとしたバス旅行を楽しむ。
途中一緒になった女性に、相変わらずヘイスティングスは親切に接する。
この女性の言動は、注意深く観ているとヒント満載だ。
ミスリードに引っかかったり、ジャップ警部の講演があったり、ミス・レモンまでもが「灰色の脳細胞」を使う羽目になったり。
色々話を逸らすのも、目的だったかもしれない。
それこそ「絶対行かない」とハッキリ言っていたジャップ警部の講演会。
新聞の切り抜きもしっかり持っており、コッソリと影で聞いている。
私立探偵なるものをボロクソをくさす場面では、ポワロの顔は引きつっている。
しかし一転、「例外の私立探偵もいる」というところでは、ポワロはいたく満足したようだ。
一方留守番のミス・レモンだが、鍵をなくして当惑している。
これも、彼女の一連の動きから答は視聴者に丸見えだったのだが。
いつもに増して、イギリス郊外の景色が素晴らしかった。
画像は9年前の11月22日。飛鳥探索の帰路、いつも寄る喫茶店。
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