和田フミ江【朝子のムジカ!! 1 (1)】
著者:和田フミ江
価格:748円
発売日:2022/10/14
出版社: 秋田書店
ISBN:978-4-253-16233-3
夫と離婚して故郷に帰ってきた五來朝子は、やりたいことを見失い、どこか居心地の悪い日々。
その朝子が、かつて吹いていたトロンボーンを見つけて河原で一人練習するようになる。
幸いなことに、朝子の周囲の人たちが結構感じいい。
こうした田舎では、出戻った理由など色々詮索されるだろうに。
河原でトロンボーンを吹いていても、通りすがりの人たちの態度は温かい。
アルバイトを始めた旅館のおかみさんも、今のところそんなにきつくない。
ピアノでベルリンへ留学までしていた千尋、旅館の跡取りのためピアノを諦めている。
この千尋の不器用さも面白い。
夏祭りで一緒にイカ焼きを作った話など覚えているということは、朝子に感心がないわけではなさそうだ。
朝子と千尋。どう展開していくのか。
二人で町のイベントに参加するようになって、この巻は終わった。
続きがあるようで、これは読み続けたい。
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