2022.12.31
身寄りなく、いても頼れず、ひとりの死
身寄りなく、いても頼れず、ひとりの死 島田陽子さん、区が2週間後に火葬
島田陽子さんと言えば、かつて三浦綾子の「氷点」でヒロインを演じていらっしゃった。
その時の兄役が、のちに樹木希林と結婚する岸田森ではなかったか?
こんな大女優(だった方?)でも、孤独死する時代なのか?
かなりショックだった。
2022.12.30
子どもの本の専門店「クレヨンハウス」 東京・吉祥寺で新装オープン
子どもの本の専門店「クレヨンハウス」 東京・吉祥寺で新装オープン
一度行ってみたいなぁと思っていた書店。
こういう子どもの本専門店って、なかなかないから。
この不況の中でも、随分がんばっていらっしゃるようだ。お店も繁盛しているとか。
嬉しいことだ。
画像は、11年前の10月11日。「ながの」が、長野駅に着いたところ。
途中まで、女性の運転手さんだった。
中央公論新社【少女たちの戦争】
編者:中央公論新社
価格:1,430
カテゴリ:一般
発売日:2021/11/09
出版社: 中央公論新社
利用対象:一般
ISBN:978-4-12-005476-1
【太平洋戦争開戦80年企画】
戦時にも疎開や空襲以外の日々の営みがあり、青春があった。
表紙は、【この世界の片隅に】のこうの史代さん。
太平洋戦争開戦時に20歳未満だった27人の「少女たち」にとっての、日常や戦争についてのエッセイ集だ。初出はそれぞれ違う。
昭和元年生まれの瀬戸内寂聴さんから始まって、13年生まれの佐野洋子さんまで、少女たちが綴った日々の営み。
最初の方には、石井好子さん、佐藤愛子さん、杉本苑子さんなど。
そして、茨木のり子さんの「はたちが敗戦」や竹西寛子さんの「被爆前後」など。竹西寛子さんは広島在住だった。
田辺聖子さんは「田辺写真館焼失、母は強し」を書いていらっしゃる。
中村メイコさんの「戦争の〈おかげ〉」も、父上の好判断がよかったと言えよう。戦争末期、富雄にいらっしゃったとは。近鉄に乗ってたどり着かれたのだった。(自分はまだ大阪ではなく京都にいたが)
どの文章も読んでも、当時の少女たちの一途な思いが伝わってくる。
もう、こういうエッセイを書くような時代が来ませんように!
2022.12.29
2022.12.28
石持浅海【殺し屋、続けてます。】
著者:石持浅海
価格:814円
カテゴリ:一般
発売日:2021/11/09
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-791783-8
ひとりにつき650万円で始末してくれるビジネスライクな殺し屋、富澤。そんな彼に商売敵が現れて――異色の殺し屋シリーズ第二弾。
【殺し屋、やってます。】のつづき。
今回は、前回ほど面白くなかった。
変化を持たすためか女性の殺し屋を登場させたりしているが、所詮は同じことをするわけで、あまり変化がない。
ターゲットを色々変えているようだが、それも惰性のようだし。
ということで、こうした変わった趣向をシリーズ化するのはむずかしい。
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【殺し屋、やってます。】()
2022.12.27
2022.12.26
笹沢左保【アリバイの唄】
著者:笹沢左保
価格:513円
カテゴリ:一般
発行年月:1993.7
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
利用対象:一般
ISBN:4-06-185436-4
タクシーのドライバー・夜明日出夫は、38歳。3年前まで、警視庁捜査一課の警部補だった。最後に夜明が解く、前代未聞の大トリックとは、いったい何か?
刑事対元刑事の対決。
夜明は、タクシードライバーである。
が、元警視庁捜査一課の刑事という過去を持つ
その夜明が乗せた客の一人が殺された。
蒲郡で料亭を営む神月静香という女性だ。
一方で、夜明が乗せて上野駅から逗子まで運んだ先が、幼なじみ
彼女と彼とは9年前にも銀座でひょっこり出会っており、彼女はその頃はフランス留学を終えて帰国したばかりだった。
この一見関係ない二つがどう結びついていくのか興味深く読み進めていたのだが、意外と早めに明らかになった。
あとは、彼女が真犯人でないことを(殆ど)祈る夜明と、親友の愛知県警警部の丸目との対決になるのだが……。
真相を暴くのが夜明だというのが哀しい。
2022.12.25
名探偵ポワロ「盗まれたロイヤル・ルビー」
これが「クリスマス・プディングの謎」だったとは、ウッカリ忘れていた。
今回は、ヘイスティングスもミス・レモンも、ジャップ警部も出てこない。
暖かい部屋で、読みたい本とお気に入りのチョコレートで過ごすはずだったポワロに舞い込んだ、とんだドタバタ。
セントラルヒーティングには弱いポワロは、国際問題に発展するかもと脅されても断わろうとした事件を引き受けてしまう。
同じようなクリスマスの話で、「ポワロのクリスマス」という話があったが、こちらは妻の実家で所在なげに過ごしているジャップ警部「救出劇」へと発展していた。
さて本編だが、滞在先の夫人の悩みは、孫娘の「目のくらんだ恋」。
盗まれたルビーを探すのが本来の目的だが、ひょんなことからこちらも解決出来てよかった。
子どもたち三人の企みをも上手に利用して、めでたしめでたしとなるのだが。
実際の国名も出てきて、そこの跡取りを「愚か者」と断じてしまっても大丈夫なのかな?
たしかに、どうしようもない王子さまではあったが。
せっかくだから、クリスマスの日にアップするとしよう。
画像は5年前の12月21日。
とある病院の待合室にて。
2022.12.24
はらだみずき【海が見える家】
著者:はらだみずき
価格:715円
カテゴリ:一般
発売日:2022/10/06
出版社: 小学館
レーベル: 小学館文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-09-407187-0
のこされたのは、丘の上の海が見える家。
「あなたにとって、幸せとは何ですか?」と穏やかに問いかけてくる、著者新境地の感動作!
まず、表紙絵がいい。
このところ内容を壊すような表紙が多かったので、これに惹かれた。
大学を出て石化津就職したところがブラック企業で、文哉は辞めてしまう。
次の仕事も見つからないまま、突然疎遠にしていた父の訃報を聞く。
父には3年前に会ったきりだった。
遺品整理のために晩年父が暮らした南房総へ出向いた文哉は、次第にその土地に惹かれていく。
東京から通いで家を整理している内に、徐々に父が暮らした頃が見えてくる。
意外や、世話好きで近所の人に慕われていたのだった。
別荘番を務め、別荘族と地元民との橋渡しもしていたとか。
サーフィンをしていたとか。
若い頃の恋人の忘れ形見にも、手を差し伸べていた。
少しこの地に馴染むようになるまでに、物語の4割ほど経っていた。そして、しばらく滞在して父の姿が少し判りかける頃には、9割くらい進んでいた。
最終的にはこの家に残り、文哉が「海が見える家」で暮らすことになる。
営業的なことは苦手でも、手足を動かして人のためになることを丁寧にする彼にとって、これからも穏やかな暮らしが続きますように。
2022.12.23
2022.12.22
青木祐子【派遣社員あすみの家計簿】
著者:青木祐子
価格:704円
カテゴリ:一般
発売日:2019/11/06
出版社: 小学館
レーベル: 小学館文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-09-406719-4
家計簿をつけながら、生活も恋も立て直し!
『これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~』シリーズが大人気の著者による新シリーズ!
シリーズもののようだが、果たして続きを読む気になるか?
当初は付けたことのない家計簿を付ける若い人を応援するような気持ちで読み始めたのだったが……。
最初の方で、この「あすみ」というアラサー女子のおバカぶりにあきれ果てる。
しかし彼女が友人の仁子に教えられて一生懸命節約する姿を読んでいる内に、学生時代を思い出した。
市電の定期券を買うために、定期の路線からは外れる停留所まで歩いたこと。
7月8月は、バスの定期を買わず、往路は回数券、帰路は歩いたこと。
ランチはお弁当持ちだったことなど。
当時は学相(学生相談所)というのがあって、アルバイトを紹介してくれていた。
バイト帰りに梅田で食べたアイスクリームがおいしかったなぁ。
学費は年額9,000円で、これは親が出してくれた。
しかし小遣いは少なく、バイトでまかなう必要があったのだ。
そう言えば、ナショナルの本社にも行ったっけ。あそこは待遇がよかった。時給はさほどよくなかったが、食堂も完備していたし、楽しい職場(?)だった。
お金がなくても、学生時代は楽しかったのだ。
と、本書とは関係ないことを思い出してしまった。
2022.12.21
ワクチン接種出来ず
いや、単純に接種券行方不明ということなのだが……。
もっと早く気づいていればよかったのに、見つかると思って午前中探していた。
ダメ元で病院へ行ったが、やはり出来なかった。
負け惜しみではないが、それほど落胆していない。
というのも、熱は37度でまぁまぁだが、鼻血が止まらなかったし、喉も痛くて風邪気味だったから。
再発行をしてもらうために、コールセンターに電話をする。
かなり長い本人確認があって、ようやく再発行出来ることに。
ただ1週間から10日ほどかかるとのことで、年明けになる可能性もある。
相手が「少々お待ちください」というたびに(これがまた多い)、「パッヘルベルのカノン」のメロディが流れてくるのが楽しかった。この曲だから「おまちください」も我慢できたかも。
中島たい子【院内カフェ】
著者:中島たい子
価格:1,540円
カテゴリ:一般
発売日:2015/07/07
出版社: 朝日新聞出版
利用対象:一般
ISBN:978-4-02-251289-5
病院のカフェは優しい。
想像していたのとは、少し違ったが……。
小説を書きながら、週末だけこのカフェでアルバイトをしている女性目線での話がメインだが。
夫は酵母菌を使ったパンを売る店を経営していて、週末は忙しい。
テキパキと仕事をこなす、ほぼいつも一緒に勤務する大学生のアルバイトが感じいい。
そして、色々なお客が訪れる。
そのお客目線で、各章が進んで行く。
どの客も一応病院とは何らかの関係があり(入院中だったり、家族の見舞いだったり)、それぞれの事情が語られる。
両親を看取ってやっと自分の時間を持てるかと期待したのもつかの間、今度は夫が難病に罹ってしまった。自分の人生を嘆く妻。
一方夫の方にも言い分があって、それでも自分の過去の過ごし方を反省したりはしている。
その妻は、あろうことかこのカフェで、夫にラテを頭からぶちまける。
それでも、病室ではなくカフェで会うことで、何とか均衡を保とうとする夫婦の話とか。
患者でもなさそうな「いつも粘る客」もいれば、「白衣を着てはいるが医者ではなさそうな客」もいる。この人も、いつも長居をする。
色んな人生を見ている病院だが、院内カフェはそれを少し角度を変えて見ている感じかもしれない。
5年前に入院していた、川向こうの病院のカフェを思い出した。
ほぼ毎日、午後になるとそこで紅茶を頼み、モンブランを食べていた。フロアの端っこにあって、病院とは関係ないような場所だったのが気に入っていた。
今通っている病院のカフェは、受付や会計もある階にあるせいか、いつも客が溢れて並んでいる。某チェーンのコーヒー店である。
本書にあるような、病院とは一線を画している感じではなく、入ったことはない。
2022.12.20
成田名璃子【今日は心のおそうじ日和2】
著者:成田 名璃子
価格:693円
カテゴリ:一般
発売日:2021/02/25
出版社: KADOKAWA
レーベル: メディアワークス文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-913633-3
心が淀んだときは家事をしよう──それは自分を変える魔法の時間。なにげない毎日が奇跡になる物語、再び。
前回面白かったので購入。
しかし、目先を変えるためか新しい登場人物が。
結菜というこの人物は先生に弟子入り志願とかで上京してきたのだが、何とも図々しくてうっとうしい。
原稿用紙を買いに行くのなら、自分好みの化粧品も買ってくればいいのに。
涼子には、化粧水以外は(おばさん連中のは脂分が多いから)要らないなどと、神経を逆なでするようなことを言う。
途中で読むのが嫌になった。
レビューを見ると、同じような感想を抱いた人が多いようだった。
結菜は粗忽なのではなく、実は悪意をもって先生宅に入り込み、思い込みによる勝手な妄想から、家具や道具を壊したりしていたのだった。
せっかくの「癒やし系の本」が、とんだ「気分が悪くなる本」になってしまった。
2022.12.19
M-1出た小学生4人組
毎年この時期になると、この「M-1」というのが話題になっている。
自分はまったく興味がないのだが、ふとこの記事が目にとまった。
M-1出た小学生4人組「賞金1千万円でココア飲みに行く」夢いつか
小学生4人組かー。さすが、大阪の子!
結果は残念だったけれど、いつか「今のチャラチャラした漫才キライやけど、喋って面白いのは歓迎」な おばさんにも面白いネタで登場してね。
画像は、岸和田市と近い堺のセンターにて。5年前の今日。
2022.12.18
石持浅海【Rのつく月には気をつけよう】
著者:石持浅海
価格:628円
カテゴリ:一般
発売日:2010/09/01
出版社: 祥伝社
レーベル: 祥伝社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-396-33605-9
ミステリーファン注目の著者が贈る傑作グルメ・ミステリー!
わたし(湯浅夏美)が語り手の短編集。
学生時代からの飲み仲間、長江高明、熊井渚と、時折集まって飲み会をしている。
3人の内誰かがゲストを連れてきて、ホストを務めるという趣向。
熊井は食料品会社に勤めていて、食べ物の蘊蓄を披露したがる。
長江は容姿もいいのに、頭がよすぎて女性から近寄りがたいと思われている。
この長江が、ゲストの話からウソの部分を見抜き、いわば安楽椅子探偵を務める。
一緒に聞いて(? 本で読んで)いるわけだから、読者も同じ条件で立ち会っているのだが。
表題作【Rのつく月には気をつけよう】
「Rのつく月」とは、9月から4月までの、牡蠣を食べても大丈夫だという月のこと。
今回のゲストは夏美の職場の同僚で、牡蠣に中ってトラウマになっている女性。
場が弾んで話が彼女の体験談になった。熊井が貝の毒について蘊蓄を傾ける中、彼女の話の矛盾を突いたのが、長江だった。
彼女の話でオヤッと思ったところはあって、それが事件解決の鍵だった。
【夢のかけら 麺のかけら】
ここで言う「麺」とは、何と元祖チキンラーメンのこと。
チキンラーメンはそのままでも食べられるとは、昔聞いたことがある。試してみたが、たしかにたくさんは食べられないが、なかなかおいしかった。
ビールのアテとして食べるには、麺を砕く必要がある。そこからとある失敗を隠すために麺が利用されたのだが……。
夢の「かけら」が夢の実現にまで昇華してよかったかな。
【火傷をしないように】は、チーズフォンデュだ。
チーズから連想して「チョコレートフォンデュ」への謎かけのバレンタインデープレゼント。
しかし「それを解け」と言われても、肝心の相手に伝わらなければ何にもならない。
固い「豚の角煮」を作ったのには意味があったのかを問う【のんびりと時間をかけて】
【身体によくても、ほどほどに】
銀杏が喘息や夜尿症に効くとは知らなかった。
夏美の婚約者冬木の妹に降りかかった災難を描く【悪魔のキス】は、正体不明になるほど泥酔することへのいましめか。
最後は【煙は美人の方へ】では、夏美と冬木は結婚している。
最後の巻というわけで、今回限りで長江は引っ越してしまう。
しかしこの「ミスリード」は、あまりスッキリしたものとは言い難かった。
2022.12.17
啄木愛した故郷、言ふことなし 岩山公園
(いいね!探訪記)啄木愛した故郷、言ふことなし 岩山公園 盛岡市
この岩山公園ではないが、盛岡城跡へは行ったことがある。
啄木が学校を抜け出して寝転んでいたのはこの辺かな、などと思ったものだ。
《不来方(こずかた)のお城の草に寝ころびて
空に吸はれし
十五の心》
啄木は、随分早熟だった。
北上川沿いには「啄木であい道」というのがあって、歌碑がたくさん建っている。
かの時に言ひそびれたる
大切の言葉は今も
胸にのこりて
という歌もあった。
関連記事
啄木であい道(07.06.24)
当時は、かなりセンチメンタルになっていた。
画像は、岩山公園。市のサイトからお借りしました。
2022.12.16
有栖川有栖【虹果て村の秘密】
著者:有栖川有栖
価格:700円
カテゴリ:一般
発売日:2013/08/09
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-277587-8
本格ミステリの名手による珠玉の推理。
有栖川有栖さんだが、残念ながらアリスものではない。
講談社の「ミステリーランド」シリーズの中の一冊ということで、主人公もだが対象も小学生らしい。こういうのを、ジュブナイルと呼ぶそうだ。
推理作家になりたい刑事の父を持つ秀介と、母親が推理作家で自身は刑事になりたい同級生の優希。
12歳の二人は、優希の母が別荘と呼んでいる(実際は実家?)のある虹果て村に、夏休みを利用して遊びに行く。
優希の従姉妹の明日香が、二人の面倒を見てくれる。
しかしその村は、高速道路開通の賛成派と反対派に別れて、村人同士がいがみ合っているという状況にあった。
そんな中、反対派の一人が殺される。
実際の殺人事件が起きてしまったのだ。しかも土砂崩れで村が孤立するという、秀介が好きな密室事件になってしまう。
優希と秀介が単身(二人だが)犯人宅へ乗り込むのは、余りにも無謀すぎる。
また、教師がこんな風に村全体を巻き込んでいる騒動の一方に与していることを明らかにしていいのだろうか?
当然、違う立場の親を持つ生徒もいるわけで、立場上まずいのではないか?
子どもの探偵ものといえば仁木悦子が素晴らしいだけに、少々残念だった。
ミサト先生(優希の母)が秀介に語った言葉が、印象的だった。
ものごとは見たままでもないし、聞いたままでもない。知恵で見抜かないとわからないこともある。
小説家はひとりぼっちの孤独な仕事だから、人からほめられた、けなされた、と喜んだり沈んだりしていてはだめ、世界には自分と原稿用紙しかない、と思って堂々と書きなさい。
このミサトは、元夫(純文学作家)に『いつまでそんなもの(推理小説)を書いているんだ。そろそろちゃんとしたものを書いたら』と言われて、速攻離婚した経歴の持ち主だ。
秀介がミサト先生の書斎で、万年筆を拝借して原稿用紙に小説らしきものを書いてみる場面は、微笑ましい。
あと、小学生に向けた著者のことばや、それぞれの版のあとがきがご自身のミステリ歴のようなもので、面白かった。
喜多川泰【スタートライン】
著者:喜多川泰
価格:1,540円
カテゴリ:一般
取扱開始日:2012/07/12
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
利用対象:一般
ISBN:978-4-7993-1178-3
「目の前のことに本気で生きれば、奇跡が起こる。でも、本当は、それは奇跡ではなく、当たり前の出会いなんだ。本気で生きる人には、必ずその夢の実現を応援する人が現れる」
2022.12.15
ドラマ「作りたい女と食べたい女」最終週
野本さんの同僚の女性たち、ほぼかわいこちゃん系なのだが、一人だけステキな人がいた。
仕事も出来るようで、調子の悪い同僚をかばって替わってやったりする。
その彼女が野本さんの春日さんとの話を聞いて、『まるで恋みたいですね』と言う。
それで自分の気持ちにより確信が持てた野本さんだったが、意外なことに彼女はお相手(春日さん)が男性かどうか頭になかったという。
女性の相手は、当然男性。
そういった固定観念がない、この同僚。演じている方もサッパリとした「仕事できる人」感がある。ま、それがステレオタイプ的な捉え方かもしれないが。
この役名は佐山千春で、演じた俳優さんは森田望智さんと仰るらしい。
知的な、いい女優さんだ。
さてドラマだが、最終回で二人がランチに行く。
以前、春日さんがご飯少な目を「普通に」盛って貰ったところだ。
今回、「ご飯の量は、少な目・普通・大盛りがある」と、注文を取りに来た店主の妻が言う。
これがとてもよかった。
男性は普通か大盛り、女性だから少な目という思い込みを、春日さんの言葉で改めた店主、偉い!!
画像は6年前の12月16日。堺からの帰途、まだ阪神高速上かな?守口線かな?
名探偵ポワロ「スペイン櫃のヒミツ」
一人の女性を巡って、決闘をする。
随分野蛮な話だが、さすがに当時でも決闘は禁じられていたらしいのだが。
それにしても、美貌というのは罪なものだ。
この犯人は、ライバルを亡き者にしても、自分が報われることはないのに。
今回、ミス・レモンは休暇で出番無し。
ジャップ警部は書類仕事が苦手なことが判明。タイプライターの改行も知らないとは。
もう一つ、大きなオチがあった。
事件が解決して、関係者がお礼におとずれた時のポワロの言葉。
『大したことではありません。ついていただけです。』
これを目撃したヘイスティングス大尉の表情が見物だった。
これは殺し方が残虐すぎて嫌いなので、観ようかどうかまよったのだが。
やはり垣間見えるロンドンのステキな風物に惹かれた。
しかしこの犯人は陥れようとする相手に卑怯な策を授けるなど、およそ決闘で勝負を付けるような紳士ではなかった。
あまつさえ、ポワロに剣を突きつけて脅すなど。
葉ボタンは、冬の風物詩ですね。某図書館前にて、4年前の12月17日。
2022.12.14
2022.12.13
ドラマ「作りたい女と食べたい女」二週目
二週目では、より親しくなった野本さんと春日さんが、互いに自分の思いを打ち明けるところまで進む。
といっても、お互いへの気持ちではなく、自分の「食べたい」気持ちと「作りたい」気持ちについてだが。
封建的な家庭に育って、父や弟だけ優遇され、「家庭に序列がある」ことに疑問を抱いた春日さん。
充分食べることもならず、その体験が「大食い」になったのだと。
ただ「作りたい」から料理をしたりお弁当を作っているのに、「家庭的だ」とか「いいお母さんになれるね」という言葉に違和感を抱いてきた、野本さん。
そうした家庭内や社会のジェンダーは、やがてお互いの気持ちを知ることにつながっていく。
そして野本さんは、自分の春日さんへの気持ちが恋であると、ハッキリ認識した。というところまで。
いよいよ最終週だ。
少々気になるのが、出演者の包丁のにぎり方。
「何食べ」の西島秀俊さんは、ちゃんとした握り方をしておられたと思う。
それから、大口を開けて食べる春日さんはともかく、野本さんの箸を持った側の腕が上がっているのも気になる。
2022.12.12
ゆざきさかおみ【作りたい女と食べたい女 3】
著者:ゆざきさかおみ
価格:770円
カテゴリ:一般
発売日:2022/11/15
出版社: KADOKAWA
レーベル: it COMICS
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-914424-6
想いも悩みも深まる第3巻。
第2巻で野本さんの春日さんへの思いが表現されていたが、この巻ではそれが更に進んだ模様。
元々野本さんは「女らしい」とか「いいお母さんになれるよな」といった言葉に敏感だ。
そうじゃなくて、一人の女性として生きていきたいと思っている。
たまたま春日さんの出現によって、自分のジェンダーについて気づいてしまったというべきか。
今回は、春日さん宅との間にある部屋に、一人の男性が越してきた。
かなりイケメンで、彼の存在も気になるところ。
2022.12.11
福音館書店、子供の目線で70年 「ベストセラー作らなくてもいい
福音館書店、子供の目線で70年 「ベストセラー作らなくてもいい
今読んでいる【読書からはじまる】という本には、おとなこそ「子どもの本」を読むべきだと書いてある。
この福音館書店の本は、まさにそういう本だった。
自分が子どもの頃には、存在も知らなかった。
そうした本に出会えたのは、子どもたちのおかげだ。
【ぐりとぐら】は、子どもたちと一緒に、何度声を出して読んだことか。
【おおきなかぶ】も【だるまちゃんとてんぐちゃん】も、【だいくとおにろく】も。
11月に96歳で亡くなられた松居直さんが、長く編集長を務めておられた。
赤字続きでも以前からの絵本とは違うことを追求してこられた、松居直さん。
本当にありがとうございました。
時間が出来たら、これらの本を順番に読み直してみたいなぁ。
2022.12.10
益田ミリ【ちょっとそこまで旅してみよう】
著者:益田ミリ
価格:506円
カテゴリ:一般
発売日:2017/04/11
出版社: 幻冬舎
レーベル: 幻冬舎文庫
利用対象:一般
昨日まで知らなかった世界を、今日のわたしは知っている。
ホントに「ちょっとそこまで」という感じの旅が多い。さすがにフィンランドやスエーデンはそうも行かないだろうが。
思いついたら即実行型の方であるらしい。
一人で八丈島まですっ飛んで行くこともあれば、母上と金沢まで行ったり京都行きを正月の恒例にしていたり。
また「彼」と一緒に鳴子温泉へ行ったりもしている。気の置けない友人との海外旅行も楽しそうだ。
行列があれば並び、名物の食べ物はほぼ必ず食し、目一杯旅行を楽しんでおられる。
行ってみたいなぁと思える場所も多かった。実現は難しそうだけど。
使った費用についてもかなり詳細に記していあるのが、なかなか興味深かった。
フィンランドはちょうど白夜の頃で、おおいに楽しんだようだ。
全込みのパックで、かなり安心出来た旅行のようだった。
正月に帰省したときには、母上と二人京都めぐりが恒例のようで、最後の方で「この人と何回京都へ来られるかなl」という述懐が印象的だった。
これは若い方からの思いだが、「この子と何回云々」は当然母親側からもある。
2022.12.09
名探偵ポワロ「二つの手がかり」
ようやく録画も追いついてきたようだ。
これは最初に観たのもかなり覚えている。
ポワロが恋をしたというので、ヘイスティングスとミス・レモンが戸惑いながらも二人で捜査を始めるとか、ジャップ警部が免職になるかもしれないとか、いつもとは違った展開を見せる。
最後のポワロと伯爵夫人の午餐会。何も言わずともわかり合っているのが、判ってみていると一層興味深かった。
別れの際、「今後もお互いに仕事を続けるには、同じ国では止めましょう」というポワロの言葉に尽きる。
この伯爵夫人、後にアラブ地方でも登場する。その時は姿は見せずメッセージだけで、ポワロは振り回されて挙げ句ホテル代まで払わせられたのではなかったか。
この時の印象があるので、今回の展開はよりポワロの純真さがおかしかった。
もしかしたら、ポワロはここでも翻弄されていたのではなかろうか。
画像は、11年の12月9日。白内障手術で入院中時のようだ。
2022.12.08
「もずが枯れ木で」
一番の歌詞にある
♪ あんさの まきわる おとがねええー
今年は不在のその兄は、満州へ戦争に行った。
♪ てっぽが なみだで ひかっただ
これが、戦争へ赴くものの本当の気持ちだろう。
しかし、これは兄の涙ではなく、残された弟が側にある家にある鉄砲を見ての感情だという解説もあったが。
歌はさらに
♪ もーずよ さむいと なくがいいー
♪ あんさは もーーと さむいだろ
サトウ・ハチローの詩だとは、今回歌詞を調べて初めて知った。
これには原詩があって、今歌われている歌詞とは若干違う。
今日は、太平洋戦争開戦の日である。
日中戦争はさらに大きくなって、この日、日本はアメリカに宣戦布告した。
画像は、9年前の12月8日。
のんびりと、買物に出かけている。
こうした日常が、いつまでも続きますように!
Paso編集部【パソコンで困ったときに開く本】
編集:Paso編集部
価格:1,540円
カテゴリ:一般
発売日:2022/10/31
出版社: 朝日新聞出版
レーベル: 朝日オリジナル
利用対象:一般
ISBN:978-4-02-272744-2
初心者〜中級者向けPCトラブル解決の定番書
新しいウィンドウズ11に対応した「パソコンで困ったときに開く本」2023年版登場
特集の一つが「 ウィンドウズ11を完全理解」ということで購入。
今のところアップグレードするつもりは無いが、その内必要になるだろう。
このシリーズはずっと昔から出ていて、ごく初心者の頃に利用していた。
自分が今、中級者以上になっているかどうかは疑問だが、当時に比べれば進歩したなとは思う。
いや、昨今は劣化の一方だが。
他に特集は、
「パソコン全体の設定で困った」
「パソコンの調子が悪くて困った」
「 バックアップで困った」
とつづく。
付録として、
「IT&デジタル用語集」……辞書並みのボリューム 全90頁」
「警告メッセージで困った」
が付いていた。
2022.12.07
名探偵ポワロ「スタイルズ荘の怪事件」
著者のデビュー作だが、ドラマ化されたのはこのタイミング。
時は1911年、まだ戦時中である。
ヘイスティングスは負傷してイギリスに帰還している。
そこへ旧友に誘われ、彼の住まい「スタイルズ荘」へ赴く。
当地には亡命してきたポワロも住んでおり、二人は旧交を温め、やがておきる惨劇にポワロの助けを得ることになる。
この「スタイルズ荘」はポワロ最後の作品「カーテン」でも使われており、その時代の変遷が興味深い。
それにしても、用意周到な、非常に卑劣な犯人だった。
軍服姿のヘイスティングスは、初めて見た。
事件のこともだが、このスタイルズ荘や近辺の景色が素晴らしく、ああいった田舎は今はどうなっているのだろうかと思う。
ポワロシリーズが好きなのは、こうした背景を見る楽しみもあるからだ。
画像は、一昨日と同じ10年前の12月5日。
九州出張の折に立ち寄った水戸岡鋭治さんの鉄道店の会場。
2022.12.06
石持浅海【殺し屋、やってます。】
〈「日常の謎」の奥深さ。危険な魅力にあふれた殺し屋探偵〉
ひとり650万円で殺人を請け負う殺し屋と依頼者との間には、二人介在する。
それによって、直接知り合うリスクを避けるのだ。
パターンは決まっていて、殺し屋が仕事を持ってこられると、まず対象者の存在を調査する。
引き受けたら、相手の日常を調べ、2週間以内に決行する。
その日常を調べている間に感じた違和感から、あとで依頼者を想像するというもの。
「黒い水筒の女」「紙おむつを買う男」「同伴者」「優柔不断な依頼人」「吸血鬼が狙っている」「標的はどちら」「狙われた殺し屋」の七編。
【同伴者】は、仲介者塚原の視点で話が進む。
その内殺し屋の婚約者という女性も登場して、彼女は殺し屋の仕事をことを知っている。
それでも平気で付き合っているのが、どうにも不思議だ。
2022.12.05
2022.12.04
波子【弱い力でも使いやすい 頼もしい文具たち】
車椅子ライター厳選!軽い力で使える文具
まずこの本の素晴らしいのは、ページを抑えなくても、本がペタンと開くこと。
そして色々な「~にくさ」を解消してくれる文具を紹介してくれている。
著者自身車椅子生活で、日常のさまざまな場面で不自由を感じていらっしゃることが多いことだろう。
しかし筋力低下ということは加齢でも起きるわけで、ユニバーサルな文具たちと言える。
選ばれた文具たちはいずれも、「安定して持てる」「強い力がいらない」「片手で使える」という特徴がある。
障害者や高齢者のみならず、こどもにも使いやすそうだ。
おまけというか、これらいずれもかなり「かわいい」文具たちなのだ。
2022.12.03
名探偵ポワロ「あなたの庭はどんな庭?」
今回は、ヘイスティングスが花粉症(?)ということでお留守番。
留守中にかかってきた店の請求書を探す羽目になり、ミス・レモンの書類をかき回してします。「絶対に手を触れないで」と釘を刺されていたにもかかわらず。
おまけにその請求書に対して現金で払ったものだから、事務所へ帰ったミス・レモンは烈火のごとく怒る。
だがその「現金で払った……」云々が、今回の大きなヒントになった。
事件そのものよりも、フラワーショーの会場や被害者のお庭が素晴らしかった。
ポワロは自分の名を冠した薔薇を栽培して貰ってご満悦である。
庭の手入れが大好きというイギリス人は多いようで、どういう庭を造っているかは自慢の種であろう。
だからこそ、丹精込めた庭が自分のものにならないと知った犯人の気持ちはわかるが、それ以前に横領という罪を犯していたのだからやむを得ないだろう。
最後の悪あがきが、見苦しかった。
画像は9年前の11月29日。
杉原という紙すき場へ行ったのだが、その近くの神社内で。
2022.12.02
君塚直隆【エリザベス女王】
著者:君塚直隆
価格:990円
カテゴリ:一般
発売日:2020/02/19
出版社: 中央公論新社
レーベル: 中公新書
利用対象:一般
ISBN:978-4-12-102578-4
本書はイギリス現代史を辿りつつ、幾多の試練を乗り越えた女王の人生を描く。
非常に面白かった。
女王の一生をたどる伝記的な著述。と同時に、近代のイギリス史でもある。
2020年出版だから、女王の死には触れていない。
しかしそれでも、目次を眺めただけでも、圧倒されそうだ。
そして、その時々の事柄がよみがえってくる。
本文は、エリザベス誕生前後のトピックスから始まって、その成長を描いていく。
第一次世界大戦後に生まれた王女は、すぐに始まる第二次世界大戦を体験し、やがて意中の人を見つけて結婚。
戴冠式後の生涯をたどる。
随分大変な時期もあったろうに、一生を通じては幸せな過ごし方をなさったのではなかろうか。
日本の皇室とは違って、かなり政治にタッチしているのがちょっと驚きだった。
勿論こんなことは、日々ニュースをチェックしていれば判ることなのだが。
2022.12.01
11月の読書メーター
11月の読書メーター
読んだ本の数:21
読んだページ数:5130
ナイス数:1937
それでもテレビは終わらない (岩波ブックレット)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-56fd07.html
今野敏は「七人の刑事」の担当者だったのですね。是枝裕和は、ちょうど「誰も知らない」で有名になった頃の本です。
読了日:11月29日 著者:今野 勉,是枝 裕和,境 真理子,音 好宏
作りたい女と食べたい女 2 (it COMICS)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-216eb3.html
今日からドラマが始まります。楽しみだなぁ。
読了日:11月29日 著者:ゆざき さかおみ
小説 すずめの戸締まり (角川文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-4cf669.html
何だかこわい話ですね
読了日:11月27日 著者:新海 誠
メゾン・ド・ポリス2 退職刑事とエリート警視 (角川文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-758648.html
更に、実際には初めて読んだのです。6巻を読んでからだと、おじさんたちの関係にちょっと戸惑います。
読了日:11月26日 著者:加藤 実秋
自由もお金も手に入る! 勝間式超スローライフの感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-b298a1.html
勝間さんだから出来ることも、多いようです。
読了日:11月24日 著者:勝間 和代
夏美のホタル (角川文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-01bcb3.html
こうした田舎の話は大好きです
読了日:11月22日 著者:森沢 明夫
涙と笑いのミステリー (絶対名作! 十代のためのベスト・ショート・ミステリー)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-938d09.html
宮部みゆきさんも光原百合さんも、大好きな作家さんです。
読了日:11月21日 著者:宮部みゆき,光原百合,阿津川辰海
古本屋の四季の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-b4ffad.html
各章に出てくる本が、魅力的です。
読了日:11月20日 著者:片岡 喜彦
なぜ「星図」が開いていたか (新潮文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-504b38.html
ほぼ全てが、既読でした。あらためて清張は面白いと思います。
読了日:11月18日 著者:松本 清張
8割捨てれば、お金が貯まる (TJMOOK)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-6be2ee.html
ムックということもあって、今回は随分ビジュアルな本です。
読了日:11月16日 著者:筆子
婦人之友 2022年12月号 [雑誌]の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-21e8ab.html
「年末家しごと 週ごよみ」。年末の週ごとに仕事を列挙してあります。忘れないように、自己流にアレンジしてメモっておきました。
読了日:11月15日 著者:
メゾン・ド・ポリス6 退職刑事と引退大泥棒 (角川文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-0a4e68.html
シリーズ最終でした。夏目とひよりの距離もグッと縮まったようです。
読了日:11月15日 著者:加藤 実秋
メゾン・ド・ポリス2 退職刑事とエリート警視 (角川文庫)
読了日:11月15日 著者:加藤 実秋
朝子のムジカ!! 1 (1) (秋田レディースコミックスDX)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-ea867a.html
トロンボーンとピアノ、二人は楽器を通して仲良くなっていくのでしょうか。続きが待たれます。
読了日:11月13日 著者:和田フミ江
日経ウーマン2022年11月号【表紙: 永野芽郁】の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-a7e650.html
いくら「今後使う手帳はこれ!」と決めても、この手の特集には手もなく引っかかってしまいます。
読了日:11月13日 著者:
猫はわかっている (文春文庫 む 13-52)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-e7646c.html
有栖川有栖さんのものは、何と学生アリスでした。
読了日:11月08日 著者:村山 由佳,有栖川 有栖,阿部 智里,長岡 弘樹,カツセマサヒコ,嶋津 輝,望月 麻衣
みんなで一人旅 (集英社文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/12/post-3c8742.html
旅を舞台にした短編集です。表題作が一番おもしろかったかな。
読了日:11月08日 著者:遠藤 彩見
賢者の書 (新装版) (喜多川 泰シリーズ)の感想
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舞台がドイツなので、これまでとちょっと違う印象でした。
読了日:11月03日 著者:喜多川 泰
津軽十三湖殺人事件―宮之原警部シリーズ (FUTABA・NOVELS)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/10/post-9618ba.html
登録するのを忘れていました。
読了日:11月02日 著者:木谷 恭介
婦人之友 2022年11月号 [雑誌]の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-204e24.html
特集は、「物価高に負けないkakei術」でした。
読了日:11月02日 著者:
ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫 さ 19-3 時代小説文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/10/post-6a4b1c.html
最後の謎は、どうやら次の本に続くようです。
読了日:11月01日 著者:坂井希久子
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