名探偵ポワロ「スタイルズ荘の怪事件」
著者のデビュー作だが、ドラマ化されたのはこのタイミング。
時は1911年、まだ戦時中である。
ヘイスティングスは負傷してイギリスに帰還している。
そこへ旧友に誘われ、彼の住まい「スタイルズ荘」へ赴く。
当地には亡命してきたポワロも住んでおり、二人は旧交を温め、やがておきる惨劇にポワロの助けを得ることになる。
この「スタイルズ荘」はポワロ最後の作品「カーテン」でも使われており、その時代の変遷が興味深い。
それにしても、用意周到な、非常に卑劣な犯人だった。
軍服姿のヘイスティングスは、初めて見た。
事件のこともだが、このスタイルズ荘や近辺の景色が素晴らしく、ああいった田舎は今はどうなっているのだろうかと思う。
ポワロシリーズが好きなのは、こうした背景を見る楽しみもあるからだ。
画像は、一昨日と同じ10年前の12月5日。
九州出張の折に立ち寄った水戸岡鋭治さんの鉄道店の会場。
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