石持浅海【殺し屋、やってます。】
著者:石持浅海
価格:803円
カテゴリ:一般
発売日:2020/01/04
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-791422-6
〈「日常の謎」の奥深さ。危険な魅力にあふれた殺し屋探偵〉
殺し屋が解く日常の謎という、ちょっと変わった趣向のミステリー。
ひとり650万円で殺人を請け負う殺し屋と依頼者との間には、二人介在する。
それによって、直接知り合うリスクを避けるのだ。
パターンは決まっていて、殺し屋が仕事を持ってこられると、まず対象者の存在を調査する。
引き受けたら、相手の日常を調べ、2週間以内に決行する。
その日常を調べている間に感じた違和感から、あとで依頼者を想像するというもの。
「黒い水筒の女」「紙おむつを買う男」「同伴者」「優柔不断な依頼人」「吸血鬼が狙っている」「標的はどちら」「狙われた殺し屋」の七編。
【同伴者】は、仲介者塚原の視点で話が進む。
その内殺し屋の婚約者という女性も登場して、彼女は殺し屋の仕事をことを知っている。
それでも平気で付き合っているのが、どうにも不思議だ。
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