喜多川泰【スタートライン】
著者:喜多川泰
価格:1,540円
カテゴリ:一般
取扱開始日:2012/07/12
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
利用対象:一般
ISBN:978-4-7993-1178-3
「今の自分にできることで、自分の価値を判断しちゃいかん。5年後の自分の可能性を舐めるなよ」
高校三年生の大祐と、東京から転校してきた真苗。席が隣同士なこともあって、次第に親しくなっていく。
実はお互いに好意を持つようになっていたのだが、真苗が親友の気持ちに遠慮したことから、二人が再び出会って結婚するまでには、双方とも紆余曲折があった。
プロローグとエピローグが時間を超えても同じ設定なのは、著者によくある書き方だ。
夢に対する考え方を変えるという意味でも、若い人が本書を読んでみるといいのではないか。
「目の前のことに本気で生きれば、奇跡が起こる。でも、本当は、それは奇跡ではなく、当たり前の出会いなんだ。本気で生きる人には、必ずその夢の実現を応援する人が現れる」
「偶然ではなく必然」とはよく聞く言葉だが、それらは自分が引き寄せたものだとも言える。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 吉田恵里香【恋せぬふたり】(2025.03.28)
- 仁木悦子【聖い夜の中で】(2025.03.27)
- 【本の雑誌 3月号】(2025.03.25)
- 江口恵子【普段使いの器は5つでじゅうぶん。】(2025.03.21)
- 堂場瞬一【英雄の悲鳴 ラストライン7】(2025.03.19)
コメント