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著者:伊坂幸太郎価格:594円カテゴリ:一般発売日:2015/06/25出版社: 集英社レーベル: 集英社文庫利用対象:一般ISBN:978-4-08-745326-3
「読書メーター」では時々、過去に書いた(アップした)レビューに「イイネ」が付いて来ることがある。
本書もその内の一篇で、読み友さんのレビューを読んでいて、無性に再読したくなってきた。
エッセイではあるが、伊坂さんらしい洒脱な文章は変わらず(いやむしろより生き生きとして)、気持ちよく読み進められる。
もう10年ほど前、仙台への出張の折、ホテルへ早めに着いたので、ひょっとしたら伊坂さんがいらっしゃらないかと駅近くの喫茶店へ行ってみた。その折、グラッときた。しかし店の方は落ち着いたもので、「仙台は地震が多いのです」と仰って側の大きな花瓶を手で押さえておられた。
それは、東北大震災の前年だった。
本書はそれよりかなり前から書き始められており、また震災後のことにも触れておられる。
あらためて、伊坂さんは随分と心配性だなということが判って、微笑ましくなる。
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今見ると、表紙も違っていた。
2022.12.27 08:00 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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